「発信者」だけでコンテンツは完成しない
最近のSNSは殺伐としている。
そう言われているし、そんな気がする。
私は専門家じゃないから正確なことは言えないけど、インプレッションが重視されるようになった結果なのかなぁ、なんてぼんやり思ってる。
みんなが全肯定するような「これぞ！」という意見にはたくさん「いいね」がつくけれど。
コメント数が伸びるのは圧倒的に「賛否両論」な内容のものだったりする。
そしてそういうものは、前者以上にインプレッションも伸びたりする。
色んな意見が出やすい内容というのは、それだけ「インプレッション数を稼ぐ価値のあるコンテンツ」になり得るんだろうなぁ。
私もYouTubeで配信をしている身として「コンテンツとして成り立つかどうか」を意識していないと言ったら、やっぱり嘘になる。
だけど賛否両論になるほど、肯定と否定が二分するような内容の動画を配信する勇気はないし、炎上商法なんてもってのほか。
(というかそんなんできるメンタリティは持ち合わせてないです……)
YouTubeは自分の本音を吐露する場としつつも、誰かが「自分自身のことを傷つけられてる」と感じることのないように、言葉選びは気をつけるようにしていて。
でもそこで難しいのが、「伝えたいことがまっすぐに伝わりづらくなる」というところ。
多方面を意識しまくって並べた言葉って、どうしても伝えたい本質が薄まってしまう。
私の「自分が発信する内容で誰かを傷つけたくない」という思いは
「自分が発信する内容で誰かから攻撃されたくない」という思いも同じだけ含んでいて。
その思いが強すぎると、コンテンツとして成り立たない、何の面白みもないものが出来上がる。
賛否両論までいかなくても、みた人が内容について何かしら「意見」したくなるコンテンツというのが、良質なコンテンツ……なのかもしれない。
発信者だけが「発信欲」を満たすんじゃなくて、みた人が思わずコメントをしたくなって、最終的にみた人の「発信欲」まで満たせるような、そういうの。
動画内で話をする時に
「誤解を招くかも知れないからこれも付け足しておこう」とか、つい言葉を増やしたくなるけど。
「説明しすぎず、解釈を受け手に委ねる」ことを意識するのが私の直近の課題かなぁ……なんて思ってる。
まだまだ、練習段階だけど。
例え少し否定の混じる意見がきたとしても。
「私もそれはわざわざ言わなかっただけで、そこは気にしてるんだけどなぁ……」
とか、弁明したくなっても。
「寄せられた意見も含めてコンテンツが完成する」と思って、発信すればいいのかもしれない。
なので一つ、おこがましいながらも「発信者」「配信者」の立場としてお願いするならば。
「それは間違ってる！正せ！」
とコメントするのではなく、
「〝私〟はこう感じました」
という、意義ある【意見】として。
物事を色んな側面から見た時の一つの【視点】を「こういう見方もありますよ」と教授するようなつもりで、コメントに置いていっていただけると、ありがたいなぁなんて思うのです。
一人の人間から、完全な答えなんて出ないし、
そもそも「完全な答え」なんてきっとなくて。
コメントの数だけ……いやむしろ、コメントの数以上に、人それぞれの「答え」があると思うから。
ごちゃごちゃ話したけど、YouTubeのコメント欄は優しく好意的な内容のものがほとんどで、ちょっと辛口なご意見、みたいなのは実はあまりこないです。
それはある意味動画がバズってない(新規流入が少なく、常連視聴者さんの割合が多い)ってことなんだけど……
その居心地の良さに甘えすぎない自分でいたいです。
そうだなぁ。
願わくば、私の動画を観てくださる視聴者さんと一緒に〝コミュ障ぼっちママ・主婦ライフ〟をコンテンツとして盛り上げて(？)いきたいです！
少々強引なまとめになりましたが😂
最後まで読んでくださりありがとうございました！
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