ユニットコントライブ4 感想とまとめ
11月11日にクリエティブスタジオにて行われたユニットコントライブ4。
ご来場いただきありがとうございました。
本当は翌日には感想を投稿したかったのですが、連日の稽古と寝不足で活動限界が来て泥のように寝てしまいました。
改めて今回のライブの感想や裏側を書いていきます。
ご来場いただいた方向けにアンケートをご用意しております。
ご回答いだけると励みになりますのでよろしくお願いいたします。
1.OPコント「アニメ」
まひろさん、たくとくんの共作。
束田さんが偶然つけたTVアニメを見てみたら、回想シーンが流れてくる。
まひろさんのお母さん役だったのですが、元々まひろさんは実母とコンビを組んでいるのでプレーンな「お母さん」をイメージしてみました。合間に挟まる「よく食べていたパンを作っている小麦農家(たいようくん)」の小麦粉の袋はアライ作です。あれでコント作りたいな。
2.灼熱クレーマーバトル
齋藤さん作。
ザコ店員が働くコンビニにクレーマーがどんどん出てくる。
私は出演していないのですが、齋藤さんが渋谷さんのおにぎりキャッチの指導をしていたり、やすろーさんに「テニスの王子様のモブみたいな感じで言って」と指導をしていました。大石のテリトリーは世代が出るだろと稽古を眺めていました。
終演後の打ち上げでやすろーさんが「俺が一番最初にクレームをつけた時に客席からキモって声が聞こえた気がする」と落ち込んでいました。
お客さん、合ってます。
3.ずっと一緒
村井さん作。
カップル(有馬さんとタダヨシくん)が彼女の家に行くと妖精(ゴブリン)がいるコント。
衣装用のTシャツを破いたり、汚したりしている姿を見ていると「コントは細部へのこだわりも含めてのコントだな」と改めて感じました。
妖精たちが浄化されて消える中、彼女が「またね」と空に言うシーンがあるのですが、稽古中ずっと束田さんが「やかましいわ」と笑っていました。
4.指ペロ
よねけんさん作。
幼馴染役で参加させていただきました。
稽古の回を増すごとにたくとくんとよねけんさんの「どうしてなんだよ!」とうなだれるところがダイナミックになっていき、ここを見せたいけど進行上次の人が出ていかないと進まないので我慢。
初めはノーマルな幼馴染をやっていたのですが、よねけんさんから「THE幼馴染みたいな、アニメっぽい感じで」と発注を受けたのでやってみたのですが伝わりましたでしょうか。
一番最後のCMソングと実際に作中で使用・販売したサッポロマイバッグはアライ作です。
あと、裾上げは別にメーカーさんに迷惑ではないと思います。
作中の童貞2人がいつか幸せになりますように。
5.昼のバラエティ
束田さん作。
ローカル局で制作のなんとも言えないバラエティ感を表現したコント。
スマホの画面をスクリーンにリアルタイムで映し出す最新技術の作品で、内心感動していました。
私の役は小慣れたアシスタントのショーコです。
あれだけ個性溢れるキャストが出る番組でどうやって存在感を出そうか考えて出た結果が「小慣れた進行をする」、「目を見開きつつすごく瞬きをする」でした。気づいた方いたら会った時に教えてください。ハグします。
それと、大御所演歌歌手・艶紫(渋谷さん)着用カラコンは倖田來未プロデュースのものです。ご参考までに。
6.缶蹴り
サカヅメくん作。
マダムたちが井戸端会議と缶蹴りを同時進行でやっていくコント。
マダム役で出させていただきました。後のコントに影響しないよう、表情筋で顔に目一杯シワを寄せておりました。跡になってないか不安です。
間に挟まるゴシップはフリーのため、稽古のたびに変えていたのですが本番ではアンパイの根本さんのゴシップにしてしまいました。もっと攻め込めた気がします。
たくとくんが演じるマダムの服がダサいのですが、サカヅメくんが「どうしてもこの服を来てほしい」とそれなりの金額がする古着を買って来て、ちょっと周りに怒られていました。
ちなみにピンク地に馬が駆けているトレーナーは、普通に好みだったので買取する予定です。
7.エロ本獅子舞
有馬さん作
稽古の時からずっと何やってんの感満載でしたが、有馬さんワールドが広がっていました。稽古が進む中、もしかしたらコントをどれか削らなければいけないという話になったのですが、エロ本獅子舞の演者だけ「楽しいので絶対にこのコントはやりたいです」と猛抗議していました。
有馬さんが稽古中暴走してどんどん要素を足していっていたのですが、実はしれっと齋藤さんも暴走していました。
自問自答の南部先生役だったのですが、稽古を重ねるたびに着物の羽織を着だしたり、謎の杖を作り出したり、お札みたいなやつを作っていました。
「南部先生は実家がお寺で、時々学校に取り憑く妖怪を祓いながら生活しているんだ」と笑顔で小道具を作りながら言っていました。何を言っているんだ。
8.アフロ・ディジアック島
アライ作。
島ごもりをしながら数人の女性と生活をしていた某俳優さんを参考に書いたコントです。
アフロディジアックとは英語で「媚薬」と言う意味。私のやりたいことが詰め込めて楽しかったです。逆ハーレムものみたいな感じです。
自主制作同人18禁PCゲームみたいで、脚本を書いている最中不安になりつつ、束田さん・齋藤さん・よねけんさんで個性の強い遭難組を固めていただきました。
遭難組についてはそれぞれ演技をお任せしました。心強い先輩と救助隊組も合わさって最高の島が作れました。
振り返ってみると第一回のユニットコントで私が書いたコント「爆乳家庭教師」もちょっとエッチなやつでしたね。複数人でやるコントを書く際にエロ漫画みたいなものを書きたがる傾向にあるのかもしれません。エロ漫画読みすぎましたね。
9.ミュージカル「マイバラード」
やすろーさん作。
やすろーさんがずっと「俺ミュージカルやってみたいんだよねぇ」と言っていたのですが、ついに実現しました。
主人公はたいようくん扮する「郷ダイスケ」。私はヒロイン役の天木時雨でした。
普通のコントの稽古と違い、歌の練習も必要で夜遅くまで楽屋に残りたいようくんと歌を合わせる毎日。
不思議と絆が芽生えるモンで、「じゃあ改めてここのフレーズから練習しよう」といったらピッタリ合うようになったり、郷と天木だったらここはこうするんじゃないかと意見を出し合うようになりました。
一緒に遅くまで残ってくれたやすろー監督となかもりちゃんには感謝です。
まじでたいようくん歌上手くなりました。感動しています。いいやつです。
本番2日前くらいの夜、「先輩たちはもらった役を自分たちで育てているんだと思う」と言う話を私がし出し、天木時雨の半生となぜ葛城と付き合い、郷を選ぶのかを30分くらい熱弁すると、
たいようくんが「なるほど…!今の話で俺の中に郷の血管が一本増えた気がします!!」とまっすぐな目で言っていました。何を言っているんだ。
その他
毎回グッズ関係をアライが作っているのですが、今回ミュージカルの衣装をなかもりちゃんがお世話になっている劇団様にお貸しいただきました。ありがとうございます。テンションが上がってしまって、ステッカーに郷と天木の写真を多めに起用してしまったことを今更ちょっとだけ反省しています。でもね、いい写真だったからね。いいよね。
以上が振り返りと感想です。
稽古は大変だけど、やり切った後の達成感は他では味わえないユニットコントライブ。
お越しいただいた皆様本当にありがとうございました。
ユニットコントライブ5があったら、またお越しください。
いや、それ以外のライブもぜひ来てください。
楽しかったー!!