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必ず解決したほうがいいこと
おはようございます。
障害の偏見をなくすことを目的に絵描いたり、施設や病院で働いたり、ラジオやったりしてる看護師のひじりです。
今日のテーマは【非営利団体の限界】というテーマで話します。
僕のラジオは、医療の最前線の学びや障害者施設を立ち上げるまでの過程、そして僕の作品を世界に届けるまでの過程を全てを発信します。
1.2倍速で聴くと良い感じに聴けます。
今日は僕が18歳くらいの時にぼんやり考えてたことを共有したいと思います。
僕は17歳の時に初めて障害者施設に足を運びました。
母が働いていたので
「お前、勉強になるから来い」
と言われて、なんとなく行くことにしました。
そこで感じた、障害者へ向ける世間の偏見の目とか違和感があって、一人の人間としてどうしても見れない人達がいるという現実を知りました。
そこで僕は
「よし!ココを解決するために人生使おう!」
と思って、自分も施設の経営に興味を持つようになりました。
そこからはちゃんと命を守る、活動を継続させるにはお金の問題もクリアしなければならないということで、お金の勉強を机上の勉強だけじゃなくて実際に現場に足を運んでみて学んでいました。
そこでの学びの一つとして、非営利団体、利益を生み出すことを目的にしてないですよと言った団体では、医療施設において限界があるなと思いました。
そして、医療施設のトップでそこに気付いてる組織が本当に少ないという所です。
株式会社の医療施設って少なくないっすか?
そこで、めちゃくちゃ面白い話があるので持ってきました。
キッコーマンの醤油って皆さんご存知ですよね?
キッコーマンってまぁ、普通に株式会社なのですがあの会社、病院ももってるんですよね。
株式会社キッコーマン病院があるんですよ。
んで、これの何が凄いかって醤油でマネタイズをすることで、医療にコストをさけるということです。
僕が18歳の時に解決しようと思った問題を解決してて、超憧れてるのですが、ココの問題を解決しようとしてない医療従事者が多すぎるということです。
医療法人に与えられる国からの報酬は少なくはないと思いますが、それだけでは救える命には限界があるし、サービスの質がめちゃくちゃ落ちます。
人件費ひとつとっても、施設の夜勤で1人が20人を見るとかがあるんですけどやばくないっすか?
どうやって、1vs1のコミュニケーションを充実させるんですか?
スタッフが愛情深い人でも金銭的な仕組み、システム上愛情をあげられない状態の医療施設はめちゃくちゃあります。
だって冷静に考えてみて、1人のスタッフを20万円で1ヶ月雇ったとして、1人の利用者さん患者さんに対して1人のスタッフであった場合、1人の売り上げを月に20万円でやっとペイですよ。
月単位の客単価20万円でやっとペイ。
もちろん国からの補助もありますが、皆さんイメージしてほしいのですが、1ヶ月20万円以上使ってるサービスありますか?
家賃でも7〜10万くらいが平均ですかね、
でも家賃ですらいつかは終わりますよね?
でも施設の利用は一生続くものです。
この数字が以下にヤバくて、僕がちゃんとお金周りの勉強もしている理由が少しでも共感してくれたら嬉しいです。
今日はここまで!
最後まで読んでくれてありがとうございました。