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発信力の強化とブランディングを頑張ってフォロワー数を20×にしたこの半年を振り返る
こんちには
Hikaru Kashidaです。
僕が誰かというと、2018年時点ではざっくりこういう者です。
Twitter / 取材1 / 取材2 / 取材3 / 登壇1 / 登壇2
僕はTwitterをやっているのですが、最近フォロワーさんが3000人に到達していました。ありがてえ。
しかし、実は真面目にTwitterを使い始めたのはこの半年くらいで、それまでは遥か昔に作ったアカウントを放置しっぱなしで、フォロワー数は150人ほどでした。
そこからこの半年で、どんな事があったかとどうやってフォロワーが増えて言ったのかを適当にまとめた雑記がこちらの記事です。他の方が見て面白いと感じるのかは甚だ疑問ですが、自分のための整理の要素もありまとめてみました。
参考になるかならないかは貴方次第。
去る3月から、時系列で振り返っていきます。
3/10 雑魚アカウントを復活させると決意
ときは2018年の3月。
この頃、訳あって自分の社外への発信力などを高めたいと思い始めていた。
※ 主に会社の採用のための観点が大きかったです
ここで自分のTwitter垢を長いこと放置していたことを思い出す。
放置前の最後のつぶやきは2014/9/15で、この時点で3.5年が経過していた。
頑張ってTwitterを再開しようと考えるがすぐに面倒になる。しかし数少ないTwitter上の友達(といっても主に自社の社員の人)に励まされる。
r1cchaもyamottyもフォロワーが多く、Twitterをうまく活用している人たちで(Twitterは関係なくとも)とても尊敬していたので、これに後を押されてTwitterの再開を決意。
こうして僕のTwitter垢はふたたび命を授かることとなった。
この時フォロワー数はたったの150。
なお、yamottyの存在はのちに僕がnoteを始めようと思いたったきっかけの一つにもなっている。 → こちら
3/13 『おれおれフレームワーク』発信を始める
さて、Twitterを再始動することはこころに決めた。
Twitterは長い間使っていなかったのでもはや使い方もだいぶ朧気だったが、少なくとも何かTweetしないことには始まらない、ということは流石にわかっていた。そしてフォロワーを増やさないと面白くないということも。
とりあえず、なにかを...と思って最初に発信し始めたのがおれおれフレームワークだった。
おれおれフレームワーク... とりま自分が考えた何かをフレームワークっぽくまとめて、図解して発信するコンテンツ。名称は適当につけた
おれおれフレームワークのつぶやきの例が下記。
最初につぶやくコンテンツをこれに絞ったことについては、当時の考えがTweetとして残っている。ちなみに僕のTweetは一応いまだにこのときに狙おうと思った領域になるべく絞るようにして続けている(つもり)。
この『フレームワークについて呟き出した理由をフレームワークを使って説明する』というメタ的な構造はちょっと気に入っている。
3/13 『おれおれフレームワーク』に多少の手応えを感じる
そんなこんなで、最初はおれおれフレームワークをメインコンテンツとした、アカウントとしてスタートした。
おれおれフレームワークは、意外にも人気があって、ものによってはそこそこの広まりを見せたりもしていたこともあり多少の手応えは感じていた。
下記は当時発信した "分析に関してのフレームワーク" に関するTweet
当時Follower数が500もいなかった僕にとって、>300のfavと >60のRTは驚くべきことだった
この頃、僕のTweetを広めてくれていたのは、主に同じ会社の社員の人たちだった。
いくらコンテンツを頑張っても、フォロワーが150の雑魚アカウントのままでは社員の人たちと地道に相互フォローをさせてもらっていた。
