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宜しくお願いします。聖子(ひじりこ)です。

noteを初めて約1カ月。遅くなりましたが・・・・
子どもたちの事ばかり投稿していたので、自分の事も知ってほしいなと思います。

自己紹介

私は聖子(ひじりこ)と申します。40歳代で仕事は看護師をしています。
5人家族+猫で田舎暮らし真っ最中です。
静かな環境が好きで田舎暮らしを選択したのですが、家の中は3人の子供のおかげでたくさんの音が響き渡っています・・・。

働きながらの子育て

もともと、私は某大学病院で働いていました。31歳で長女を生んで1年で職場復帰。育児短時間を使用していましたが、定時に帰れることはほとんどありませんでした。何とか業務だけでも終わらして、保育園へ娘を迎えにいって、また病院に逆戻り。記録を終わらして、帰宅。あまり子供を病棟には連れていきたくなかったので、記録が多く残っているなら、旦那さんが帰ってくるまで、自宅で娘と食事やお風呂などなどして帰宅後バトンタッチ。21時ごろに病棟で記録を行い、日付変わる時ぐらいに帰宅。なんてこともありましたね。

この働き方は、2年後長男が生まれ職場復帰した時まで続きました。しかもプラスして、責任ある役割(チームリーダーや教育)に携わる必要もあり、仕事量は1人目よりも多い感じがしました。

旦那さんも協力的ではあったんです。私からヘルプを出せば。こうなるとバーンアウトです。限界でした。

新たな道へ

職場を変えようかなっと考えていた時に、ふと目に留まったのが看護大学大学院の入学説明会のポスターでした。

もともと、教育には興味があったため看護教員という選択肢もいいかなと考えていたこともあり、なら大学院で修士を取ろうと。

そして、3年前に仕事を辞めて大学院に入学しました。

大学院では看護管理を専攻しました。管理職になりたい!とは思っていませんが、管理の教授に『テーマから考えると管理だからおいで』と言われ決めました。

研究はもちろん自分の経験から『ワークライフバランス』にしようと考えていました。しかし、私が抱えていたモヤモヤはバランスなのか???とも思ったため、もう少し検討していた時に、ある論文の中で『ワーク・ファミリー・コンフリクト』というワードに出会いました。

ワーク・ファミリー・コンフリクトとは、仕事と家庭それぞれの役割の間にある葛藤です。

『そう!!!これ!!』と思いました。私は仕事の役割や、家庭の母親や妻としての役割がうまくできず葛藤していたのです。理想とした姿はこんなものではなかったと・・・。

これで、大まかな研究テーマが決まりました。

サプライズ!!!

さあ!これから授業とレポートが本格化する5月。何か体調がよくない・・・。というか気持ち悪い。そう、妊娠発覚です。

「どうしよう・・・」と思いましたが、すぐに切り替え。何とかなるっしょ!!っと。

しかし、つわりの中で授業を受けるのは大変でした。涙ぐんでしまうこともありましたね。でも、何とか乗り越えて前期の授業を終えることが出来ました。

さあ!(2回目)これから1月上旬の研究計画発表会の準備。1月末の出産予定日だから参加したいと考えていました。しかし、まさかの切迫。

妊娠6か月での切迫。そういえば2人目も切迫で入院したっけ・・・。

後期の授業と計画発表会はあきらめることにしました。人命優先なので。
そして、1月15日無事に出産し、退院までは順調。長女・長男も嬉しそうに次男君を迎えてくれました。

さあ!(3回目)新しい生活の始まり!!!と思ったら、長男のインフルエンザ発覚です。次男君はベッドに1週間隔離。一番嬉しそうにしていた長男は1週間次男君には会えませんでした。

インフルエンザは誰にも感染することなく収束。そして、私は寝不足の日々の始まりです。3人目、長女と長男とは年が離れていたこともあり、比較的辛くなく日々を過ごすことが出来ました。

本格復帰

次男君が6っカ月になったところで保育園に入園させ、大学院に本格復帰をしました。

大学院では色々な領域の人と意見交換ができて私には刺激的でした。自分の考え方がカチカチに固まったものだと気づかされ、アート的な考え方の構築に魅了されました。

『みんな、違って当たり前』これが、私の考え方の源になりましたね。

研究のほうはというと、復帰そうそうに計画発表会でした。前日は徹夜でしたが、先生方からアドバイスいただき終えることが出来ました。

研究開始!!

私が行った研究テーマは『育児中の男性看護師のワーク・ファミリー・コンフリクトの特徴―育児中の女性看護師のワーク・ファミリー・コンフリクトとの比較ー』です。

テーマを女性看護師と考えていたのですが、旦那さんとワーク・ファミリー・コンフリクトについて話していたら『そんなことで悩んだことないなー』といわれて衝撃でした。

まじか!!
と思いました。そこで思ったんです。ママ友はいるけどパパ友はいない。男性が何を考えているのかわからないと・・・。

なので、男性看護師を対象としてみました。そして女性看護師と何がどう違うのか。研究しようと思ったのです。

研究はアンケート調査。郵送したのはいいのですがアンケートは部数が集まらないと研究として認められません。そこで大きな壁になったのがコロナです。

コロナの第一波と重なってしまい、なかなか協力してもらえる病院がありませんでしたが、そんな大変な中でも研究に協力して頂けた事やアンケートに励ましのメッセージなどが書かれていたことがうれしくて・・・。協力して頂いた方々に感謝です!!!

研究結果からの論文作成、発表へ

研究結果を集計して、その結果から考察をまとめ上げるのに約3カ月。先生のアドバイスや意見交換を行いながら、何とかまとめ上げることが出来ました。しかし、この3カ月間はあまり記憶にありません。そのくらいあっという間に時間がすぎてしまいました。子育てや家事、仕事も再開していたので、このエネルギーはどこから湧いてきたのかと自分でも感心します。

大学のメンバーや家族、友人等に励まされ2021年3月無事に修士課程修了認定をもらい、学位を頂くことが出来ました。

今後は、看護教員へ!!と考えていましたが、子供の問題もありすぐには難しいかもしれません。でも、これを機に働きながら子育てする方々のサポートをしていきたいと思っています。具体的な事が決まったらまた、みなさんにお知らせします。

これからも、よろしくお願いいたします。

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