聖論流生き方スキルアップセミナーvol.0


どうも、聖~HIJIRI~です。

会社員時代に珍しくYシャツ(普段は内勤ですから、服装を問われなかった)を着て、自社工場に品質検査をしに行った時の話です。機械のオペレータのシゲさんという気のいい先輩が、私を見るなり、「聖さん!リチャード・ギアみたいじゃないっすかぁ!」っておっしゃるので爆笑したことがありました。

人が珍しくYシャツを着ているのだけを見て、リチャード・ギアに例えるセンスに脱帽でした。私、めちゃめちゃ日本人顔だし、体型も全然にていないのに。シゲさん、何してるかなぁ。

さて、この話は生き方スキルアップとはなんの関係もありません。単なるつかみです。

概要

普段、私が、聖論塾で教えていることを、ここで全部シェアします。もちろん、分量が多いので、かいつまんでしまうところはあるし、不特定多数向けの書き方なので、あなたの理解度に合わせた工夫もできないところはあります。ですが、それでも、あなたが自分で要点を掴んで、工夫して、生き方のスキルアップをする教科書には、十分なると思います。

主な内容

この「聖論流生き方スキルアップセミナー」は、3つの思想的柱と、8つのスキルの解説から成り立っています。これらすべてを読み終わる頃には、ご自身の生き方スキルを十分見直すことができ、更に高い目標を持って、モチベーション高く、生きづらさの中にも自ら光明を見いだせるようになると思います。

3つの思想的柱

今回は、聖論塾の3つの思想的柱について、お話したいと思います。その3つとは「自立思考」「受容思考」「篤志思考」です。会社で言えば経営理念のようなものです。

「聖論を創刊するにあたって」という今号の一番最初の記事で、書きましたが、私は自立した人を増やしたいのです。そのために、必要なのがこの3つだと考えています。

それぞれの位置づけは、こんな感じです。

「自立思考」(じりつしこう)
:常に自立した考えを持とうという意識

「受容思考」(じゅようしこう)
:常に他の人の考えも聞く耳を持とうという意識

「篤志思考」(とくししこう)
:常に他者への意義ある施しを続けようという意識

となっています。
言うは易し行うは難し、上方漫才はやすしきよし。


それぞれをもう少し解説していきましょう。

自立思考

N○Kをぶっこわーす。

現代人は、びっくりするぐらい、思考をテレビに毒されています。あなたの周りにも「テレビが言ってたから」と語る人は多いでしょう。テレビはとても便利なものです。いろいろな情報が入ってきます。正確か不正確かに関わらず・・・。

そう、テレビが便利なのは、見る側だけじゃないんです。見せる側にとっても便利だから、存在しているのです。

テレビを使って、かんたんに消費させることができます。テレビを使って、かんたんに投票先をコントロールできます。テレビを使って、以下略以下略。

あなたはテレビを見ないタイプですか? テレビからの情報だけじゃなく、ネットの情報なども、総合的に加味して判断できますか?

うちの母は納豆が良いと聞けば「今から納豆買ってくる」と出かけるようなテレビ人間でした。今ではNETFLIXの時間のほうが多くなりましたが、それでも自らが考えるための情報を取りに行くような姿勢は見られません。

人間の判断力は素晴らしいものです。適切なインプットさえできれば、適切なアウトプットが得られます。しかし、テレビや大手メディアによって不適切なインプットがなされれば、当然、アウトプットも不適切になるのです。

自立思考は、自ら適切なインプットを取りに行く姿勢のことを表しています。欲しい情報やこれから必要になりそうなジャンルの情報は、自ら集めに行き、いつでも素早く自分の考えで判断でき、実行できる人間になりたいですね(できるとは言ってない)。

私もまだまだ、大手メディアに毒されていると感じることが、日常の中でいっぱいあります。でも、そういうところを毎日少しでも変えたいと思っています。


受容思考

受容思考は、相手の考えを受け入れる意識がどれだけあるかということです。もう少し詳しく言えば、自分と違う意見の人が相手でも、相手の意見の中にも光明を見出そうという気持ちが持てるか、ということなんですね。

これに関しては、とても難しいと思います。

多くの人が違う意見の人に対して、表向きはイエスと言いながら、裏ではなんにも考えていなかったり、メチャメチャな悪口を考えているということが起こります。

また、最初からNOとしか言えない人もいます。明らかに受け入れを拒否したのだと相手は受け取ります。人数的には、NOとしか言えない人の方のほうが多いかもしれません。

でも、これからの時代はそうじゃないんです。
否定するだけじゃなく、何も考えず鵜呑みにするのでもなく、
「なるほど、あなたは、そう考えるのね」と受け入れようとする。

そういう受容思考を身につけていく。
私にもあなたにも、そういう時期が来たのだと私は考えています。

その一助になるかどうか、一つのお話しをします。

みなさん、HSPについて、どう思います?
昨今、HSPについて特別繊細な人という位置づけがなされていると感じませんか?

