2024年8月第3週
帰省
実家へ帰った。今年は法事を手伝ったので、例年よりもすることが多かった。忙しかったとはいえ、人を喪った悲しみの埋め合わせにはまるで足りていないように感じた。儀礼的にやるべきことはやったうえで、ほかに自分が個人的に追悼の意を示す方法といえば壇や墓に向かい手を合わせるくらいしかない。あまりにも少ない。お百度参りのような、いわば「人事を尽くす」ような真似は生者に向けてしかできないのかもしれない、と少し寂しくなった。
旧くからの友人に連れられて長野へ遊びに行った。その日は大規模台風が関東を襲い掛かる日だったので、急遽神奈川旅行を変更して目的地を西へずらした。
軽井沢に赴き、避暑と景勝地を楽しんだ。トップ画像は白糸の滝の写真。軽井沢を選んだのは大正解で、からっとした空模様、ほどよく乾いた空気に、穏やかな日差しが差し込んでくるような、過ごしやすい気候だった。台風の影響で、突発的な降雨はあったものの、奇跡的に車内に乗り込むタイミングとかみ合いまくり、まったく降られずに済んだ。
地元に帰ってきて車のドアを開けると、じとっぅっっっっとした空気が肌にまとわりついてきた。結果的にはあまり酷い豪雨にはならなかったようだが、爆発的な湿気は逃れられなかったみたいだった。
週末イベント
コーサカ生誕祭に行きかけた。地元から戻ってきたばかりの影響か、17日は脳がバグり散らかしており、夕方になって「そういえばコーサカ生誕祭って今日じゃん」と気づき、急いで秋葉原に向かった。電車を降りてエンタスのある通りに出たあたりで、そういえば自分が購入したチケットはコーサカ生誕祭ではなく、次の日の後夜祭であることにようやく気付いた。マヌケすぎて、帰りの電車で揺られている間、あらゆる思考が停止して何も考えることが出来なかった。後でアーカイブで見よう。
即座にオンラインチケットを購入して見なかったのは、夜にGOLD DISKに行く予定があったため。相変わらず深夜の新宿は少し委縮してしまう雰囲気の場所だが、ZERO TOKYOに入ればヲタク達が……いや、ゼロョーの中もちょっと怖い。
今までは結構B3FとB4Fばかりで鑑賞することが多かったが、今回は全フロアを行ったり来たりしていた。それほど、興味をそそられるアーティストばかりだった。yosumiさんのおやすみベージュが早速聴けて嬉しい。SET IT OFFもここのところ繰り返し聴いていたので、楽しく踊れた。gaburyuさんのメイサンボーナスタイムみたいな時間はかなり巻き締めがあって面白かった。巻き締めってなんなんだろう。
へとへとになって帰宅した後、昼まで睡眠をとって、エンタスへ向かった。ワニコー後夜祭(夏)、ずっと楽しみにしていた。していたのに、脳バグが継続していたのか、色々あって入場が遅れたり、ドリンクチケットを出しながら別のお酒も注文をして両手にお酒を持つなど、開演までに奇怪行動を積み重ねていた。宵越しの恥の上塗り。
ニャンコさんは早朝ぶりだったが、疲れを感じさせない素晴らしいパフォーマンスだった。最後はぐでんぐでんになっていたけれど。
ワニコーはたくさん曲目があったのに、一瞬で過ぎ去ってしまうほど楽しかった。夏曲を4つ全部聴けたのも嬉しいし、ニャンコさんの客演やワイパさんエハラさんの登場も熱かった。多分宴でも披露された新曲がかなり好きなのでリリースを楽しみにしている。セトリメモを見たら曲名は『まくれ!』らしい。
それとは別に、前日でも披露されたらしいprod. hylenの曲がかなり刺さった。今週のこと思い返してたらいろいろ来た。
ワイパさんの時間も終わって終了予定時刻が訪れたが、ご厚意で延長、ワイパさんとエハラさんのB2Bが始まった。B2B文化はあまり詳しくないけれど、ワイパさんがsheep in the light(エハラさん作曲)をかけて、それに対してエハラさんがシンフォニア(DJ WILDPARTY Remix)をかけ返す様子は、見ていてとても興奮した。がっちりとハンドシェイクをする姿は感動的だった。
良かった動画
だだだとソとユキムラチャン! の貴重な〇〇シーン
ソ氏がおもしろすぎる
告知を見て「面白そうだけどsomuniaワールド的にどうなんだろう……?」という思いもあったが、流石のMZMチャンネル、その辺りの配慮は用意されてた。コーサカさんの口からもしばしば出るけれど、いちキャラクターを取り巻く世界に矛盾が生じうることへの配慮が、面倒な性格である自分には嬉しい。
VERSE (Prod. by Snail's House) / KMNZ [Official Music Video]
GOLD DISK出演にあたって聴き直したら、メロディも歌詞も謳い方も全部好みでぶったまげた。チップチューンの活かし方が気持ちいい。
現体制での有観客ライブは今回のGOLD DISKがはじめてとのこと。「なかなか快調」どころか絶好調に思えるほど格好良かった。
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