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着床→胚の成長止まる→子宮筋腫手術

着床はしたけど、
BT9の検査で、胚の成長がストップし
HCGホルモン値が陰性、と残念な結果に。
それまでの期間、気分はジェットコースター。
お腹に着床した胚ちゃんとの最高に幸せな気持ちから、
ダメになるかもとの絶望の気持ちまで。。

2人の医師から、HCGがストップした理由は
子宮筋腫が子宮内の環境を悪くしている可能性が高いと言われ、
手術するか否かを悩んでいたけど、
やっと手術することを決心できた。

移植の前に、レビューの良い先生からコンサルを受けていて良かった。
日本でも一緒だと思うけど、ニューヨークでは
評判の良い先生は、初診まで数ヶ月待たないとならない。
私が探した先生も同じく、数ヶ月待ってからの初診コンサルだった。
でも、先生の初診を受けていたお陰さまで、
先生に直接メッセージができる。
それで「すぐに手術してほしい」とお願いできたのだ。

ただ、手術も数ヶ月間予約がいっぱい。
8月末が最短と言われていた。
それが急遽キャンセルが出て、
7月2日に手術できることになったのだ。
2ヶ月も早く手術できることに、
先生とアシスタントに感謝感謝。
再度先生に会って手術のコンサルを受けて、
様々な説明をしてもらった。

手術はロボットを使う
おへそに大きな穴をあけ、
お腹左右に小さな穴を4つ。
合計5つの穴があく。

おへそに穴をあけるって、すごく怖かった。
おへそって人間の大事なスポットだよね。
そこに穴あけちゃうの?
痛そう!!!
想像すると、こわこわ〜。

でも先生を信頼するしかない。

エレナ先生は40代くらいかな?
チャキチャキした忙しそうな女医。
でも質問には丁寧に答えてくれる、
とっても感じの良い先生だ。
この先生を信頼して、委ねよう〜

手術前日は、手術後の食事の準備とか掃除とかで大忙し。
寝るのが夜1時すぎになっちゃった。
でもどうせ明日からいっぱい寝るしね。

手術は7時半からなので、6時まで病院に来るように言われた。
8時間前から食べ物禁止、
朝4時から飲み物も禁止。
ということは、寝る前に飲んだ水が最後となる。

そして手術当日。
6時に病院につくと、そこは手術の人がすでに沢山いた。
同じ心境の人が沢山いてちょっと安心。

子宮筋腫が3つ、その内1つは6cm近くあり、
あとの2つは3cmくらい。
そしてチョコレート嚢胞が左の卵巣にある。
5cmくらいと、これも大きい。
もう10年以上前からあるものだけど、
ついにお別れです。

担当のナースと書類にサインしたり
薬を与えられたり、
麻酔の先生が来て話したりで、
あっという間に7時すぎ。
手術のエレナ先生が来て少し話をした。
「調子はどう?」と聞かれ
「調子良いです。でも少しナーバス」と答えると
「私もナーバスよ。それが普通!」と明るく言って
安心させてくれた。

そこから手術室まで他の人に連れられ、
ベッド移動ではなく一緒に歩いていった。
この病院は、ニューヨークの中でも
有名な大きな病院が何種類かあるけど、その一つ、
Weill Cournellという病院。
病院のインテリアの雰囲気が良いと感じていたけど
手術室エリアはグレー色ですごく冷たい印象。
刑務所みたいな雰囲気を感じた。
ここ、リノベーションして明るいイメージにした方が良いんじゃない?とか考えながら歩いていたから、結構余裕だったのかな。

手術室についたら、
先生達とナース達で8人くらいいた。
ナース達がたわいもないおしゃべりをしていて、すごく賑やか。
「ここに座って!」とベッドに座ってからすぐあおむけになり、
頭の後ろでまだおしゃべり。
そのたわいもない話の雰囲気が心地よかった w

みんなおしゃべりしながらも、体や腕をベッドに固定されたり、
忙しく動いてあっという間に準備ができ
麻酔科の先生が来て、少し話して、すぐにマスクをされた。
そして私は夢の中に。。
手術室に入ってからここまで5分くらいかな、
すごいスピード w

