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太陽光で土壌を熱消毒へ


土壌消毒

植物には人間と同様に病気にかかることがあります。
これは生きている以上しかたありません。
植物もウイルスや病原菌にかかり、風邪を引きます。
人間でしたら予防にマスクやうがいなど対策が個人の判断で自ら行動して対策が取れます。
しかし、植物は自ら動けないので、ひとが予防対策をとらないといけません。

苺もさまざまな病気にかかりますので、定植後感染などを防ぐために、苺を定植する土壌の菌類を殺菌、また草の種など除去します。
それが土壌消毒です。

土を水で浸します

苺を育てていた土壌を消毒するには、薬を使う方法もありますが、太陽熱を利用して一定期間土の内部を高温で温めることで殺菌します。

これにより土壌内が50度以上の高温になります。

一般的には土に水を張り、湿らせてからビニールをはっていきハウス内を締め切ります。
夏の炎天下の中、外気温が30度を超えたらハウス内は50度を軽く超えます。
人は暑すぎて入ることは危険です。

ビニールをかぶせて更にハウス内を締め切ります

そんなこんなで汗だく水だくになってからハウスを締切準備完了です。
あとは太陽さんに頑張ってもらって、高熱による殺菌を行います。

9月になると苺の定植に入りますので、8月までは苗の準備管理に力を注ぎます。

梅雨もあけて夏本番!
この暑さや台風を乗り越えていこう。

またね。



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