晴明さんと、腹の虫
前回晴明神社さんについて書きましたが、晴明さんとは何度かお会いする機会がありました。
しかし、個人的にちゃんと(?)会話をしたのは今回の神社参拝が初めてでした。
なぜか毎回、晴明さんとお会いすると、他の神様たちが「まだ時期尚早だ」と晴明さんを帰されてしまうのです。
アマテル様に「なぜ何度も止められるのでしょうか」と伺ってみますと、
「相性が・・・」
と仰います。
どうやら相性が微妙らしい。
というのも、私は晴明さんと対峙すると「ちょっと怖い」と感じてしまっていました。
私にとって晴明さんは「腹の底の見えぬ人」という印象。
今になって晴明さんのエネルギーをもう少し読んでいくと、一見ミステリアスで冷たいように見えますが、信頼関係を築いて打ち解け合った人は絶対大切にする情の厚さも感じられます。
しかし、私の様に「怖い」という視点で見ている限り、心を開いて打ち解けあうなどできるはずありませんから、そう思っているうちはまだ距離をとっておいた方がいいという事だったのでしょう。
また、自分の軸が安定していないときにただただ情報だけ増やしても、その情報に振り回されて終わったり、道を見失ったまま自身の望まぬ方向に行くこともあるでしょう。
きっと、私はそれを求めていなかったのだと思います。
そして今回やっと、晴明さんとちゃんとお話しすることが叶いました!
私の準備が整ったということでしょう。
記事を書くにあたって、お姿の再確認と、改めてご挨拶をしたく晴明さんをお呼びしました。
「なんでも訊くといい」
と仰ってくださったものの、質問が浮かばない。
というか謎の腹痛でそれどころではない。
なんだ・・・?何か変なもの食べたか・・・?
と苦しんでいると、座っている私の膝元へ晴明さんが近づかれました。
え・・・晴明さんを信じることと腹痛が関係あるのですか・・・?
ていうか信じてないってどういう・・・?
私が混乱していると、
「痛むのはね、お腹の虫を手懐けてないからさ」
と仰る晴明さん。
晴明さんは私のお腹の中から光るミミズみたいなウニョウニョをいくつか取り出しました。(これがお腹の虫かな?)
そして、あやすように声をかけながら、手で虫を転がすように動かします。
すると、虫がきゃっきゃと喜び出しました。
痛みが嘘みたいに消えていきました。
晴明さんすげ〜〜〜〜〜〜!!
お腹の虫と仲良くなると腹痛がおさまることがあるのか。
勉強になった。
虫と晴明さんに繋がりがあるのかはさっぱり分からないけれど。
ていうか、この虫が何なのか知らないのだけど。
去ろうとする晴明さんに、
「好きな食べ物はありますか?!」
と質問を投げかけました。
「あま〜い菓子と、抹茶かな」
だそうです。
一緒にお茶して、もっと信頼関係を築きたいと思います。
今日もおやっとさあです。
また次回。