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考察

たとえば君が死んだら

という歌があります。pinfuという大好きなバンドの歌です
このタイトルを初めて見た時に、
え!たとえば君が死んだら?!どうしちゃうの?!ぼくも死ぬとか?!?
なんて浅はかなことを考えていましたが、実際は

たとえば君が死んだら
この胸の苛立ちをエレキギターの音に乗せ
遠くの海へ吐き捨てる

でした。
苛立つんだ。悲しむんじゃなくて苛立って歌にして吐き捨てるんだ。
すごい感性だなあ、と思いました。
何に苛立ってるんだろう
先に逝ってしまった「君」?どうにも出来なかった自分?

歌詞の意味なんて書いた本人に聞かなきゃ分からないけど、それを考察するのが好きで、なので歌詞が素敵なバンドが好きです。いろいろ考えたい。

それにしても、「たとえば」の話で苛立てちゃうのすごくない?たぶんそれだけ「君」を愛してるんだろうな、と思いました。
でもこの歌、最初に
「夜中にサイレンが鳴っている 温もりを求めて火をつけた  気が狂ってしまったわけではなく 温もりを求めて火を付けた」
ってあるんですよ。

え?!?放火したん?!?!?!

わからんわからん。火をつけたのは自分で……で?!え?
となりました。
なのにたとえば〜のサビ後は音楽の話をしだすんです。
むず!
わからない。けどそれなりに考察してみたりして。

わたしは自分の考察が人になんらかの影響を与えるのが嫌なのであまり自分の考察をすべて人に話したりしないけど、
ひとつの歌でたくさん考察できるので歌詞のある音楽って楽しいんです

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