魔術との出会い
始まりは、黒猫魔術店さまのヴードゥー事件をRTしてくれた、山形の友人だった。元々、見えない物に対して偏見もないし~……と何となくTwitterを覗いたのが切っ掛け。
ヴードゥーだし、盗んだ人はまあ御察しだろうなあ……なんてリプ欄やらツイートやら見ていくうちに、「魔術」のキーワードが引っかかる様になった。そして、自分の迷いを打ち消したワード。
「自然信仰」「女神信仰」
この二つが、全てを変えたのだった。
箇条書きで何が起こったのか↓
・サバトに参加する決意をした日から、止まっていた音楽活動が継続して再開した。海外ライブにまで誘われることに。
・魔術や歴史、何故この力(分かりやすくこの表現)があるのか。
・自分の生き方、そして感謝をサバトなどの行動に移すことで、世界が変わった。
・悲観がちな自分のメンタルが、スーパーポジティブになった。
まだまだありますが、大きく変わったのは音楽活動。私は声を壊し、二度とステージに立てない、毎日俯いて、後悔の日々だった。それを覆すライブへのお誘い。勿論、最初は自分から出演させてくれないか、と言い出した所がまず一つ目の努力。
サバトに参加するにあたっての準備もした。ただ、最初は魔術店ブログを読んでの好奇心だった。
そんな中「東京イモルグのサバト」のお知らせが目に入った。どうやら本物のお香や、本物の魔女に会えるらしい。参加しようとした時には予約満了になっていて、諦めていた所、メルマガにて「キャンセル枠有り」のお知らせ。
私は今しかない!と予約ボタンを押した。
それからサバトで必要な物、小さなケルト模様の刻んであるアサメイと、お気に入りのブランドで、決して安くない黒服と、メキシコ産のマリアさまが刻まれている銀のリングを用意。ワンドは実物を触ってからにしようと思っていたから敢えて買わなかったし、出来合いのものは欲しくなかった。出来合いの物を触ったが、なんだか嫌な感覚がして止めた。
―――そしてサバトの日。
サバト中に食べるケーキの儀で食べたナッツのケーキ。
私はナッツ類が大嫌いだ。しかし、口に含んだ途端、
「なんておいしいのだろう。これは何という食べ物なのだ?」
後に、あれはナッツが入っていたんだよ、と聞き、目を見開いた。あれだけナッツが嫌いだったのに、まるで林檎を食べているような蕩ける味だった。
余談だが、魔法円の中は緑の草原で、暖かな風が吹いていた。なんて心地のいい、心の落ち着く場所なんだ、と感じた。足元にちょろちょろしていたのは後日蜜猫さんに教えてもらい、ちょっと笑ってしまったが……。それを感じる事が出来たのは、やはり血筋だと思う。
それからブログを読み進め、初めて黒猫魔術店さまのお香を買い、初めての儀式を自分で挑戦した。そのお香は金運のもので、呼吸法ややり方をしっかり練習し、儀式に挑んだ。すると、続きはしなかったものの、その時困っていた金策が驚くほど周り、色んな場所へ遠征に行ったり、グッズを買ったり、また新しい魔術具、そしてそれに付属する祭壇用品を買うことが出来た。
もっと詳しく知りたい!と思った私は黒猫魔術店さまのブログを読み漁り、「ああ、私が思っていたこと、疑問に思っていたことは、こう言う所につながっていたんだ」とストンと腑に落ちた。
店主である蜜猫さんのブログを読むにつれて、なんだか境遇が似ている……と思うと、読むのを止めれず次々とページを捲って行った。
病気を治すために、貴方のために、と言う、視える私を理由にしたスピ盲信になった親。結果、FXに走った親は資金を持って逃げた首謀者に騙され、今でも火の車だと、兄伝手に聞いた。
それこそ自分のスピで解決すればいい物を……FXの失敗を気に病み、首を括る人まで現れた。
私は覚えている。その首謀者と会った時、何か教えてくれと言われ、言った一言。
「もう少し、慎ましくした方がいいと思います」
……今となっては、目先の利益に捕らわれた悲しい事件だった。
そんな事を思い出しつつも、魔術について自ら勉強し、高等魔術を視野に入れ始めた。
―――惑星護符。
そのころ、私の本が発売するイベントが近く、太陽の護符を使用した。だが、結果は在庫を抱える事になった。何故か、分かりますね?
術は、一長一短では、叶わないからです。
ロジカルに考えてみてください。
販売するにあたって、告知やツテを作る、そしてコネクション、広報、全てをおろそかにしたから。
そんな人が高等魔術をしたからと言って、売れる筈がない。しかも儀式をしたのが寸前だった。願いにはタイムラグがある……それを身をもって実感した。
トライ&エラーを繰り返して行くうちに、ハーブを植えてみよう!自家栽培したい!と思いついた。それは夏も間近の頃だった。
私は、セージとラベンダー(株)、ペパーミント(種)を植えた。毎日水をやり、育て方を調べ、葉っぱがしょんぼりしたら場所を変え薬を与え……。そんな毎日が、とても幸せで、虫が付けば自然に返ってもらった。
……私は子供を成すことが出来ない。だから、このプラントたちが愛おしく可愛らしく、セージとラベンダーの蕾が付いた時には、ああ、こんなに幸せな気分なのだ……と感じた。
だが、ここは東京である。夏の灼熱、室外機が近いベランダでは、漸く芽吹いたペパーミントが枯れてしまった。
ミントのお風呂に入りたかったし、ミントティーを作りたかった。とても悲しかった。
そして収穫の時。まずはどうやってドライにしようかと考えた。苦肉の策で、ハンガーと、カーテンを吊るす物と、輪ゴムを用意。満月を待ち、セージとラベンダーを収穫。虫の葉っぱは取り除き早速吊るした。
その収穫のやり方も、黒猫魔術店さまのYouTubeを見て真似てみた。
その頃、困っていた事があった。意味の分からない思念。そして酷い夢見。そりゃあカッとなって返してやろうかと思いましたよ。でも、一旦冷静になりました。
もし、相手がちゃちい術で、私の力で返したら、恐らくタダでは済まない。ならば、思念除けだ、と術をしたところ、夢見はなくなった。
防御は大事ですよね。攻撃する前に、自分にバフを盛ってしまえばいいのだ。
黒猫魔術店さまのブログは私にとって教科書であり、疑問に思っていたこの力と体質は、病気ではなく、天から与えられた試練であり使命なのだと感じた。
だから、盲信とかそんなくだらない事ではなく、信用できる魔術具を販売し、教科書を置いてくれる有難いお店である。
もう一度言います。
魔術は一長一短ではありません。
タイムラグもあれば、使っただけ慢心していては無意味です。
そんなの幸せになれると謡う壺を買うのと同じレベルです。
儀式をするに、身体のゆがみはいけないと整体に通ったり、爪を惑星色に塗ったり、黒服、リング、そして知識を得る。
そして短期目標を決めて、着実に進んでいく。
それが出来ないなら、止めた方がいい気がしますし、無駄な時間です。
「試験は勉強すれば受かる」「金は稼げば貯まる」
それでももう後がない、と言う人に、是非魔術を体感して欲しいな、と思いました。
私の力と家系や、願掛けでの不思議な体験はこの先徐々に書いていきます。
今後のnoteは日常や思想以外の魔術に関する記事は全て有料になります。
今後ともよろしくお願いします。
specialThanks 黒猫魔術店様
Twitter→ @kuronekomajutsu
黒猫魔術店さまのnote↓
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