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人物撮影のF値と焦点距離の個人的な考え

最近は標準ズームレンズをつけっぱなし。
それに至ったF値やボケの最近の個人的な考え。


一眼カメラを手にしたばかりの頃は
人や物にピントが合って背景がボケた写真ばかり撮っていて

単焦点レンズが好きで
とにかくF値が小さいレンズで

絞り開放で撮る写真が綺麗だと思っていたし、
写真が上手になった気がしてた。


今でも背景をぼかした写真も撮るけど
それでもその頃使っていたようなf1.2とかf1.8のレンズを使って開放で撮ることはなくなった。

背景をぼかした写真を撮ろうとしてもf4とか。
最近だとf8~f13くらいまで絞って撮ることも多い。

だから単焦点レンズをやめて(場合によっては使うこともあるけど)
ほとんどの写真をズームレンズで撮るようになった。

なるべくその場の雰囲気や質感を映して、

ボケ感は焦点距離で調整。


だからズームレンズは
「動かなくても寄り引きできるレンズ」
ではなく
「1本で様々な焦点距離が使えるレンズ」

単焦点レンズを使う時のように足も動かして撮らないといけない。

f5で撮影
後ろの枝まで見えすぎてしまうと
背景がうるさすぎるので
70mmの少し望遠気味でボケ感を出した。


f13
秋っぽい空気感と
レトロな雰囲気で現像まで仕上げる想定で
かなり絞り気味


f13
普段看板とか文字が写る写真は
視線がそっちにそれてしまうので
ぼかすことが多いがこのシチュエーションでは
後ろのナンバープレートも含めて雰囲気が良かったのと
モデルとナンバープレートの位置関係的に中途半端にぼかすと違和感のある写真になりそうだったのでかなり絞り気味


f5(APS-C)
あんまりぼかさなくても
光の当たり方、影のグラデーション、
背景と被写体との距離で
立体感は演出できるはず。



もちろん撮りたいテーマや、
ボケが必要なシュチュエーション、
クライアントワークで要望がある時は
背景を大きくぼかす事もあるけど、
なるべくその場の空気感を残したいし
背景の情報整理をして構図を決めたり
考えて撮ることで個性が出てるくんだろうなと思う。


使用機材
Nikon z5
NIKKOR Z24-70/f2.8
RICOH GR3x

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