僕の勤務している会社の人たちは、フォロワーも多くTwitter上でも影響力がある人が少なくなかった。雑魚アカウントからの脱却のために、次のような図式でなんとかしようと思ったのだ。
自作のコンテンツ力 × 自社の友達の影響力
3/24 ちょっとづつフォロワーが増える
地道におれおれフレームワークを発信していたところ、上記の作戦の甲斐あってか2週間ほどでフォロワー数は4倍+ ほどになった。
そしてここで非常に困った事が起きる。
何を隠そう、早くもおれおれフレームワークの作成に飽きてしまったのだ。
飽きたと言うよりも、発信を意識していなかった頃はこういった自作フレームワークは頭の中で無数に浮かんでいたのだが、Twitterでの発信(特にバズりそうなやつ)を意識し過ぎてしまった結果、出てくるアイディアの量が明らかに減った。
フレームワーク大好きおじさんだった僕にとって、これはツラかった。
レベル感は低いが、創作の産みの苦しみというやつかと悩んだ。
実際、4月以降おれおれフレームワークはほとんど発信されていない。
後日、言い訳程度に下記のようなTweetをしたものの、結局再開はされていない。
3/23 募集に使ってみたりする
それはさておき、僕は仕事・プライベートの両方でイベントを開催したりすることが時々あった。せっかくフォロワーも増えたことだし、イベントの集客にでも使ってみたりし始めた。
そもそもTwitterで影響力を増やしたいと思ったのも、自社の採用系のイベントへの動線や認知拡大という意味合いが最も大きかった。一度、本当にそういった目的に効果があるのかどうかは、テストしてみる必要があった。
当時集客目的でつぶやいていたTweetが残っている。
これはそこそこ効果を上げた記憶があって、Twitterの面白さが段々と分かってきた感じがした。また、
データアナリストじゃない人は拡散でもしてください
という文言がよかったのか、それなりにRTされてフォロワーの獲得にも役に立ってくれた。
なにより、これらのTweetはデータ分析関連のイベントに興味がある人からのフォローを多くいただくことができた。これは僕がTwitterをやる目的と照らし合わせると、大事なことだった。
3/31 権利乱用の姑息な手を使うの巻
振り返ってみると、この頃の僕はこのような姑息なTweetもしている。
なんと、自分が登壇依頼されたイベントで、登壇者に与えられた無料招待枠を使ってRTやリプを増やそうと試みているのだ。
¥9,800という、正規価格にわざわざ言及するのがなんとも小賢しい。
しかし、こういう正攻法からちょっと外した手法をつかって数字を上げることを私は愛している。
姑息なのではない、これはグロースハックなのだ。
この件ではいろんな方からDMをいただけて、楽しかった。
4月ごろ メディアに出た話をドヤる
ところで、この頃僕は実はよくメディアに出ていた。
会社の採用とチームブランディングのために会社の広報や人事と協力して露出拡大をはかっていて、実は個人のTwitterなんかよりもこちらのほうがよっぽど大事なお仕事だったのです。
幸い、こういったメディアでの取材はTwitterでのフォロワー獲得にも効果を発揮し、個人としてのブランディングの一環として大きな力を発揮した。
業界の色々な方(知り合いもあったことない人も)が取り上げてくださるたびに、じわじわとフォロワーが増えていった。
4/17 分析系のイベントに登壇
分析イベント Analytics Summit 2018 に4/17に登壇することになっていた。
来場した人にしかコンテンツが届かないのはもったいないと思ったので、講演の前に全資料をSpeaker Deckで公開してみた。
これはそこそこに拡散された。
また、知り合いが『登壇はフォロワー伸びるよ』といっていたので、当日のプレゼンでも一瞬Twitterのアカウントにも言及しておいた。
登壇前の時点でフォロワーは900ちょっとくらい。
登壇が終わって、Twitterを開くとフォロワーは1000をこえていた。
恐るべし。
4/14 人材の強い会社にいるありがたみを噛みしめる
自分がTwitterをはじめてみて、改めて社内の周囲の人(もちろん社員の全員というわけではありませんか)の影響力の強さに気づくことができた。
