【不安になっているお母さんに読んでほしい】 もし切迫早産と言われたら。
はじめに
病院で「切迫早産」と診断され、お母さんの頭の中は不安や心配でいっぱいかもしれません。
お腹の赤ちゃんのことや、自分の体のこと、これからどうすればいいのかと、たくさんのことが頭をよぎっていることでしょう。
切迫早産は誰にでも起こりうることであり、
決してお母さんのせいではありません。
お母さんが何か特別な行動をしたから発症したとか、
何か特別な行動をしなければ発症しなかったとかは全くありません。
実際に多くの方が、適切なケアを受けることで無事に出産を迎えています。
この時間は、お母さんと赤ちゃんが安全に過ごすための大切な準備期間でもあります。
私は妊娠8ヶ月の時、出血を契機に病院を受診したところ切迫早産と診断され、2ヶ月弱病院に入院していました。
助産師として知識があるが故にいろんなことが頭をよぎりとてもとても不安な日々を過ごしたことを覚えています。
切迫早産とはどのような状態なのか、どんなことに気をつければいいのか、そして入院生活や自宅での過ごし方についてわかりやすくお伝えしたいと思いこの記事を作成しました。
お母さん一人で悩む必要はありません。
一緒に、今できることを考え、前向きに過ごしていきましょう。
もし今不安なお母さんが、こちらを読んで少しでも気持ちが軽くなることを祈っております。
助産師の私が切迫早産になった話
4年前。
妊娠8ヶ月にはいった頃でした。
世の中は新型コロナウイルスという未曾有のウイルスに怯え、
街中から人が消え、妊婦健診の付き添いはもちろん不可。
出産も一人でマスクをつけて行うという日々でした。
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