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HIJIKIが2024年に見た映画③(5本)


・生活の変わり目 死
・積んでいた名作ADVをやっっっと崩しております
・やり出すとやっぱ面白いね……「インプット」と言う言葉を捨てた方がいいのかね……。

ネタバレあり


オッペンハイマー

おおん……。好きなクリストファー・ノーランの最新作なので、勿論映像や音の迫力、構成は大変素晴らしかったと思うが、「どう受け取る」のが日本人として正解なのか?がグルグルしてしまいますね。

ただ公開されて、見れてよかったのは確かです。
IMAXで見たんだけど、足踏みのシーンなんか周りの客がやってる?と思うほど臨場感があった。みんなめちゃくちゃ静かに鑑賞しておりました。



トラペジウム

単独記事を出したのでこれで……「夢を追う」ことが時に攻撃性になる部分、非常に刺さりました。



12人の怒れる男

「12人の優しい日本人」は見たことがあったので、やっと元ネタに触れた感じ。1957年って60年以上前なんだな……。古い映画を見る機会を増やして、1960年〜以降なら見れるやつは見れるくらいになってきた。サイコは今見てもちゃんとし過ぎているから例外として……。

本編の話をすると、ひとつの部屋でおじさんがぎゅうぎゅう話しているのに話が二転三転して面白い!!(子供の感想) 脚本上手男か? 12人の名前が一切出てこないのも配慮が行き届いている。こういうののミッドポイント(?)やどこで山ができてるとかをちゃんとメモっとくのがインプット……なんかね……。最後まで意固地だった男の背景(容疑者と自分の関係がギクシャクしている息子を重ねている)ところを最低限の描写で表してるのとか……映画やね。



ロジャーラビット

ディズニーの大人向け映画レーベルより発表されたヒット作。(天使にラブソングを…もディズニーなのだ) その為かストーリーも浮気や殺人事件の調査などきな臭い雰囲気。

カートゥーンアニメのキャラが現実に生きているという設定なので、実写の人間と手描きアニメが絡みまくるのが作品の特徴。アニメキャラと人間の目線がしっかり合っているし「泡だらけの水(実写)からアニメキャラが顔を出す」なんてことも違和感なくやる。
一番ビビったのが「アニメキャラが外にいる窓のブラインドカーテンを閉める」シーンなんだけど……これ、当然隙間からキャラ見えてるんですよね。流石にレイヤーとか重ねて表現してるよね……?

シナリオは、カートゥーンが大嫌いな探偵がカートゥーンキャラとなし崩しに捜査をして……という王道バディ物なので当然いい。その探偵が「カートゥーンは笑い上戸」という弱点を突いて敵カートゥーンを笑わせるために歌いながら戯ける、という場面が一番グッと来た。いつもブスッとして笑いなんか取ろうとしない奴が、友人のために絶対やらないことを全力でやる……というのが……。



羊たちの沈黙

後世であまりにも参照されまくったせいで、いざ元を見るとピンと来ないパターン引いたかも(例:マトリックス)。磔は流石に仰々し過ぎておもしろかったが、レクターの造形と立ち位置はやっぱり魅力的だな……パクりたくもなる……。

レクター → クラリスへの矢印が思ったより大きそうで予想外でしたね。お互い気になるのかな……と考えていましたが、クラリスはあって父親を重ねているとか何だろうか。

プレシャスと被害者の猫かわいいね……。プレシャスは犬質にもなって大活躍したし、人間の皮は剥がされるが犬猫は大体無事な映画。それ羊たちの沈黙! 屠殺される時も黙っているのは殺された女性たちなのか……虐待されていた頃の犯人なのか?




もうちょっと本数見たいね。

でも今一番気になってる新作はすとぷりかもしれない……。

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