4/18 多少のブランディングの手応えを感じる
フォロワーもやっと1000の大台を超え、さらにもともとの目的だった自チームのブランディングも少しづつだが上向いている気配が見えていた。
ありがてえありがてえ。
この頃は『Twitterマジでたのしー!ジャック・ドーシーありがとう!』って気持ちだったはず。
ちなみに超余談なのですが、Twitter創業物語を何度も繰り返し読んでいる僕はジャック・ドーシーのことがあまり好きではありません。
5/17 大きめのイベントを主催してみる
IT業界の大手の会社の分析トップを集めて、パネルディスカッション形式のイベントを主催する。初めて自分のイベントでハッシュタグを使ったり、ブログ参加枠を募ったりと、色々と楽しかった。
このイベントでフォロワーも増えてたような気がするけど、あんまりそういう目的じゃなかったし、よく覚えてない。
Twitterで色んな人から好評の声がもらえてホルホルする。
5/17 よくわからん投稿が伸びる
適当につぶやいたこの投稿が何故か20万PVまで伸びる。ここまでの投稿の中ではRT数もかなり多い方だった気がする。Twitterというのは何がウケるかわからんなーと思った瞬間でもあった。
このつぶやきに対する反響が後日。↓このnoteの記事↓ につながるとはこのときは予想だにしていなかった。
5月-6月 イベント→記事化のサイクルが生まれる
登壇した内容が記事化されたり主催したイベントがログミーされたりと、『自分が仕掛けることでコンテンツが生まれ → それがまた別の人にコンテンツ化してもらえる』という正の循環が回ってきたのを感じる。
記事がいろんなところで露出したせいか、めっちゃ昔の友だちから『記事見たよ』という連絡が来たりする。また、別の会社の友だちから、『会社のSlackでお前の記事が出回ってたぞ』とかも言われたりする。
この頃からやはり自分でコンテンツを仕掛けていくことに対しての意識が、もう一段高まる。
また、メディア関連の人と仲良くなることの大事さを知る。
このときに関係ができたインプレスの安田さんやログミー(当時)の宮原さんなんかは、いまだにお世話になっている。
6/19 所属している会社がIPOする
タイムラインが、自社のIPOの話で溢れる。
社内のいろんな人がエモい投稿をしたりしていたが、僕はひねくれているのでIPOに際してアツい気持ちを投稿をするとか、そういうのは絶対にしないでおこうと、最初から心に決めていた。
とはいえ全く言及しないのもあれなので、かろうじて触れたひねくれた投稿がこちらだった模様。
しかし自社のことながら、野茂さんを起用した新聞広告はしびれるほどかっこよかった。右側に書いてある文章の全文はこちらで公開されています。
7/12 採用に本気出す
フォロワーも増えてきて、本来の目的だった採用のために全力を出す。
これは効果を上げていて、かなり多くの人と話すことができたし、このTwitterの募集経由でとても優秀な人材を数名採用することもできた。
時間がかかるが、データアナリストのようなオープンな転職市場での流動性が高くない職種に対してこの採用方法は僕は悪くないと思っている。
この時のつぶやきの反響は大きくて、想像していたよりもはるかに多くの方から連絡や応募をいただきました。7月末の2週間はほぼ毎日、Twitterで連絡をくれた方とお会いさせていただいていました。
Twitterで採用できた気分を吐露したシンプルなつぶやきがこちら
これ以上言うことはなにもない。
7/27 採用採用と吠えていたらお褒めの言葉を貰う
人材採用に本気出しているというブランディングはとてもありがてえ。
この記事見て興味ある方いましたら、いつでも気軽にDMください。上記で書いたとおり、そういう経由での採用とか本当に全然ありえるので。
8/3 フォロワーの属性推して知るべし
フォロワーさんの属性のアンケートを実施したら、思ったとおりデータ分析に関わる人がほとんどで、意図通りの挙動だった。
閑話
序盤に比べてだんだん粒度が粗くなってきた...
