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苺の収穫時のお話。noteでは初めてかな。

12月も終盤になりましたね。

苺もクリスマスにむけて収穫→パック→苺のお手入れの繰り返しです。

同時にいちご狩りの準備を行っています。

ちなみに今年のいちご狩りポスターです。iPadが大好きで、いろんな掲載物はiPadのみで作成しています。これが楽しい( ^ω^ )

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これまでは、あまり苺のことに関してノートに記載していませんでした。なので今回は写真メインにして、簡単に説明を。


こちらは、苺の収穫しています。苺の収穫用ケースに、苺が痛まないようにスポンジを下に敷いて、ヘタをスポンジ側にして並べていきます。

苺は数ある果物や野菜の中でも、特にデリケートな商品です。苺の表皮はとても薄く、めくれて果肉が出てしまいます。そして少しの圧で痛みや変色を起こします。収穫時もパック時も発送時もかなり丁寧に苺を扱います。これほど丁寧に扱っても、スーパーなどに届く頃には、表皮が擦れていたり、破けていたり変色していたりと、消費者からのお申し出もあります。しかし、日本人は世界で一番の生食の苺消費国。いちご狩りを楽しめる国は他にありません。それほど人気物にも関わらず、とても繊細です。世界で一番デリケートな食べ物なのではないかと思うほどです。
ちなみに生産量で言えば、中国とアメリカだけで世界で生産されている苺の約48%をしめています。日本での生産量は世界12位です。2021年10月時点。

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朝日に照らされた苺たちは、宝石のようにキラキラと輝いています。

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ハウス内の様子です。こちらは2021年夏に新設した高設栽培になります。うちは狭くて、スペースがないため、入り口から距離をとって設置しました。休憩時に椅子に座り、大好きなコーヒーを飲みながら苺を眺められる最高ののひと時を味わっています。

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通路幅も120cmとかなり広くとっています。それは作業効率を上げるためでもあるのですが、一番はお客様が快適にいちご狩りを楽しめるようにと、幅を広くとりました。やはりご家族ご友人たちと通路でも写真を撮られるのですが、よその苺園では通路が狭く背中やお尻、お持ちのバックなどが苺とぶつかってしまうケースが多く見られました。そのため、通路幅は広くとり、子どもたちがテンション上がりすぎて視野角が狭まっても怪我をしにくくなりました。

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苺は見ていて飽きませんね。一つ一つ違った表情を見せてくれます。とてもかわいいやつです。

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朝はとても早起きです。まだ日が昇る前の、真っ暗のなかヘッドライトをつけて収穫しています。ある程度の面積を作っていると、やはり収穫始めが早い時間になるのは仕方ないです。逆に太陽が昇り、ハウス内に日が射してくると、気温が上がり、苺の表皮が柔らかくなり、痛みやすくなります。本当に繊細な子たちです。

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以上、簡単な苺の収穫時のお話でした。

ということで、繁忙期に向けて、苺のお手入れと収穫、パック等を頑張りながら、いちご狩りを準備していきたいと思います。

各地で寒波と強風で荒れた天気となっています。

農家さんをはじめとして、大きな被害がでませんように。

またね。


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