【ほぼ無料】注目度急上昇!パオジアン解説
挨拶
こんにちは。
福岡で博多・天神を中心にポケモンカードで遊んでいます。
緋彩(ひいろ)と申します。
X(旧Twitter) @hiiro_PTC
この記事では僕が最近愛用しているパオジアンの構築についての解説をします。
めんどくさくなって急に略称を使い出したりしていますが、それが何かは大体わかると思うので察してください。
最近の僕のパオジアンでの戦績
戦績があると発言の信憑性が増す気がするのでパオジアンでの戦績を書いておきます。
今年1月のレギュレーション変更後、パオジアンを使用した大会での戦績は以下の通りです。
140人規模の自主大会ベスト4
140人規模の自主大会ベスト8
32人規模自主大会優勝×2
32人規模自主大会予選5戦全勝トナメ1没
良い結果をピックアップしているようにも見えますが、自主大会でパオジアンを使用したのはこの5回だけなのでパオジアンを使用した自主大会では常に決勝トーナメントまで進出しています。
なのでパオジアンをそこそこ上手く使えている自信があります。
パオジアンに対する世間のイメージ(偏見を含みます)
これは僕の偏見かもしれませんが、パオジアンに対する世間のイメージは以下の通りです。
青天井バカデッキ
運だけポケストップ
引き強い人専用デッキ
じゃんけん自信ニキ専用デッキ
女性の8割はパオジアン使っている(これは本当に僕の偏見なので無視してください)
上記のように対戦しててマイナスなイメージを持つ人が多いと僕は思っています。
そんなイメージが先行してしまっている理由を考えてみました。
それが以下の通りです。
パオジアンというデッキの性質上、引きが強い時のパワーがめちゃくちゃ高くて不愉快
青天井がバカっぽい
ポケストップがどうしても都合良く見える
負けたパオジアン側が引けなかったことを主張しがち
先2プライムキャンコロ手裏剣なんてくらった日にはTwitterが捗ります。
青天井はドカーンって感じがするからバカっぽいですよね。
使ってないとポケストップの当たり方はとても都合よく見えるから仕方ないです。
引けなかったと言うしかないから仕方なさそうに見えます。
今回記事を書くに至った経緯
1つ前の項目で書いた悪いイメージを持つプレイヤーが多く、対戦後に相手から『引き強いですね』などの言葉をかけられ少しムカつくことがあったので、しっかりと言語化して解説記事を書き、舐めた言葉をかけてきたプレイヤーに対してこの記事を読ませることで認識を改めさせようと思って書くことにしました。
嘘です(半分本当です)
最近、僕のパオジアンの構築に興味を持ってくれた人たちに構築をシェアしています。
しかし構築を見るだけではプレイの方針や、不採用であるカードが不採用である理由は伝わらないので記事にしてまとめて読んでもらおうというのが本当の経緯です。
あまりにも長い前振りになってしまいましたが、
早速構築晒すところから始めます。
構築
この構築のキチキギスex、夜のタンカをビッパとビーダルの3枚目に変えたら変幻の仮面までの構築になるのでPTCGLで使用できます。
この構築に至った経緯
僕は出た当初から青天井のバカっぽさが好きでパオジアンをフリー対戦でよく使ってました。
大会で使ってなかったのはバカっぽさが好きだっただけで強いと思ってなかったからです。
元々はパルキアやマナフィ、ナンジャモやボスの指令などが入った構築を使用していました。
ですが年も明け、最愛のインテウーラとの別れを受け入れられずにいた2月のある日、友人とフリーをしている中で気づきました。
『パオジアンがガチで回った時のサイド2-2-2のプランに追いつけるデッキなくね?』
これはパオジアンを使われる側の時に感じていた『パオジアン側に完璧な引きをされる前提なら完璧なケアは存在しないな〜』
という考えから来ています。
実際パオジアンが毎ターンサイド2枚取る場合、パオジアンが毎ターン平均2枚サイドを取っているのに対し、パオジアン相手に平均2枚より多いサイドを取ることのできるデッキがほぼ存在しないため、理論上はパオジアンに勝てるデッキがあまり存在しません。
そこに着目し、
サイド先行して2-2-2で勝つ
サイド1枚取られた後に2-2-2を通して勝つ
この基本プランの2つに全力を出すための構築を組むことにしました。
それでは採用カードの解説に移ります。
採用カードの解説
パオジアンex 2枚
力の権化、サイド2-2-2の要です。
2回使うことも多いので3枚あると便利そうですが、ヘビーボールも釣竿もタンカもあるし、対面次第ではスタートしてほしくないので2枚としています。
スタートしてほしくない理由としては、基本プランの2つであるうちの、『1枚取らせて2-2-2』のプランを選択する場合、自分の盤面にサイド2のポケモンが存在することが不都合になってしまいます。
逃げるためのエネルギーが2枚必要であり、相手の先攻2ターン目のストームダイブ、ベルト付きバーニングダーク、フォトンブラスターから逃れられません。
