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つわりが辛いので、母性保護休暇をとってみた

2023年生まれの娘一人と夫と3人暮らし、かつ現在第二子妊娠中、フルタイムで働くサラリーマンです。



母性保護休暇取ってみた

明日からついに年初めの仕事開始。つわりが辛く、母性保護休暇を2週間とっており、先週上長と産業医の面談を経て、復職することで決まった。
年明けから吐き気、気持ち悪さから不眠となり、加えて眩暈もしたので、この状態で年始から仕事を始めるのはとても不安があった。そこで、母子手帳にある母性管理連絡カードを利用し、主治医に休養したい旨を伝えると、そのカードを記入してくれた。「主治医による2週間の休業指導」という手形をもらい、堂々と休ませてもらった。

本来は、ケトン体の数値に異常が見られたら入院なり、静養を取るようにというのが基準のようで、わたしの場合は正直ちょっと無理をお願いしてしまった感はある。(ケトン体は異常なしだったので、休業レベルじゃないというのが一般論だと思う)とはいえ、事実あの状態で働くことはきつかったので、使えるものは使わないと、と思ったのだ。


今回初めて母性管理連絡カードを使って、母性保護休暇を取らせてもらい初めて知ったことは、
母性管理連絡カードの発行は有料。(診断書発行と同等の扱い)
・主治医から指導は、医学的見地から明らかに「休んだほうがいい」場合意外、妊婦本人の意志(希望)に、なるべく応じる形で対応してくれることが多い。

ということだった。

通常の有給休暇とは別の枠で利用できる母性保護休暇制度が会社にあったので、(他もそうなのだろうか?)条件さえ整えばそちらを使うことができる、というのも初めて知った。


うちの会社は復職にあたり、産業医面談が必須だったので、先日30分程度面談の時間をとってもらった。正直、わたし自身、まだつわりの症状はあるし、突発的に吐き気に襲われ業務を中断し、休ませてもらいたいこともある旨を伝えたら、『同じ状況でも、職務内容によっては、その突発的に作られる“穴”がかえって迷惑になる部署もあるので、上長と腹を割って話して、復職するのがベストなのか相談したほうがいい』という助言をもらったのだ。あとは、結局わたし自身がどうしたいか、だと。

産業医の立場らしく、わたし自身の体調だけでなく、むしろそれ以上に、復職後職場・顧客に与える影響も考慮されているなあ〜と率直に思った。でも、悪い気はしなかった。そりゃそうだよな、と。

2週間休ませてもらったおかげで、改善はしたもののまだ気持ち悪さもあって、業務に復帰するのに不安はある。何より、家でゴロゴロ、だらだらする時間が心地良すぎて、働きたくないな、という気持ちもあり、休めるなら延長したいなとも思っていた。とはいえ、先延ばししたところで、いつか復帰はしないといけないし、ブランクが大きくなるほど復帰した時の不安も大きいだろうから、まあ復帰するか・・・ということで、ついに復帰です。


とりあえずフルタイムで戻るけど、時短で戻ることも今は少し検討中。理由は二つ。
①フルタイムで期待される仕事量だと夕方・夜になることもあり、時間でスパッと区切りたいわたしは時短のほうがいい気がする
②第二子出産後を考え、時短にした場合、どのくらい収入面でインパクトがあるのかを試験的に体感したい

産休にはいるまで残り数ヶ月と思えば、頑張れそうだけど、今この瞬間は働きたくない気持ちが圧倒的に強いのだ。


夫に育休取ってもらいたい?

第一子の時は、夫が取ってくれた育休は3週間。今回わたしから夫にリクエストした期間は半年間。まあ、これも実際これより短くしか取らないだろうな、と見越した上で多めに見積もって伝えたのだけど、わたしが夫に長めに育休をとってもらいたいには理由がある。

まず、圧倒的に大人の手が欲しいこと。育児中の話し相手が欲しいこと。二人で楽しく子育てしたいこと。育休の名のとおり、育児のために休んで欲しいという理由が一つ。
そして、実はこっちの方がわたしとしてはメインの理由だけど、手当をもらいながらまとまって休める貴重な期間を使って、仕事から距離をとって、今後の生き方とか働き方とかを考える時間をとって欲しいと思ったのだ。毎日睡眠を削って仕事をしている状態から、なんとかヘルシーな生活になってほしい、という気持ち。お節介と言われればそれまでだけど・・・。


妻は勝手に仕事がしんどそうだな〜と心配していた。
わたし自身、第一子の育休期間で仕事から離れられた期間がとても良かったと思えたから、夫にもとったらどうかな、と思ったのだけど、先日『今回育休どうするつもり?』と聞いたら、『(夫)3か月くらいとって、復帰して、またしばらくしてからちょっと取ろうかな』との返事。悪くない。わたしのジャブが効いていたと見る。

そのついで、わたしの思うところの理由を伝えたところ、夫からは『育児もしたいし、仕事もしたい』との返事が返って来た。わたしはてっきり、今の仕事(職場)がつらそうで、ネガティブな状態にいるのかなと思っていたので、いい意味で期待を裏切られた返事だった。『(私)今の仕事好きなの?』『(夫)うん』。


まさにわたしのお節介であることが分かったところで、もうわたしとしては夫に対し、どれだけ育休取ってもいいよ(流石にゼロはなし笑)、と思えた。本心で働きたいと思ってるなら、それでいいか、と。

むしろキャリア迷子の陥ってるわたしに比べ、立派だな〜と思った。
わたしは、育休をちゃっかり自分の今後の生き方について考える機会にしたいなと思っているので。いまだに、自分の仕事観も定まらないでいるわたし。決められないでいるわたし。


とにかく今は心身ともに不調なので、働きたくない気持ちですが、明日は来るので仕方ない。まずは一日、一日、と言い聞かせて頑張ります(泣)

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