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衿を抜く理由

こんにちは🌞株式会社elementsのひかりです!

今回も新人の私が着物を学ぶために会社の先輩に教えていただいたことをシェアしていきたいと思います☺

着物の衿を抜くようになった江戸時代

前回、着物の後ろ姿が美しいのは後ろの衿を抜いて(開けて)いることがひとつの理由・・ということがわかったのですが、そもそも着物って、なんで衿を抜くようになったんでしょうか?単純におしゃれのためにやってるの??

と思い、調べてみました!!

すると、衿を抜くようになったのは江戸時代中期なんだそう。
この時期は髷(まげ)を結う髪型が流行して、髪に油を付けていました。
後ろ毛の部分を長くする髪型だったので、髪につけた油が衿に付かないように衿を抜くようになったとか。

今の着付けの形ができたのは、そこまで昔ではないんですね!
女性の髪形の流行に対応するために着付けも進化したと思うと、とても面白い✨

江戸時代中期以降も「衿を抜くと後ろ姿が魅力的になる」ということでこの着方が定着したようです。


衿をどのくらい抜くか

年齢が上の人ほど衿を抜いて良い、とは言いますが、どれだけ抜くか決まりがあるの?
と思っていたところ、

先輩「厳密には決まりはないよ。まあ、抜きすぎはだらしない感じになっちゃうかな~。
一番いいのは、着付けしながら鏡を見て自分に似合う開き具合を見つけることだと思うよ!」

とのこと☺
なるほど、自分で着つける場合は研究が必要ですね!

着付師さんに着つけてもらう場合は、「衿の抜き具合を相談したいです」と一言言っておくと、着付けの際に相談しながら進めてもらえると思います✨

一緒にステキな着物美人を目指しましょう♡


また次回からもコツコツ更新していきますので、読んでいただけると嬉しいです☺