変化をチャンスに!【ゲオホールディングス】
ご覧いただきありがとうございます。
今回はカンブリア宮殿で放送された『ゲオホールディングス』についてまとめました。ゲオと聞けば多くの方がゲームショップを思い浮かべると思います。
現在ゲオホールディングスはゲームの売買のみではなく裾野をさらに広げて事業を展開しています。それがリユース業です。その中核を担うお店はというと、今では多くの街に出店しているセカンドストリートです。実店舗を知っているだけあり、まさかゲオが運営しているとは・・・という気持ちになりました。
ここからはゲオがゲーム屋からどのようにして大転身したのか紹介します。是非最後までご覧いただけると嬉しいです!
ゲオの歴史
1986年に遠藤社長の父・結城さんが悦サラしてレンタルビデオ店を創業したのが始まりです。国内のレンタルビデオ店の運営を引き継ぐなど他社のレンタル事業を買収して規模を拡大していきました。当時は破竹の勢いで進みながらも、結城社長はトレンドが映像配信になるのは未来を予測しておりました。レンタル業態から変化しなければいけない。そこで新たに始めた事業が冒頭でも触れたリユース業でした。ゲオに行くとショーケース内にゲーム機が飾られているのは今となっては見慣れた光景です。
そして2010年にセカンドストリートを買収し、さらに事業を拡大してい行きました。
社長の経歴
2000年ゲオ入社 2011年社長就任
父・結城さんが逝去されたこともあり、それから7年後社長に就任しました。
展開する事業
ゲーム屋以外にどのような業態で事業を行っているのか3つ紹介します。
①セカンドストリート
特徴:とにかく安い!10のカテゴリーに分かれた専門バイヤーがおり、過去10年間の売買記録をデータベース化し、エビデンスに基づいた売買が行われています。
②ラックラック
特徴:有名ブランド、アパレルなどメーカーのを余剰在庫品を安く買い取りり激安価格で販売しています。
③ゲオヤ
特徴:卸問屋が売り切れなかった食品を安く仕入れて販売することで、コンビニやスーパーを寄せ付けない圧倒的安さを実現。フードロス対策にもつながっています。
これらの良い点は、『良いものをできるだけ安く買いたい』消費者の需要にマッチしていると思いました。家電製品に関しては保証を付けてもらえたり、直接ECサイトでは確認しがたい点を直接確かめられるのは実店舗ならではの強みです。
印象に残った言葉
・価値がある限りは次の人へ譲る手伝いをしていきたい。
・商売が流行りものからスタートしているので当然変わらなければいけない。「変わらないと死ぬ」という意味だと思っている。
・お客の1000円札をどう2000円の価値にできるかが我々の仕事だと思っている。
・我々が物を作っているわけではなにので作られた物を次につなぐことをどれだけやるか。
・コンビニが「こんなことバカらしくてやれない」ということを本業として丹念にやる。