yosumi生誕祭2024参加レポート
※この投稿は2024年9月14日に開催されたyosumi生誕祭2024 "NIGHT OWLS” のレポートです。
序文
9月14日、yosumiさんのバースデーイベントである"NIGHT OWLS"に行ってきました。
総評として、本当に良いイベントだったなあという感想です。しみじみと。当日club asiaから帰ってきた時はまだ、眩い輝きにあてられたような、ボンヤリ揺らめく灯りに惑わされたような、言葉にするのば難しい感慨を覚えていたのですが、数日を経て咀嚼しているうちにある程度言語化できるようになってきたので、感想文混じりのレポートのようなものを書いてみようと思います。
入場まで
イベントでよく会う方々と談笑をしながら待機列に並ぶ。周りを見渡すと、ぬのを身に纏ったり記念グッズのバケットハットを被ったりしている人が沢山いて、これから楽しむぞ~という機運が高まってくるのをひしひしと感じた。
私は一般チケットで並んでいたので、入場はpremiumの方々が入り終わってからだった。入場目前で一旦ストップがかかった時はオーマイガーの気持ちを隠せなかったけれど、後から考えたらまだメインフロアも2Fも開いていない時間だし、1Fがミチミチになったらそりゃ入場も規制せざるを得ない。それでもなんとか入れていただいたら、既にTAKUYAさんのアクトで大賑わい状態だった。
終わってからTwitterで知ったけれど、1Fがパンパンになりそうなので急遽メインフロアと2Fのオープン時間を前倒しする対応を取ったらしい。確かに予定よりも早く物販が始まったなとは思ったが、そういった配慮がなされていたとは。yosumiさん自身が奔走して、KO3さんにちょっと早めからステージに立ってもらうよう頼んだり、物販のスタッフを友人方にお願いしてオープンできるようにしていたとのこと。感謝が絶えない。
入場、14:30くらい?~
バーカウンターでアマレットジンジャーを注文し、メインフロア入り口あたりでTAKUYAさんのDJをゆらゆら聴いているうちに、2Fオープンのアナウンスが耳に届く。最初はプレチケの特典交換が殺到するかもと思ったので、少し様子見をしていた。ちょうどお酒が回ってきて気分が良くなってきたし、TAKUYAさんをもっと聴いていたいし。
しばらく上機嫌で踊っていると、ぼちぼち2Fから降りてくる人も増えてきたので、物販に行くことにした。すると、すれ違う人が皆カップを手に持っている。何…...?と思ったら、ドーナツらしかった。レナードのドーナツ販売、もう始まってた!物販列と特典交換列、ドーナツ列とで混迷していたら、既にお買い物を終えた知り合いの方が列整備を行い始めてありがたかった。やけに板についていて面白かった。
Marprilの物販列に並んでいるうちに、ドーナツが売り切れに。欲しかったとか完売めでたいとか早すぎワロタとか色々な感情がよぎったけれど、トータルでポジティヴ感情なのは確かだった。
物販で目当てのものも購入できたので、メインフロアに移動した。既にKO3さんの時間が始まってて、ちょうどSET IT OFFがかかるタイミングだった。ダンサブルなdropに縦揺れを抑えられない。勢いづいて、この日のために作ったというウルトラリズムのremixも聴くことができた。音も展開もイカつすぎて一瞬でボルテージが最高潮まで上がった。実はko3さんのDJを聴くのは初めてだったけれど、とても好きになれた。
そのままメインフロアに残り、水槽さんのパフォーマンスを見た。最近DJ setで出演されるのをよく目にしていたが、生歌のクオリティが非常に高い!歌声の安定感が凄くて、思わず引き込まれてしまう。
「この曲かなり好きだなあ」と思った楽曲の名前がNIGHT OWLという、表題回収のようなことをやっていたと後から知る。デコレートのカバーも、本人と毛色の違う艶やかさがあってとても良かった。
Marprilの時間になり、Throwback始まった~!と思ったら流れるようにブレーカーシティに繋がり、立て続けにキミエモーション、city hop、クラウドブレイクまで踊り通していた。やりすぎ!!!1!Marpril楽曲の中でも選り抜きでダンス激しめの曲メドレーという、とんでもないものを見せつけられた。yosumiさんの好きな曲セレクションらしい。最高
久しぶりだったけれど、Love Meterを2人と一緒に踊れた。近くにいたMarprilファンの方とも一緒に踊れた。振り付けがかわいい。
最近エイジアに追加されたサイドモニター、良かった。2人を追尾するカメラアングルになっていて、中央ではダンスを、サイドでは表情を見ることが出来る。使い方が上手~
盛り上がり続けたので、ひと休憩を求めて1Fに移動したら、その時間は142clawzの出番であることを忘れていた。まんまと爆踊り継続に突入。1Fのような近距離で142clawzを浴びたのは初めてだった。hirihiriさんが「さっきメインでMarprilって人たちがやってたんですけど、過去にremix作ったことあるんで……」的なMCで(このへん踊りすぎて記憶曖昧)、ナミダ・アーカイブのremixをかけてくれたのが嬉しかった。時間帯的に聞き逃してしまったが、hirihiriさんの紹介でドはまりしたSantéもかかっていたらしい。聴きたかった~!
