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何を思ってその行動になるのかな?って思った日

 ここ最近、私は悩ましく思っていることがあります。
 それは、自分と周りの人とのペースや考え方・感覚が合わないと思う機会が増え、自分のしてきたことが無意味に思えて仕事に対する姿勢が少し後ろ向きになっていることです。

 私なりに認識のずれをすり合わせることに注力していました。
 トラブルに際し、こうしてみるのはどうかな、私ならこうすると思うんだけどなと思って発言した時に、”とは言ってもあなたもできてないよね”の一言で、足元がグラついたようなショックを受けました。
 そっか、、、そう見られていたのか、と受け止めたのと同時に、うん、、、改めて周りの人との距離感を図りなおそう。今はそんなところで立ち止まっていました。

 とはいっても、いつまでも立ち止まっていられないですよね。
 次から次に問題は起きますし、前を向かないといけないですもんね。
これまでもうまくいかないときや苦手に感じることや不得手なことと向き合わないといけないときでも、「皆もそう。乗り越えられないことはないんだ。だから大丈夫。私にもできるはず。」と言い聞かせてきたな。
 自分でできることを増やしていけば身近な人の役に立てるんだと思って踏ん張って、勉強してみたり、先輩方に相談にのっていただいたりとまた一歩踏み出さないとなーと思い直しているところです。

 そして、自分で取り組めるしっくりくる解決案が見いだせないでいた中で、思い切って相談したら『REBT法』を使って考えてみたらと助言をいただきました。
ふむふむ。ちょっと勉強してみるか。


REBT法の概要

認知的アプローチの一つで、エリス先生が創始した論理療法。
ABC理論を基礎理論としている。
「人の悩みは、起こった出来事そのものによって生じるのでなく、その人がその出来事をどのように受け止めているかによって生じる」と考える。

・エリス先生が創始した心理療法。
・志向の過程に焦点を当てた療法。
・ある出来事の結果によって起こる感情は、その出来事をどう受け止めるかという信念(ビリーフ)によって生じる。ビリーフを論理的に書き換えることにより不適応を治療する。

キャリアコンサルタント・人事パーソンのためのキャリアコンサルティング

ABC(DE)理論とは

出来事(A)が直接の原因になって結果の感情(C)が起きると思うけど、出来事と結果の感情との間にある信念(B)こそが原因となって結果が生じるとされる。
信念には、非論理的なイラショナル・ビリーフと論理的なラショナル・ビリーフがある。

A:Activating event(ある出来事)
B:Belief(信念:受け止め方や思い込み)
C:Consequence(結果としての感情)
D:Dispute(非論理的なBに対する反論)
E:Effect(Dによる効果)

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使ってみると

冒頭のケースを元に当てはめてみると、、、

C:ショック(受け入れてもらえていなくて空しく思う)

A:認識のずれを解消しようと意見を交わしていた時に、あなたもできていないといわれた

B:相手よりできている自分が力にならないといけない

D:相手よりできている自分はどこにいるのか。測りようがないので、どこにもいない。

E:自分を客観的に見れておらず、傲慢になっていたことに気づけた。これからは相手を思いやる心を忘れず自分の発言に責任を持つ。

やってみて思うこと

うん、、、なんかもやもやが晴れていく気がします。
快晴!って感じではないですが、言葉だけでなく、改めて前向きに自分の行動に責任をもって仕事に取り組もうと思えるようになりました。
なんでわかってもらえないんだろうと思ったりもしましたが、自分事として受け止められたことでもう一度地に足ついたような感じです。
皆ちがって皆いい。って言いますもんね。
自分でも実践してみて、相談を受けた時には、相談者と問題を共有し確認しながら使ってみようと思います。

誰かにもやもやを吐き出したいなって思ったときに、私のことを思い出してもらえるようにこれからも頑張っていきます。


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