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男女比なし!横手根靭帯の幅は何mm?

【臨床メモ】
手根管症候群は日々臨床でよく耳にします。
では何が悪さをしていますか?真相にスポットをあててみます。
横手根靭帯が肥厚し神経を圧迫します。
一般的には屈筋支帯のほうが知名度あり?
この横手根靱帯とても面白いのでネタになります。

✅手根管といえば
正中神経麻痺、
屈筋支帯、
横手根靭帯までは頭に浮かびます

手首の手根管を構成する重要な靭帯で、トンネルの屋根の役割
この靭帯が肥厚すると、手根管内の正中神経を圧迫し、
手根管症候群を引き起こす
症状には、指のしびれや痛みがあり、
進行すると母指球筋の萎縮
治療法には保存療法や手術
手術では横手根靱帯を切開して神経の圧迫を解除

✅横手根靭帯の特徴
横手根靭帯の幅などは手外科やハンドセラピストなど専門職の方しか知られてないと思います。
これがとても面白い!
横手根靭帯の幅、厚さ男女比なし!!です。

・横手根靭帯の: 約25mm
・横手根靭帯の厚さ:1-2mm

・横手根靭帯の長:
 個人差ありです。大柄な人、小柄な人で様々になるかと思います
 一般的な解剖学的知見に基づくと、
 手首の内側から外側までの距離に沿って伸びているため、約5cm程度

*重症の手根管症候群患者:横手根靱帯の厚さが増加
*横手根靭帯の幅具体的な数値は文献により異なる
 調べるといろいろ出てきます。不明とか
*私は上羽先生の””手””を参考文献にしています

✅手根管の屈筋支帯で調べてみると
• 長さ:約3cm
• 横幅:約2cm

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