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妄想世界一周旅行計画(7):アジア編

さあそれではいよいよ世界一周の計画を立てて行くことにする。まずはアジアから。前回書いた通りアジアは2箇所しか行くことができない。最初の到着地をどこにするか考えどころだ。私はすでに韓国、台湾、タイ、マレーシアには行ったことがある。一方日本からワンワールドで出国するならばJAL、キャセイ、マレーシア航空、それからスリランカ航空を使うしかない。日本からの出国はまずJALで行きたいところに飛んで、そこからアライアンスのエアラインを使ってその本拠地に行くことが良さそう。香港、中国は仕事で行くことがありそうな状況なのでこの地域は外すことにした。韓国、台湾は多分プライベートで訪問するであろう。そして私はかつて行ったマレーシアに再訪したいと思っている。そう考えるとまず日本からJALでどこかアジアの国に行き、そこからマレーシア航空でクアラルンプールに移動することが良いのではないかと考えた。

そこでまず日本から最初の目的地としてベトナムとフィリピンをターゲットにしてみた。日本からJALを使うとホーチミン、ハノイ、マニラに直行便が周航していた。いずれの都市も興味深い。しかしながらそこからマレーシア航空でクアラルンプールに行こうと思うと、直行便はホーチミン発しかない。

そこで最初の到着地はベトナムのホーチミンシティとすることにした。私はベトナムは初めてであるし、ベトナム料理が大好きだ。最近はどちらかというとタイ料理よりベトナム料理を選択することの方が多い。しかも私の住んでいる松戸市には2,000人あまりのベトナム人が居留している、まさにリトルベトナムとも言える地域であり、親近感がたまらなく湧いてくるのだ。しかしアジアの旅人である友人のあゆさんによると、ホーチミンのような南部の料理は甘ったるいのだとか。口に合うかどうかわからないが、それはそれで楽しみである。

ホーチミンからはマレーシア航空を使ってマレーシアのクアラルンプールに飛ぶ。再訪地となるがマレーシアはかなり面白い国である。何しろ食事が美味くて安いのだ。中華、マレー、シンガポール、インドなどの料理が楽しめるし、それらがフュージョンしたものも食べることができる。ただしイスラム主権国なので酒は高いのが玉にキズだ。クアラルンプールの街はバンコクや台北と比べて近代的である。クアラルンプールを拠点にシンガポールやペナンに足を伸ばすのも良さそうである。妄想は広がるばかりだ。

こうして私の妄想世界一周アジア編は、ホーチミン(ベトナム)〜クアラルンプールを巡ることに決定した。次はヨーロッパだ。未踏の地ヨーロッパ、ワインが飲み放題のヨーロッパ、城のあるヨーロッパ……妄想は広がるばかりである。

【今回の行程】                              

成田発〜ホーチミンシティ着 日本航空          2,720マイル

ホーチミンシティ発〜クアラルンプール着 マレーシア航空    654マイル

合計                          3,374マイル

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