フォルクマン拘縮の5P
【臨床メモ】
拘縮というと手。
多くの臨床家が関節拘縮に出会うことは多いです。
拘縮の中でもこの5つの所見があれば、
重篤な拘縮です。
✔フォルクマン拘縮の5Pとは、
・疼痛(pain)
・脈拍消失(pulselessness)
・運動麻痺(paralysis)
・蒼白(pallor)
・異常知覚(paresthesia)の
5つの初期症状
✔フォルクマン拘縮は、
・骨折を始めとした外傷によって生じる合併症
・深部動脈の血行が妨げられて、
前腕部の筋肉や神経への血流が遮断されることで起こる
・フォルクマン拘縮は、前腕屈側に生じたものを指します
✔血液検査
CK(CPK)値クレアチンキナーゼの活性値
✔フォルクマン拘縮の治療
手術:減張切開
前腕部の皮膚から筋膜まで切開、
コンパートメント内の圧力を減少させる