ひと休憩、17:00~
こんどこそ一息つくため、いったん2Fへ。ゆっくり杯を傾けながら休養を得る。2Fでも音楽は階下から聞こえてくるし、メインフロアを写すモニターもあるから退屈しない。楽しくなって、物販のスタッフをやってたエハラさんに「Fighting My Wayのリミックス良かったです!投稿楽しみです」的なことを確かぶちまけていたような気がする。「俺も楽しみ」的なお返事をもらってニッコリ。実際メチャ良かった。
気づいたらpremiumチケットの特典Tシャツに着替えている人が大勢いた。あなたたちいつの間に……?綺麗な発色をした青色なので、遠目でも分かりやすい。3人くらい身を寄せ合っているのを見ると強い連帯感を感じられる。
Twitterでハッシュタグを追っていると、再入場ができるようになったというアナウンスが目に入った。元々は再入場禁止のルールが敷かれていたけれど、フード提供のドーナツが即完売してしまったことを受け、急遽再入場を認めるよう変更したらしい。ただでさえ不測の事態で大変だろうに、柔軟なオペレーションを揮い、いい方向へいい方向へと絶えず舵を切り続けて下さったことが本当にありがたい。
回復、17:30~
gaburyuさんの時間が近づき、メインフロアに移動した。今日はLive setでの出演とのことで、何をやるかとてもワクワクしていた。
piccoさんと入れ替わるように深くフードを被った人物がブースに立ったけれど、どうみてもgaburyuさんじゃなさすぎる。曲が流れ始め、どういうこと……?と思っていたら、脇からgaburyuさんが「この帽子の持ち主、知りませんか?」と出てきた。そのままステージにレジャーシートを敷き始め、機材を並べ始めた。「今日はインタラクティヴライブということで、皆さんにはこのパッドを触って演奏してもらいます」やべ~
とにかく情報量が多い時間だった。面白すぎる。その場で音楽が創られるのも面白いし、カメラ映像はなぜか昭和中期みたいなエフェクトがかかってるし、ニケダヨゲームは意味わからないし。要素が多すぎて、書いて取り上げても読んでいる人には意味不明かも。巻き締め不可です
最後には帽子の持ち主が登場して、モチーフであるピースキーパーのremixが流れるなど、大局的には筋の通ったパフォーマンスなんだろうけれど、見ていたときはshort動画を見てるときと同じ脳の箇所が発火し続けていた気がする。虹色のお菓子みたいだった。
一転して、長瀬有花さんの時間が始まると、雰囲気ががらっと変わった。感覚的な表現だけども、空間を占めるひらがなの割合が増えた気がする。
春のM3で出会ったSomewhere Blueが聴けたのがとても嬉しかった。dropでるんるんと跳ね踊る長瀬さん、あまりにも曲を聴いていた時のイメージ通りすぎる。
ふよふよ漂うような、それでいてドラマ性を内に秘めた歌声を聴いて体を揺らすこの時間がとても愛おしかった。手元にお酒は無かったけれど、甘~いカクテルをちびちび飲みながら聴くのも良かったろうなあと思う。
後から知ったけれど、この日は長瀬さんにとっても活動4周年という記念すべき一日だったらしい。5年目も応援しております
gaburyuさんの物販でお買い物を終えた後(カードパック売り切れててニケ無し)、オタクフレンズと話しながらゆったり原口沙輔さんとフロクロさんのb2bを見ていた。タイミングが悪く聞き逃してしまったけれど、せーの!が流れていたらしい。いったいどっちの仕業だろう。
奥まったバーカウンターの辺りで聴いていたらシャンパンの開封に巡り合い、ご馳走になった。イベントのハッシュタグ見てると動画でたまにあるやつだ!となった。実際自分で体験したことはほとんど無い。「yosumiの誕生日に乾杯~~!」←幸(さち)すぎる
