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今夜、彼女を連れていく靴
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『今夜 わたしを つれていく靴』
3つ目のプロデュースイベントにてSHHisGRAD発表時のにちかのセリフを回収してきた。
描写的には八雲なみが歌う歌詞だろう。
てっきり私はにちか自分で生んだ言葉だとばかり思っていたが、八雲なみの歌詞だったとは実ににちからしい。
その靴はどこへ連れていくのだろうか、もしかしたらどこでもないのかもしれないな。
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1つ前の記事で言った通り、にちかの周りが最良の選択をすれば彼女は捻くれていってしまう。
それは仕方がないことだ、にちかはまだ熟してない。
これから熟していく、その為に必要なのはにちかを導く存在達がにちかをあるべき所へと多少強引にでも連れていく必要がある。
プロデューサーやトレーナー達が靴となり、にちかを連れていく。
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プロデュースイベントでは2回目の斑鳩ルカとの邂逅。
こんなにも邂逅しているのに、本人達が未だあれ以来お互いを認識した状態で出会ってないのは良い事なのかもしれない。
ただ、私は何故だか悲しく感じてしまった。
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プロデューサーもそれを口ずさむのか。
にちかが事務所に来たばかりの、まだ怯えることを知らなかった時に笑顔で披露したステップを。
プロデューサーのそれは彼女を理解するためのものか、それともあの頃に戻って欲しいという願いか。
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あの時見たテレビのあの人のように忘れられて、都合のいい時に思い出される。
それがにちかの恐れている事なのだろうか。
トレーニングやレッスンを重ねて、求めていたものとは違えどこれも輝くためとバラエティに出演、身体が傷つきながらも手にしかけていたというのにそこで道は潰えてしまうということを。
それを恐れているということはにちかには想像できてしまったのだろう、表舞台から消えて舞台とは関係の無いところで生活をして満足している自分を。
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このスタッフは別に気を遣ってこの言葉を口にした訳ではないだろう。
にちかにとってマイナスに思えることは実は周りにとってはプラスの事であったことを伝えている。
色んなところに出るのは素晴らしいが、にちかの場合はなにもかもが急すぎたのだ。
にちかが進んでいるのは行き止まりが見えてこない道だ、それなのに全力で走ってしまっては途中で倒れてしまう。
にちか自身が自分の道を潰してしまうことになってしまう。
行き止まりが見えないのなら、少しくらい休んでも良いだろう。
ただ、にちかに勘違いしないで欲しいというのは休むという事は止まって座り込むことでは無く、歩くという事だ。
それまでの全力疾走とは違って進むペースは落ちるが、それでも1歩ずつ着実に足を運んで、前へ前へと進んでいるのだ。
歩くという行為でも充分に休息は取れる、それによむて走る気力、体力も湧く。そうすれば、また全力で走れる。
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だよね〜、にちかはそう感じるよね。
にちかに1番足りていないものは、恐らく『自信』なのかもしれない。
自信がないからこそ休むことを選ばずに走り続ける、そうでなければ抜かされて取られてしまうと考えている。
ただ、私は別に抜かされて取られてしまってもいいと考えている。
人に取られたものを欲しがる必要もないし、かといって諦める必要もない。譲ることも拾うことも忘れることなくもっと大きなものを狙えば成果はついてくる。
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にちかはきっと囚われてしまっているのだろう、斑鳩ルカという存在にではなく自分が何もしなければ抜かされて取られてしまうということに。
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やっぱりプロデューサーと結婚したいな。
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言葉に出来ないです..........。だけど強いていうなれば
やっぱりプロデューサーが『今夜 彼女を連れていく靴』だったんですね。
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出会った時の、ただ歌とダンスを見て欲しかった。他の要素など必要なかったにちかに戻るんですね。
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あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、プロデューサーと結婚してえな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