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事故物件と生活保護

前回の続きを書こうと思ったのですが、結構めんどくさくて今日風呂で思い出した過去の話をします。

私自身18位から実家が自己破産して家出をしてその日暮らしをしてたのですが3年目くらいでやっと自分の家を借りることが出来ました。
それが「夜職専門物件」みたいな名前で誰でも借りれる様な事をうたうsnsのアカウントに紹介された物件でした。
最初は福生が良かったのですがなかったので豊島区で最寄りから徒歩3分池袋からも徒歩で余裕。
オートロックでトイレ風呂別、キッチンも含めると10畳はあるしベランダもあるそれで7万少しの格安。
直ぐに決めて住み始めました。

住んだ時隣の人は深夜2時くらいになると大声で歌い出すしその隣の人は爆音で音楽ずっと流してるし上の人は土地柄キャバ嬢とホストの同居みたいな感じでしたが安いし日当たりと風通しは良くないものの気に入っていました。
ですがどんどん家から出ることも無くなりご飯を食べるのもめんどくさくスナック菓子で済ますようになりあっという間にゴミ屋敷。もちろん仕事も続かなくなり家賃は滞納しまくり。
どうにかして頑張ろうと街に出て花を買って玄関に飾って気分を変えようとするも3日くらいで花が手入れをしても枯れてしまいますし同棲始めた彼氏は1週間で出ていってしまうし元々精神手帳2級の私は限界でした。

深夜にクローゼットの棒に靴下で首を括ろうとしたのですがここで負けかと悔しくなり泣きながら心の相談ダイヤルに電話してだいぶ時間がかかりましたが繋がりました。
でも正直分かっとるわい!みたいなことしか言われず。
大体病気の診断名、状態なんかを聞かされてそれじゃ作業所か保護者に戻るか生活保護を受けてくださいって形でした。

プライドが高い私ですが諦めたくなくて両親に電話すると自己破産と個人間の借金を返せていないけど成人式もやってあげられなかったから滞納と引越し費用くらいは何とかするからと滞納費引越し費用を出してもらい実家でまだ世話になる事も出来なかったので生活保護を開始しました。
正直もっと生活保護を受けたい人はいるだろうになんだか国に胡座をかいてる感じで苦しかったのは覚えてますが豊島区の生活保護の方は優しく病院まで一緒に調べてくれてケースワーカーの方もすごく支えてくれて新しい賃貸に引っ越しました。

まず通院を再開自炊やらなんやらも再開、隣に住んでる中国人の騒音には悩まされましたが昼夜逆転なんかも治っていきましたし豊島区のサクラ猫が庭にやってきては餌をくれと言うのですがその為に買った安めのカリカリをあげるのも癒しでした。
ある日家事も終わりYouTube見てると大島てるの元住んでた近辺を巡りながら話す動画が流れてきてモザイクがビッシリか買っていたのですがすぐ分かりました。
元々住んでた物件のすぐ側でした。

気になって大島てるで住所を検索。するとだいぶ前の事件でしたが私の住んでた物件、部屋番号で首○り自○とハッキリと書いてありました。
安さに目がくらんですぐ借りた物件でしたがその時やっぱり何かあったのかと共にその人はあんな気持ちだったんだろうかと少し悲しくなりました。

今は両親は借金返済が終わり私は実家の家業の立て直しと共に家業を次ぐことで地元に帰り生活保護を打ち切って働いています。
病院は慣れ親しんだ所がいいので昔のところのまま通っていますがその度少し思い出します。
それとケースワーカーさんが生活保護打ち切る人なんてなかなかいないから珍しくてって手続きに手こずっていた事を思い出します。

割と時効なのかな、教えない場合もあるらしいし私みたいに精神的に強くない人は事故物件向いてないと思うんで気をつけてください。
今は誰が住んでるんだろう。

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