起きた時には、これから手術だと思った。
あ、私麻酔で寝てたのね。じゃあ手術終わったんだ。
やった〜
弱りながらも嬉しかったのを覚えている。
時計をみたら1時半。
6時間くらい経ってる。
ここはリカバリー室だ。

でも異様に眠くて、ナースが話しかけてくるけど
もっと寝たくて、無視して寝ようとする。
何度も話しかけられるので、ボヤボヤと起きた。

眠い、痛くはない、ボヤボヤ、もっと寝たい、
そんなことを思っていたら、付き添いの旦那さんが来てくれた。
付き添いが来ないと帰れないのだ。

旦那さんは心配そうに見て、
眠そうだけど割と元気そうな私を見て安心した様子。
少し話してたら目が覚めてきた。

そこでエレナ先生が来て、手術の内容を説明してくれた。
子宮筋腫は3つじゃなくて5つもあったそうだ。
大きな筋腫の後ろに2つ隠れていたと。
MRIにも映らなかった。
そのうちの一つは石炭化していてすごく硬くて
砕くのが大変だったと。
それが妊娠の邪魔をしていたかもしれないね。
と言われた。

チョコレート嚢胞も無事にとってもらえました?と聞くと、
卵巣も温存して、無事にとれたわよ。
子宮筋腫5個とチョコレート嚢胞1個で、計6個、全部とれたわよ。
大成功。

あー、よかった。
エレナ先生にお願いできて本当に良かった。

その後、旦那さんが病院のロビーにある薬局に薬をとりに行ってくれた。

時計をみたらもう2時半くらいになっている。
もっと寝ていたいけど、もう少ししたら車が混む時間だな。。
家に帰って寝たほうがよさそうだ。

ナースに、着替えたい、と伝えたら、
え?!もう着替えるの??と驚かれた。
うん、遅くなるのイヤだし、と言ったら、
じゃあトイレに一緒に行って、尿が基準以上に出たら帰っていいですよ。
と言われ、トイレまで腕を掴んでくれ一緒に歩いていった。
歩けた☺️

そこでトイレに尿を受け取るものを設置してくれ、
ドアは閉め、ヨウを足す。
血が少しまじっていたけど、ちゃんと出た。

ドアを開けて、出たよ!って言っても
ナースは他の人とおしゃべりしてて来てくれない。
その間に鏡を見て、じっくりと自分の姿をみた。
すごく疲れてるけど、口のまわりを洗ったり髪を整えたりして
ちょっと落ち着いた。

またナースに向かって、出たよ!と言ったら
やっと来てくれた。
お、基準以上に出てるね!帰れるよ!と、合格いただきました。

ナースはイケメン男子。
子供の頃、親がフィリピンからニューヨークに移住してきてニューヨーク育ちだそうです。
パンデミック前に東京や京都を旅したそうで、その話しなどで打ち解けた。
日本は最高だね!また行きたい!と言ってくれた。
今は円安だから行き時だよ!とおすすめしました。

ベッドに帰ってきて、そのイケメンナースに
パンツを履かされたり、点滴の管を外されたりしていたら、
旦那さんが薬局から帰ってきた。
そこからは旦那さんに服を着るのを手伝ってもらって、
無事準備完了。
ナースが「車椅子で下までいく?」と言われたけど、
トイレまで歩けた私は「大丈夫そう。歩いていく」と答えた。
そしたら旦那さんに「イヤ、車椅子勧めてくれてるから車椅子で行こう」と言われ「オッケー」と、甘えることに。
こういうところでつい頑張り癖が出る私。
自分にもっと優しくしないとだねー。

ナースにお別れし、
担当者が車椅子でタクシー乗り場まで連れていってくれた。

そして無事家に到着し、ベッドに直行。

ここまで、痛みは少しだけ感じるけど、あんまり感じなかった。
24時間効くと言われた痛み止めを飲んでいるし。
もちろん動きは恐る恐る、ベッドに横たわる時は慎重に。。

ベッドに横になってからは、よく眠りました。
だが、そこから2−3時間に1回は起き、
ナカナカ苦しい時間を過ごすのでした〜。

続きはまた追ってシェアします〜

今日のポイントは、
気になる病状がある時は
評判の良い先生をググって、とりあえず予約を入れておく。
キャンセルが必要になったらできるはずなので、
なるべく早く診てもらえるよう、
気になる時点で予約だけ入れておくこと、おすすめです☆

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