私はこれを違うと思っているんです。
HSPの人たちのほうが人間らしくて、正常なのかもしれないと思うようになったんです。
そう、我々のほうが鈍感人なだけなのかもしれないと。

実は、私の妻がHSS型HSPです。
すごく繊細で、何事にも傷ついて、自分を責めて、苦しんでしまいます。
少なくともうちの妻は、たしかに「生きづらさん」ですよ。

しかし、生きづらいから特別なんですか?
生きづらいから異常なんですか?
生きやすければ異常じゃないんですか?

私自身、妻に対して、つい、「普通になるように」圧をかけてしまっていたかもしれないのです。

よくよく妻の話を聴くと、相手を大切にする良い思想を持っていたり、繊細な気遣いで人の気づかぬところを気づけたり、めちゃめちゃこれからの社会に必要な性質だと思えたんです。そこで、一つの考えとして、「自分はバカなんじゃなかろうか」と思えたわけです。

もちろん、繊細な妻の感性についていくのは、自分には細かすぎて大変だし、「たしかにそうなんだが、めちゃめちゃめんどくせええ!!!」ってなります。でも、そういう自分と違う人の考えの中にも、自分が賢くなるヒントが隠されていたりするものなんです。

そうした新たな考えを与えてくれるような人物を、あなたの周りに、宇宙が自然にキャスティングしてくれているわけです。私にとっても妻であったりするわけです。あなたにとって、ご家族はどういう存在ですか?

ちなみに、あなたのチューター役として、私も配置されているので、遠慮なく頼ってくださいね。私があなたの考えを受け入れます。


篤志思考

とくししこう、と読みます。なんで、この項だけ読みがなから入るのかというと、この「篤志」が現代では忘れ去られていると感じるからです。この言葉自体を知らない、という人も増えているかと思い、読みがなから語りました。

昔は篤志家(とくしか)と呼ばれる人がいました。恵まれない子どもたちに私財を投じて施設を作ったりする人です。街の顔役と言われる人がいて、そういう人たちに、必要なときに私財を投じてもらうことができました。

いまは、街にそういう人いますか? ネットの世界でしか関われないような超VIPなら、そういう人もいるかも知れませんが、街単位での篤志家と呼ばれる人なんてほとんどいませんよね。

これには2つ理由があって、前述のように超VIPという縁遠い存在になったことと、複数の人に篤志が可能となって篤志が日常化したことです。

これはどういうことかというと、なにか捨て猫たちの居場所を作りたいと、小学生が思ったとします。昔なら、篤志家にお願いに行くのでした。しかし、今はクラウドファンディングが使えます。良いお願いならば予算がつくのです。あとは実際に行動することなのです。つまり、予算をつける篤志家がネット上に分散したと言えるのです。また、水害対策なども、地方議員さんに伝え、議会で予算をつけ、正式に公共工事としています。篤志家は必要ありません。納税という形で、篤志家が分散されたのです。

これは悪いことばかりではないのです。民衆が力を持ち、予算を必要な人に回せるということなのです。そのような篤志家的思考を誰でもいつでも持ち、実践することができます。

しかし、これは篤志の権利があるだけなので、義務ではありません。
自分のお金に不安がある人は、金銭的な篤志家行為はできないでしょう。

それでも、私は皆さんに篤志思考を持ってほしいと思います。

仏教には、無財の七施という教えがあります。お金がなくても人に施せるのです。お金だけが施しではないのです。

私はこうして、未来のために愛と叡智を皆さんに施そうとしています。それもまた一つの篤志なのです。もちろん、生活のために利益も得ようとは思いますが、それはまた私に篤志思考を実践してくださる方に委ねられているのです。

いずれにしても、他者への意義ある施しを続けようと、意識し続けることは、これからの時代にとても有意義なことなのです。

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「もっとはやく、たくさん学びたい」
「難しいことはよくわからないけど、
生きづらいのでとにかく助けてほしい」

そういう皆さんの声に答えるため、2つのメニューを用意しています。

一つは直接1対1でご相談いただけるオンライン占いカウンセリングです。

もう一つは、サークルです。
私だけじゃなく、いろんな方と相談できる生き方研究サークルで「聖論塾」と名付けました。上位プランでは、私の西洋占星術鑑定を、何回でも受けられます。また、生きやすくなるための多様な知識も掲示板で学ぶことができます。あなたの考えも、皆さんの役に立つかも?


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