10th BACKS LIVE !! セトリ感想
当記事にたどり着いていただきありがとうございます。
12/3(火)~12/5(木)に開催された「櫻坂46 10th BACKS LIVE!!」。
私は千秋楽に参戦してきました。
かなり時間が経ってしまいましたが、今回セトリについて自分の感想を書きましたので、共感する部分があれば嬉しく思います。
セットリスト(DAY3)
序盤 19歳のガレット〜それが愛なのね
完璧なスタート
重要な1曲目は「19歳のガレット」。
コールありで可愛い曲に加え、今回の10thシングルのbacks曲であることから、一曲目としてはこれ以上ないベストチョイスであった。
2曲目は「恋が絶滅する日」。
私はこの曲の万能さに気付かされた。可愛い系のゆったりとしたガレットから、クールで少しダークなイントロから始まる恋絶であったが、何の違和感も感じなかった。少し言い方は悪いが、セトリのどこにでも入れられる使い勝手のいい曲であると再認識した。櫻坂のかっこいい曲(特に表題曲)はクライマックス感が強く、終盤の畳みかけに使われるため、序盤や中盤に起用するのが難しい。全体ライブでもこの曲を積極的に序盤や中盤で起用しても活躍してくれそうである。
3曲目は「それが愛なのね」。
ガレットと恋絶で上がった熱量そのまま、さらに盛り上げた。
私はこの3曲で今回のライブの期待値が爆上がりした。可愛い、クール、盛り上げ曲とバランスも良く、連続で披露した際のテンションの高低差、違和感も全くない完璧なスタートだった。
中盤① 無念〜ソニア
続いていく美しい流れ
MC明けは「無念」。
爽やかで駆け抜けるようなメロディーはMCで一旦落ち着いた雰囲気をライブモードに戻してくれた。
そこから続けて可愛い系2曲、エモーショナル系2曲を披露してMCに入った。ここで大きく盛り上がる曲やハードなダンスナンバーなどを入れず、どちらかというと優しい雰囲気の曲を固めたことで序盤に引き続き美しい流れのセットリストとなった。特に「何度LOVESONGの歌詞を読み返しただろう」→「ソニア」の流れは個人的に好みだ。
中盤② 真夏に何か起きるのかしら〜イザベルについて
うまくまとめたユニット
ユニットの扱い方は少しでも間違えるとセットリストを崩す原因になりやすい。しかし今回はMC明けから次のMCまでユニット曲だけをまとめてくれた。特に4曲中3曲が「何歳の頃に戻りたいのか?」に収録されているユニットであったが、同シングルに収録されていることで統一感を生んで、チグハグになってしまいそうなユニットパートを綺麗にまとめてくれた。
終盤 車間距離〜僕は僕を好きになれない
4th アニラとの比較(1,2曲目)
終盤は以下の図に示した通り、「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」と構成がほとんど同じである。まず4th アニラについて触れるが、参戦した際に、MC明けの「Start over !」の爆発力が「静寂の暴力(マモリビト)」によって一旦落ち着いてしまうのがもったいないなと感じた。今回の10th backsもMC明けダンストラック&「車間距離」から「無言の宇宙」と流れは 4th アニラと同じ構成であった。ただ、「車間距離」が「Start over !」より火力抑え目であり、「無言の宇宙」が「静寂の暴力(マモリビト)」より曲調や雰囲気が明るめであったことにより、2曲間の差がそこまで大きいものとはならなかったため、違和感はあまり感じることはなかった。
全体ライブにも劣らない、Backs曲の熱さ
「もう一曲欲しいのかい?」「愛し合いなさい」「油を注せ!」の怒涛の3連続は全体ライブにも劣らない、完璧なラストスパートだった。そして最後は「僕は僕を好きになれない」が圧倒的存在感、壮大な雰囲気を見せつけて締めた。櫻坂の王道勝ちパターンである爆上げ曲ラッシュからのLast Songの流れであった。
まとめ
「10th BACKS LIVE !!」は今年行われたライブの中でも1,2を争うぐらいにセトリの完成度が高かった。曲調やユニットでブロック分けされており、MCが入るタイミングも完璧でとても美しいセットリストであった。またBacks曲を全曲披露し、披露するタイミングも無理やり入れた感じもなく、うまくセトリに組み込んだ印象を受ける。今回「僕は僕を好きになれない」はメイン楽曲のため最後に披露したが、今後はどういう風にセトリに組み込まれるか注目したい。
最高でした!!