
じわじわ
「かっこいい!」 私の顔を見るなりそう言ってくれたミドリは年齢は30歳ぐらい、少し太っていて、和風な感じの顔をしたかわいらしい女性だった。そしてかなりのハイレベルな性的テクニックを持ち合わせており(私は光の速さで果てた)、おかげで時間によゆうが生まれて婚活の話もさらさらっとできました。そろそろフラワータイムかなと思っていると、「ちょっと名刺書いてきていい?」と裏に下がったミドリ。
「はいこれ!帰り道で捨てたりしないでよ!!」と名刺をもらう。うれしかった。時間になって立ち上がり、靴を履こうとすると、「サッ」 靴を揃えて並べてくれたりもする。「この子、子どもいるのかな?」 もっと話したい気持ちを抱えながら出口にむかうと、ミドリが急に抱きついてきてロングバケーションみたいなキスをかまし、「ありがとう!」と言い残して去っていきました。「もしかしてちょっと好かれた?」 名刺をもらったのも初めてだったし、テクニックもすごいし、明るくてエロかったし…。 この日は帰ってから寝るまで考えることはミドリのことばかり、そんな一日となった。
「最高ですね、ピンサロ婚活って…。教えてくれた山下さんの美容院の方角には足を向けて寝られない…。」 たぶん、眠りながらこんな寝言も言っていたと思う。