9/12 フォローを増やそうと思ったらフォロワーが増える
フォローを多少増やそうと思って下記のような投稿をしたら、めっちゃ返信が来て(今確認したらリプで約50人、その他にDMでも結構来てた)、それに伴って何故かフォロワーが鬼のように増えた。
おそらく、そこそこRTされたのと、リプしてくれた人のタイムラインに元の投稿が流れたから?なのだと思う。
この投稿は、これまでで一番すごい勢いでフォロワーが増えた。ちゃんと覚えてないけど半日で300-400くらい増えていた気がする。そしてリプに全部返信していたため、この日はこれまでの人生で最もTwitterを長く開いていた日となった。
9/11 noteをはじめる
色々と思うところがあってnoteを始める。
とりあえずさほど書くことが全く決まらないうちに、決意表明だけを書いた駄文を投稿するが思った以上に大きな反響を貰うことができて喜ぶ。
その反響のおかげでフォロワーも増える。
そして、社内の人が普段はあんまり社内では褒めてくれないのに、こういう機会に褒めてくれるのはなにげに嬉しいポイント。いいぞもっと言え
9月 noteたのしす
いろんな人に自分の文章を読んでもらうのは楽しい。
noteを書くようになって、自分は文章を書くのが好きだということ、そして自分の人間性とかよりも自分の考えというアウトプットを褒めてもらうのが好きなんだということに、改めて気づく。
データアナリストは、動くものを作らない職種だ。手にとって使ってもらうプロダクトでなく、思考および思考の仕方・結論・イデオロギー・哲学などが自分にとっての何より大事なアウトプットであり、自分にとってのプロダクトだ。
Twitterの短文で自分の考えを発信するのは、あまり自分には合ってないという気持ちが強く、そういった使い方はしていなかった。
noteはその用途にバッチリだ。
いい記事を書けばいろんな人に取り上げてもらえてフォロワー数も増える。
コンテンツの発信は重要だ。たのしす。
10/13 フォロワーが3000になる
そんなこんなで気づけばフォロワー数が3000になる。
もともと特にいくつを目指していたとかはないが、社内の影響力の強い人達はみんな3000くらいは最低限あるイメージだった。
ので、入り口に立つための数字としてなんとなくコレくらいいけばいいなーとはうっすら思っていた。
ただ正直、
これくらいになるともはや数字とか結構どうでも良くなるものですね。
いや、ちゃんというと『数字がどうでもいい』というのはやや違いますね。フォロワー数と言うのは、これまでの努力の積算値であって過去の結果指標の一つでしかないという認識が強くなる、というのが正しいです。
もちろんデフォルトで自分のコンテンツを届けられる人が多くなったということは事実なのですが、それは別に『未来の自分のコンテンツのクオリティや価値が高いこと』とはいっさい関係がないんですよね。
いちばん大事なのは "これからの自分のコンテンツのクオリティを高く保つ" という未来の話だと思っていて、過去の結果指標は一旦横においておいても良い気持ちになっています、なう。
※ フォロワーの方々のことがどうでもいいという意味では一切ないです、念の為。結構見てくださってる方への愛は深いです。
これからの発信
そんなこんなでこの秋も深まる10月を迎えこの記事を書いております。
今後もコンテンツの発信はできる限り続けていきたいと考えています。そして半年前に比べて自分が発信できる場所や媒体は増えてきているという実感があります。
とりあえず、2018年の年内には下記あたりでの発信を予定しています。
・ 企画主催のイベント(内容はメディア化される予定)
・ 外部のイベント登壇 (資料は事前にSpeaker Deckで公開)
・ 共著の本の出版(僕の章はnoteで公開する予定)
・ noteでいくつか書きかけの文章あり → ちゃんと公開できるかな...
あと、勤務先の会社での採用関連イベントをいくつかやる予定です。
まだまだデータアナリスト人材を採用していくので、興味ある人は是非DMなりで声かけてください。『直接声かけるのって意外とハードルあるんじゃボケ』って方は、是非イベントの方に申込んでみてください。
終わりに
長い上に駄文でしたが、読んでくださってありがとうございます。
こうしてみると、半年ほどの出来事なのですが、本当に色々あったなあと感じます。たまにはこうして振り返るのも大事だし、Twitterは自分についてのログがちゃんと時間付きで残るのがいいですね。
自分の外の不特定多数の世界との付き合い方という意味では、この半年はこれまでの人生の中で一番大きな変化があった時期だったと感じます。
自分から外に何かを発信することによって、世界は格段に広くなる。
これからも頑張って発信を続けていきたいと思います。
では次回の記事でまたお会いしましょう。
(追記)
10/19 自社のCEOにこの記事をRTされる
朝寝起きでTwitterを開いたら鬼のように通知が来ていてビビる。
どうやらフォロワー17万人を誇る弊社のCEOにRTされていた影響のようだ。
本当にいろんなことが起こって面白い。
10/30 書籍用に執筆した文章を全公開
⬆上記の本を共著で書いたので、僕の書いた章の内容をnote上で全公開する。(もちろん編集部了承済み)
自分の投稿の中ではそこそこに拡散された。本の売上にも多少は寄与できたようだ。イカしたことたくさんやっていきたい。
最後に
僕がこれまで書いた記事で人気があったものは、こちらのマガジンにまとめてありますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
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