ナンジャモなどの逆転のためのカードを一切採用していないので、基本プランが崩れるようなことを避けるためにもスタートしてほしくないので、必要最低限の2枚の採用としています。
テツノカイナex 1枚
力の権化②、パオでサイド2枚取れない時、大体カイナで2枚取れる。
ほとんどのゲームで使います。
エネルギーを保持した状態で殴っているため、パオと違って倒されなかった場合に低い要求でサイドを2枚取ることができてしまうので、放置できない強さを持っています。
ロスト軸などのHPが低いポケモンが中心のデッキはカイナを倒さないとサイド2枚取り続けられてしまうので、そういったデッキを相手にする場合は少しでも早くカイナを起動できるとゲームが楽になります。
早期に起動することを目指しましょう。
かがやくゲッコウガ
デッキの安定感も上げつつ、最強クラスの技を持つバケモンです。
対面次第にはなりますが、ゲッコウガのおかげでサイド2枚遅れてもなんとかなる場合があります。
自分残りサイド6、相手残りサイド4
↓
盤面をサイド1のポケモンのみにして手裏剣通して4-4
↓
1枚しか取れなくて4-3
↓
自分2枚取って2-3
↓
相手3枚取れないので確実にターンが返ってくる
↓
2枚取って勝ち
この他にも手裏剣でサイド1のポケモンを1体倒しつつ、サイド2のポケモンをカイナで3枚取れるようにすることで2枚先行されても逆転できるプランもあります。
自分残りサイド6、相手残りサイド4
↓
手裏剣で1体倒して5-4
↓
1体倒されて5-3
↓
カイナで3枚取って2-3
↓
さっきと同じ条件なので勝ち
手裏剣を当てることでカイナで3枚取れるポケモンの代表例はロトムV、ピジョットex、パルキアVSTAR、ルギアVSTAR(レガシーで避けられる可能性有り)らへんです。
何か忘れてたらごめんなさい。
テツノツツミ 1枚
かがやくリザードンやかがやくフーディンといった、パオでもカイナでもサイド2枚取れないポケモンがバトル場に来た時に強制的に入れ替えさせるための採用です。
HP130以上のサイド1のポケモンが複数入ってるデッキはあまりないのでツツミで入れ替えさせてバトル場に出てくるポケモンならパオかカイナでサイド2取れます。
最近数を増やしてるレジドラゴにおいても、オンバーンexの技の効果を消す役割を担えます。
また、レジドラゴ単騎(ベンチに何もいない状態)の時は冷却ジェットを使うことで技が使えなくなるので、隠密飛行によるロックを解除できます。
セビエ(HP60、HP70持ってくる) 2枚-1枚
基本的には逃げエネが1枚であるのが嬉しいです。
アタッカーを用意する際、パオで360ダメージを目指す場合とカイナでごっつぁんを目指す場合、どちらの場合でもスーパーエネルギー回収でエネを4枚回収しますが、この4枚は全て技を打つために使ってしまいます。
なのでパオやカイナをバトル場に出すためにバトル場のポケモンの逃げエネが必要です。
その逃げエネが1なのか2なのかはとても大きな差です。
なので基本的にはHP60の方を盤面に出します。
HP70の方はドラパルト対面で使用します。
セグレイブがいなくなることを避ける目的で、
ファントムダイブでセグレイブを倒しながらセビエにダメカン6個乗っける動きを取られる場合にHPが70であることで殲滅を避けることができます。
その他にも準備段階のターンには技『持ってくる』を打ち、準備するターンの質を上げることができます。
セゴール 1枚
少し珍しい採用だと思います。
セゴールに進化できていると、セグレイブを立てることが目標に含まれるターンにおいて、要求から『ふしぎなあめ』を取り除くことができます。
また、セゴールを経由することで飴を経由する必要がなくなるので、飴をハイパーボールなどのコストにしやすくなっています。
本来捨てにくいカードを捨てやすくなっているので、ビーダルのドロー枚数の確保にも繋がります。
進化する時はHP60の方のセビエから進化することでドラパルトやヤミラミに対して少し強い盤面になります。
セグレイブ 2枚
2体育ったら嬉しい、でも盤面には1体で充分なので2枚。
2枚サイド落ちしないように祈るしかないです。
こいつに関しては特筆すべき点も見つからないので終わりです。
ビッパ-ビーダル 2枚-2枚
パオジアンのビーダルが全デッキの中で1番パワーあるビーダルです。
パオジアンというデッキの性質上、山札からエネルギーは減っていき、中盤以降でゲームに必要ないものはコストになります。
なので山札の質がとても高く、手札干渉をされたとしてもビーダルで手札5枚まで回復できれば大体そのまま勝てます。
基本的には場に2体出すことを目指し、サイドに落ちていたり、1体倒されたりした場合にはそのベンチ枠にキチキギスを出します。
キチキギスex 1枚
新弾の注目カードですね。
しっかりめちゃくちゃ強いです。
