片方の口角を上げて笑う

今日わたしは占いに行った

初っ端からいろいろ言い当てられて怖かった

幸せな結婚をするらしい
すてきな人に、わたしに似た人に、出会うらしい
いつなの?

モヤっとしたことがあれば、日記に書くか友だちに話すか、とりあえず外に出せと言われた

真っ先にnoteがおもいついた

すてきな恋愛をする人には
もう出会ってるかもしれないと言われた

きみじゃありませんように。

そんなわけないのに、きみが思い浮かんでしまうのが悔しい

きみがわたしの立場だったら
わたしを思い浮かべますか?

NO
だと思う。
悔しい

片方の口角を上げて笑う

高校時代1年間だけ一緒に部活でマネージャーをやってた女の子に言われた

あなたの口角を片方だけ上げて笑う笑い方が好き

もう連絡は取っていない
仲も良くなくなった

でもその言葉だけ鮮明に覚えている

2年経って、きみが同じ笑い方をすることに気がついた

それからわたしは両方の口角を上げて笑うようにした

きみと一緒は嫌だった

きみはわたしに似ていた
少しでも似てるところを減らしたかった

自分がきらいだ
似てる君も、だいきらいだ

心にゆとりがほしい。最近そう思う。歳か?

君への想いがつまった部屋を出たい
君を一瞬でもおもったわたしが負けだ
君もわたしをおもったからやっぱりおあいこだ

ぜんぶ捨て去りたい。1年に1回は必ずこの感情が湧く。
友達を捨てて親と実家を捨てた  

占い師に、孤独が苦手だと言われた


もっと早く言ってほしかった  

それでも1人を選んだだろうけど。


でもやっぱり、誰かと一緒になりたいと思いながら、片方の口角を上げて笑った

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