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西洋占星術は自分が使うのもの。吞まれるものではない

星読みをしていると、今の状態を、星がこうだからと理由づけだけに使っている場合を見かけます。それは非常にもったいないです。


確かに、西洋占星術からの時期読みは、怖いくらいにピッタリ当てはまる場合が多いし、ホロスコープから読み解ける資質や性格も良く当たる。


だからこそなんですよ。


自分が星読みを使いこなすべきなんです。星がこうだからと言い訳に使ってはもったいないんです。


例えば、7ハウスに課題と試練の星、土星があったとしましょう。

その辺の古臭い星読みでは、パートナーシップや人間関係に問題がでると、安直に鑑定して終わりかもしれないし、実際に現実的にパートナーシップに問題がでることもあるかもしれません。人間関係でとても悩むことがあるかもしれません。

もっと、安直に読むなら「結婚しても離婚するよ。」と、言い切る星の読み手もいるかもしれません。(ゆるせないけど)


また、7ハウスに惑星がなかったら「パートナー運ないね」とか、今世は結婚はしない。なんてひどいこという占い師もいるかもしれません。


西洋占星術のホロスコープでは、7ハウスから12ハウスの南半球と呼ばれる範囲は「自分で選ぶ環境」です。つまり、自分で選択できるのです。


7ハウスが土星だからパートナー運が悪い、だから私はダメなんだ。
で、終わってそのまま動くことをしなければ、そのまま一生を終えてしまいます。


冷たく言いますが、それもいいならそれもアリでしょう。自分の人生なんだから、外野がとやかくいうことでもないですから。


ただ、私は思います。

西洋占星術のホロスコープをなんのために時間とお金を使って学んだの?
なんのためにお金を払ってプロに星読みしてもらったの?

西洋占星術は、太古の昔は、国王が国の行く末や戦術を決めるのに、占い師を雇いアドバイスを受けるために使っていた英知です。

今は時代が変わり、私たち一般人も使えるように広がってきた、とても崇高な技術なのです。せっかくなんだから、いいわけに使わないで、活用してほしい。

使うからこそ道具は活きてくる。

西洋占星術のホロスコープで自分を知り、より才を活かしていく。

ちなみにですが、土星は課題と制限を意味する星ですが、のちにギフトに変わります。

自分の頑張りや乗り越えたことは、魅力や才能に転換するのです。

星は明確な答えはくれないけど、ヒントを示してくれます。活用していきましょう。

大切に西洋占星術を使っていきたいです。

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