ほっこりした話
暑い日差しを無視するかのように、私は自分の巣
に閉じこもっていた。
“今日はディズニー作品をめいっぱい楽しむ日だ。”
「ソウルフル・ワールド」
「ライオン・キング」
「カールじいさんの空飛ぶ家」
この3作品を堪能した。
生きる意味。
いのちの循環。
いくつになっても夢を追い続けるこころ。
観終わった後は心がほっこりした。
観たことがある作品をもう一度観ると、新しい気
づきや前には感じることの出来なかった感情が溢
れ出てくる。ここまで積み上げた経験で自分の価
値観が変わっていったのだと思う。
世界中には様々な人がいる。それだけの考え方や
生き方があるということだ。
映画や小説といった作品はその時代に住む人たち
それぞれの見方によって色濃くなっていき、価値
を生んでいくのだと強く感じた。
真夜中にそんなことを思いながら文字を打ち、
胸が高鳴った。