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【女性のキャリア】同僚とのコミュニケーションに疲れる


相手との会話で傷付いたり、素が出せない自分


雑談が仕事を円滑にするために大切と言う理解はしていました。

ですが、実際の会話では気疲れ、意見の相違、思っていないのに同調してしまう、そんな自分が嫌いになる。そういったことの連続でした。

この人と会話していると何故か言いたいことが言えない。

そう感じる時に「自分が未熟だから」「自分の気が弱いから」「こういった性格だから」と考えてしまう。
どうしたらもっとどんな時でも素の自分を出せるのだろう。
卑屈に考えがちでした。

けれど、実際にはそういう自分になっているのには、相手の雰囲気や話し方、あなたのことをどう見ているか(正確に言うとどう見られているとあなたが解釈しているか)が関係していると気がつきました。

そのことをまずは理解することが私には必要でした。

関わる相手によってあなたの性格は変わる


自分の振る舞いや表情というのは、どうしても相手によって変わります。

いつも高圧的な態度を取ってくる上司には自分の本音で向き合うことはせずにその場を早めに終わらせようと手っ取り早く同調のコミュニケーションを取ります。
自分のことを尊敬している素直な後輩には色々と自分の体験を話したり、役立つアドバイスをしてあげたくなります。
仲のいい友人には気を張らずに自分の趣味のことや感性を共有しているかもしれないです。
恋人の前では、一層優しく穏やかな自分でいるかもしれないです。
両親や兄弟などには目標を語っている、熱い姿勢を見せているかもしれないです。

その場合、相手からの自分の印象は大きく変わります。


※相手から見た自分の印象・性格は、例えばこうなる


上司から見た私:自己主張が弱い。協調性がある。謙虚。
後輩から見た私:面倒見がある。頼りになる。自信過剰。
友人から見た私:自己主張が強い。好奇心が強い。感性が豊か。
恋人から見た私:自己主張が弱い。優しい。穏やか。
家族から見た私:自己主張が強い。協調性がない。エネルギッシュ。

印象にばらつきができます。
その時々で「相手から見えるあなたの性格」が変わっています。

それもそうですよね。
相手によって「見せているあなた」が全く異なるのですから。


あなたの「性格」は常に変わるものであり一つに限定できない



他者から言われたあなたの「性格」は、その時一緒にいる相手によって引き出される、相手から見た「あなたの印象」です。
自分以外の人が語るあなたの性格というのは、常のあなたの性格ではありませんし、あなたが自分を嫌いに感じる時の「性格」を引き出している相手とのコミュニケーションについては、なるべく減らすことが理想的です。

もし自分があまりにも根暗だとか、本音を言えないと感じる、自分のことを嫌いに感じてしまうタイミングがあるとしたら、それは相手が自分を委縮させるコミュニケーションを取ってきているだけです。(相手の自覚はない可能性もあるし、悪気が一切ない場合もあるが、その時のあなたにとっては相手の言葉や存在が何かしらの理由で辛いと感じている表れです。これは相手の課題ではなく、あなたの課題なのでここでは相手のことは責めないこと。)




嫌いな人とも上手に関わろうとするために性格を変えようと考えないこと


自分の明るく楽しい性格を引き出してくれると感じる人との雑談は大いに増やすことが重要です。

選べることなど本当に少ないと思うのですが。万が一上司や同僚で、同じプロジェクトに取り組むとしたら、幸せそうな上司や同僚と関わることを増やしましょう。
社内で評価されている人(ズルくない正当な方法で)、プライベートが充実していそうな人と関わると、こういった人の多くは自己肯定感の高い人たちなので、あなたは「この人に対してなら本音を話しても嫉妬されないし、マウント取られることもないだろう」と、肩の力を抜けると思います。

大抵の否定やマウンティングはその人の劣等感や苦悩、承認欲求から発生しているためです。それを他人への態度に出しているのは相手の課題ではあるものの、それをどう受け止めるのかはあなたの課題です。

受け止めなければならない場面に遭遇してしまう回数を減らすことで、あなたのエネルギーを別の場所に使うことができます。ゼロにはできませんが、少ない方がよくないですか?


記事を見ていただき、本当にありがとうございます。
自分が萎縮せずにコミュニケーションを楽しめる同僚との関わりを増やせるよう、ぜひ一緒に頑張りましょう☺️


まとめ

・「性格」は関わる相手によって引き出される「あなた」の相手からの印象

・誰と過ごしているときの自分が好きかを考える

・根暗な自分は、相手から引き出されてしまった自分

・ではあるものの、相手と関わることを決めているのはあなた

・どういった人に囲まれている環境かというのは、誰のせいにもできない自分の課題である

・「嫌い」「居心地が悪い」「明るく楽しくいられない」はあらゆることを変えようと決断する正当な理由となる

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