これも後から知ったことだけれど、この時間にメインフロアで水槽さんとyosumiさんの2人でAiteを歌っていたらしい。聴きたい聴きたい聴きたい😭
主役の出番、20:00~
b2bも終わり、1Fが終幕。遂にyosumiさんの時間が始まる。直前まで1Fにいたからだいぶ後ろの方になったけれど、全然ギュウギュウで苦しいなんてことはなく、前後左右に少し余裕があって踊れるくらいの人口密度だった。定員の人数調整も巧みなのもあるし、お客さんが自然と前に詰めるように動いていたのも感動的だった。エイジアのスクリーンは大きいし。嬉しいねえ
何から来るかとソワソワしていたら、いきなりStage Lightが来て感情になった。今年リリースされたyosumi楽曲の中でもtop3くらいで気に入っているし、改めて聴くと1番目の曲としてのポテンシャルが凄いと思った。ウォーターマークの背景映像で原曲MV再現がなされてて快哉を挙げた。パトリオットノイズの歌い始めでスパッと衣装がチェンジし、「ウワアアア」に近い叫び声が出た。曲が流れてからカッコよく衣装チェンジする演出、好きなんです。。。
yosumiさんが主役なイベントなだけあって、syzygyのクラップは過去一完璧だったんじゃないかというくらい揃っていた。集団行動の全国大会を見ているときみたいな脳汁が出る。大好きでたまらない幽霊船を聴いていたら、自然と目が潤んできた。
アメリカ実行委員会のサプライズ演出に驚かされ、期待していたpiccoさんのタイトル不明曲もSET IT OFFもやり通し、もう2024年お腹いっぱいかも!!!と大いに満足しかけたところで、更に新曲『ハートビート』の披露。凄く聞き馴染みのある音色に湧き、キョンシーが歌うハートビートってそれは……!みたいな情動も沸き立ち、最高のクライマックスだった。1時間歌い通しのLive set、ずっと好きな歌が続いていた。
そして4つも大告知を抱えているという。特に印象に残ったのはVOICEVOX制作決定。こんなのオタクみんなコンポーザーになっちまうよ
1stフルアルバムの作成も驚いた。phantasmを筆頭に、mishmashやリフレクトグレアなど、コンスタントに盤を出していたから、なんとなくアルバムも既にいくつかあるものかと思い込んでいた。一体どれほどの量が収録されるのか楽しみ。
公演が終了し、エンドロールが流れる。拍手は鳴り止まない。並ぶ名前を眺めていたら、なんだかジンと来てしまった。あと、piccoさんが書いたあの新曲の名前もとうとう明らかになった。青色プロフィール、メチャ好きです
エンドロールも終わり、少しずつ撤収する感じになってきた。そういえば、1時間ライブですっかりワンマンの気分になっていたけれど、タイムテーブル式のちゃんと終わりが決まっているイベントだった。「アンコールは?」「アンコール!」「蛍の光歌って!」と叫ぶオタクにyosumiさんが「さっさと帰れ!」と切り捨てていて面白かった。
と思ったら、1人がハッピーバースデーを歌い始め、すぐさま周りの人も乗り始め、あっという間に、それこそ5小節目くらいにはもう会場全体で歌っているんじゃないかくらいの勢いだった。「「「Happy Birthday dear yosumi~♪」」」←大幸(おおさち)
でっけー声で歌い出してくれた人に深謝。
跋文
楽しかったです。本当に。単なる一介のyosumiさんライトファンである自分でもこんなに楽しめたのだから、ディープなファンの人たちに働いた情動の大きさは計り知れないです。
本来バースデー記念のイベントなのだからもっと内輪向けにしてもおかしくないところを、ここまでみんな楽しめるイベントにしてくださった運営の方々への感謝はしてもしきれないですね。溢れんばかりのイベントメイキング力を見せつけられました。
yosumiさん、お誕生日おめでとうございます。
これからも応援しています。