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光を見つける:スナップ写真論

スナップ写真がとても好きである。
あてどなく街をさまよい、出会った光景を写真に収める。びびびっと来たら写すことを繰り返し前に進む。

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この、びびびっ~シャッターを押すまでの一瞬でやっているのは、
被写体の主題と副題、光を見つける、構図を決める、テーマ・・・といった写真の基本を0.01秒ほどで考える前に考えてカメラを操作する。

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一番大切なことは、びびびっと感じたその世界の美しさ、生命感、閉塞感、悲しみ、喜びなどを写真に収められるかどうか。技術を超えた向こう側まで写真で美を表現できているかどうか。映えるかではなく、ドヤ感でもなく、いいね!が多くつくかどうかでもなく、写真で表現ができているかどうか。
写真を撮る人間が重要なのではなく、撮られる世界が美しいのだ。写真家はその見えている世界をほんのちょっぴり紹介するのが上手なくらいでしかない。

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光を見つける、のはスナップで写真表現をする入り口でしかない。
俺は写真でヒトの生活の美を表現したい。芸術がやりたい。
だから、ひたすらに街を歩きシャッターを押す。思わぬ出会いと美を求めて。
面白いぜ、写真。

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とまあ、写真でも絵画と同じように芸術が出来るんだなと最近ようやく分かってきた筆者のスナップ写真論である。

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ここまで書いたけれどさ、

写真が分かるぜ!教えてあげるよ!
なあんてことは全くない。


写真なんてさっぱり分からない。だから面白いんだよね。


===抽象絵画も描いています
▶絵画のInstagram
https://www.instagram.com/hijiki331/









ひじきアート&デザイン代表 ひじき(今井弘明) 写真人/デザイン人/ビデオ人/八百屋で労働🍅 写真を撮ってグラフィックデザインをしてビデオ作品を制作して八百屋で働いています ❖ご依頼 ➤ hijiki331@gmail.com