人生で初めてのぼっち国際線フライトで学んだこと
初めての一人国際線。
ちゃんと飛行機取れてたかな…。
荷物の重量大丈夫かな...。
保安検査通るかな…。
入国審査何か聞かれたらどうしよう...。トリップ?トラベル?
空港泊をしていたおかげで、
いつも時間ギリギリ行動な私にも
フライト前の時間がたっぷりあった。
時間があると余計なことを考えてしまうもので
不安は尽きなかったが、
一つ一つあっさりクリアして
無事に飛行機に乗ることができた。
関空からホーチミンのタンソンニャット空港に行くために
利用した航空会社は「ベトジェット」。
客室乗務員の中には日本人もいるようだが、
機内には早速英語が飛び交っている。
その空気感が、
「わあ~~ほんとに海外行っちゃうんだわたし!!」
と、これから始まる旅のワクワク感を掻き立てた。
何よりも感動したのが
客室乗務員のみなさんが美しいこと!!
日本の客室乗務員さんも美しいけど、
全くタイプが違う美しさで、華がすごい。
LCCということもあってか、
チェックのショートパンツに赤いポロシャツというカジュアルスタイルに、
明るいふわふわのロングヘアの方もいた。
ほんとにこのパンフレットのまんまで、
K-POPアイドルですか?と本気で思った…。
そして、
長時間フライトで最重要といっても過言じゃないのが、
隣の乗客だと思っている。
隣を見ると、
推定50歳前後のふつうのおじさん。
よかった。
この人も初めて海外行くのかな~
それとも趣味が海外旅行なのかな~
一人ってことは独身なんだろうな~
とか、妄想しつつ、
1か月前にで購入していた
「地球の歩き方~東南アジア編~」
をカバンから取り出し、ベトナム情報をチェックすることとした。(遅)
読み始めてしばらくたった時、
その「隣のおじさん」に話しかけられた。
観光ですか?だったか、
ベトナムに初めて行くんですか?だったか
もう忘れてしまったけど。
この方はベトナムで仕事をしているらしい。
現地の日系企業の工場で、指導者的な役割をされているとのこと。
仕事でベトナム語を使うことはないけど、
せっかくベトナムにいるのだからと、
自分でベトナム語を勉強をしているんだとか。
休みの日には市場に出かけて
通じるか試しては、全く通じず、落ち込むんだ…。
と笑いながら話してくれた。
いくつになっても前向きに学び続けるということは、
本当に素晴らしいことだと思う。
歳をとると、人はどんどん保守的になる。
今のままでも何も困らないと知っているからだろうか。
失ったり、傷ついたり、
それまで何十年も、築き上げてきたものを否定されたりするのが
こわいからだろうか。
わたしは、
年をとっても学びを辞めず、
このおじさんみたいに小さな挑戦を続けたい。
自分のそれまでの経験や、過去の栄光が
引き出しのすべてになってしまわないように
自分をアップデートし続けようと
このおじさんに出会ったことで、改めて思わされたのだった。
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