貧乏がお金持ちになれない理由
【貧乏はお金持ちになりたいと願いながら、将来お金持ちになることを自分に許可していない】
我が家は母子家庭で、学生の頃から贅沢はできませんでした。
(母の名誉のために注釈を入れるなら、母子家庭の割にはいい暮らしをさせてもらったと思って感謝しています)
なので、私は根っからの貧乏魂が染みついているので、潜在意識や引き寄せの法則などを学んでも、なかなか貧乏の呪縛からは抜けられなかったのです。
どうしても損はしたくないし、どこまでも得はしたい。
しかしある時、
なんと!そういうことだったのか!
と、府に落ちる出来事がありました。
私はコロナで職を失っていた期間、母や妹が住む荒れ果てた実家の片付けに通っていました。
そこで片付けている時に、気付きの瞬間はやって来たのです。
母は主に食料品をお得に買い貯めしようとする傾向があります。
限られた金額の中でやりくりしようという思いが常に働くため、仕方のないことではあるのですが、
お買い得になっている賞味期限の近いものをまとめて買ったりして、しまいには期限が切れて捨てることになる。
ということを繰り返していました。
それを近くで見ていた妹は、
「お母さんはそうやってムダにしている!
私みたいに腐らない物をお得に買えばいいのに。」
と言って、自分は洗剤やシャンプーなどの比較的使用期限が長いものを、セールワゴンでまとめて買い貯めしていたのです。
私はその頃、『今今メソッド』の様な『イマココ』に集中することを意識し始めていたところでした。
待てよ?
この値引きされた商品達が食べられたり使われたりするのって、今この瞬間から考えたら割りと先の未来だよね?
それって、これらを使う辺りの未来も
「私、貧乏でいます」
って、まるで宣言してることにならないか?
貧乏でいることを意図している…?!
潜在意識の法則は、
「そう思うからそうなる」
なんと!なんと、なんと、なんと!!
次の瞬間、お金持ちになる未来があったっていいはずなのに、それを自分で許可していない。
むしろ貧乏でいることを予測・観測しているわけですよ。
そりゃ貧乏が続くのは当たり前じゃないか!
いつかどこかで聞いた、
『パーティーに呼ばれたからタキシードを買うんじゃない。
タキシードを買うから、パーティーに呼ばれるんだ。』
今まで頭で理解したつもりでも分からなかったことが、私の腹にストンと落ちた瞬間でした。