医療従事者の2人のバッハ
【臨床メモ】
バッハといえば音楽家。主よ人の望みの喜びよ、
あのパイプオルガンは綺麗で重みがあって大好きです。
医療界にも2人のバッハがいるようです。
✅キーゼルバッハ
ドイツの耳鼻咽喉科医であるヴィルヘルム・キーゼルバッハ(Wilhelm Kiesselbach)
キーゼルバッハ部位(Kiesselbach’s area)
鼻の特定の部位。
鼻中隔の前下端部の粘膜の部位で、
鼻血がよく発生する場所
この部位には多くの血管が集まっており、
外からの刺激を受けやすいため、出血しやすい。
吸引時、気をつける部位として知られている。
鼻血が出た場合、この部位を押さえることで止血が効果的。
鼻の入り口から約1cm奥に位置、
鼻の下1/3を押さえると良いと言われています。
✅クラインフォーゲルバッハ
クラインフォーゲルバッハ(Klein-Vogelbach)は、ドイツの運動学者。
リハビリテーション領域で、クラインフォーゲルバッハの運動学として有名。
バランスを取るための戦略として「カウンターウェイト」や「カウンターアクティビティー」、「カウンタームーブメント」といった概念を提唱。