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ホツマツタエとヲシテ文字
日本語の素敵さにときめくこの頃。
伊勢で突然出会ったホツマツタエ。その内容ときたら、私にとっては驚くことばかりでした。
現在伝えられている神々が、縄文時代に肉体を持って存在していた方々であったことやその歴史、日本の様々な行事の由来、和歌や枕詞、語源や地名などについて書かれています。
その根底に流れる理念も含めて、納得感しかありませんでした。
中でも私が最初に腑に落ちたのが「日本には独自の文字があった」ということでした。ヲシテ文字です。
小さい頃から「日本は文字を持たない国だった」ということに私は違和感がありました。
中国から伝えられた漢字。
当時の日本人が「おお!文字というのは便利だな!使わせてもらおう!」となったとして、いきなり何万字も使いこなし、更にひらがなやカタカナを生み出し、音読み訓読みを作り出していったということになる。
最初からそんなことができるならすでに文字を持っているはず、と考える方が自然だろうと思っていました。
そして、ヲシテの私的ときめきポイントは、その整然とした美しさと意味の奥深さ。
宇宙を構成するとされる5元素の母音と、宇宙の発生過程を意味するとされる子音から成ります。
母音はこちらの5つ。
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子音と合わせるとこのようになります。
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一音一音に意味があり、神である。
コトタマ(言霊)を大切にする理由にもつながります。
前回の記事で、
ソサノヲ様の歌の中の「ヤヱ」は、「八重」であり「生え」であり「栄え」である。
と書きました。
ヲシテで言うと、「ヤ」は目には見えない宙のエネルギーが熟し次の段階に跳ね上がる弥栄の力、「ヱ」は様々な交わりの中で愛が溢れご縁が広がっていく力、という感じでしょうか。
「重なる」「生まれる」「栄える」、どれもそのエネルギーを汲んでいるように思えますね。
ヲシテの意味を当てはめていくと、古くからの「ヤマト言葉」の奥深さに氣付けるかもしれません。
楽しいですね!!
今日もおやっとさあです。
また次回。
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