ポケモン倒されるまで出番ないのと言いにくいことだけが弱い。
パオジアン側が2-2-2を遂行している限り、キチキギスが出ていることが負け筋になることは無いと言えます。
キチキギスが倒される
=
アタッカーとビーダルとセグレイブが残っている
他が全部残るなら倒されても大丈夫です。
パオジアンに対して、ビーダルを倒し続けてパオジアン側に要求を満たしにくい状態にするプレイがあります。
これはビーダルが1進化のポケモンであり、倒してから育つまでのタイムラグがあることによって生まれるプレイだと思っています。
しかしこのキチキギス、なんと『たね』ポケモン。
ビーダルが倒された直後に出して特性が使えるので、ネストボールを3枚の手札に変えることができます。
ビーダル→キチキギス→ゲッコウガの順に使うと手札は9枚、ポケストップで更に増えることまで考えたら脳汁ドバドバ、手札9枚のパオジアンに出来ないことなんてありません。
『引きだけ』なんて言わせません。
勝つべくして勝つのです。
ハイパーボール 4枚
序盤は主にビーダルになるカードです。
ビーダルのパワーを最大限に活かす構築なのでしっかり4枚枠を取ります。
セゴールやセグレイブなどを持ってくることもありますし、ネストボールの代わりになることもあります。
手札を2枚トラッシュしなければいけないので、後半の手札干渉後に使いにくいことが多いです。
なので中盤に手札に余裕があるときはネストボールが手札にあってもハイパーボールでたねポケモンを持ってくることを意識しています。
そうすることで終盤にネストボールを温存できます。
対戦相手からしたらネストボールを都合よく引いたように見えますが、少なくとも僕はネストボールを雑に使わずに後半に引きやすいように意識してます。
ネストボール 4枚
セグレイブとビーダル以外はたねポケモンなので、セグレイブとビーダルが育った後はネストが1番強いです。
相手のバトル場でサイド2枚取れるポケモンを後出しすることが多いので、しっかり4枚取ります。
もちろん1ターン目にセビエやビッパをしっかり並べることも必要なので、序盤の安定感を崩さないためにも減らせません。
なかよしポフィン 4枚
最初に出したい70以下が多いので最大取って4!
初戦で初手に2枚あったら『今日いけるな😏』って気持ちになりますね。
1ターン目に初動なくてポケストップでポフィン当てた時だけ神を信じてます。
ヒスイのヘビーボール 1枚
カイナやゲッコウガ、キチキギスと言った1枚採用のポケモンがサイドに落ちた時に活躍します。
ハイパーボールやスーパーエネルギー回収のコストになることがあるので、手札に来ても雑に使わず、サイドにポケモンが落ちているかどうかは山札見る時に確認してください。
僕の前で脳死で使ったらちゃんと説教します。
ポケギア 1枚
宗教枠(自由枠)です。
入れたいカードあったらここ抜いてください。
カイが手札にあると要求が一気に落ちるので少しでもカイを打ちやすくするための採用です。
例、ボールとスーパーエネルギー回収が欲しい時
カイがない時
→ボールとスーパーエネルギー回収の両方を引かなければならない
カイがある時
→ボールorスーパーエネルギー回収のどちらかが引ければ良い
1ターンに複数の種類のグッズを使うデッキなので、カイがあるだけで1枚好きなものを確定で持ってくることができるのはめちゃくちゃありがたいです。
それにデッキの構造上、山札からサポートとスタジアム以外のカードがどんどん減るデッキなのでポケギアでサポートにヒットする確率はそこそこ高いです。
ふしぎなあめ 3枚
初手にあると微妙に嬉しいですが、4枚入れると手札がかさばってビーダルのドロー枚数が減ってしまうので3枚がちょうど良いです。
セゴール採用によって1枚使えれば良いゲーム展開になることも増えたので2枚採用も試しましたが、2枚だとマジでコストにすることができないのでやめた方が良いです。
3枚なら1枚はコストに使ってしまってもそんなに不自由は感じなかったので本当にちょうど良いです。
スーパーエネルギー回収 4枚
基本的には3枚使う試合が多く、中盤以降に手札にあると相手のバトル場が誰であっても対応しやすいので引きやすいように4枚しっかり採用しましょう。
逆に4回フルで使わなければいけないことは少ないので、サイドに1枚も落ちていなければ1枚はコストにしたり、1〜2枚だけ回収する弱めな使い方をしたりすることが許されます。
スーパーエネルギー回収を捨てる勇気。
必要です。
大地の器 2枚
パオジアンを出さずにエネを集めることのできるカードです。
雷エネを持ってくることのできるグッズなので採用枚数がカイナを安定して起動できるかどうかに直接関わってくるので僕は2枚採用しています。
1枚だとサイド落ちした時に雷エネを持ってくるのが困難になってしまってカイナで戦いにくくなってしまいます。
パオの特性+器で4エネになるのも偉いです。
雷+水3枚をカイナにつけてプライムごっつぁん。
スーエネ要らずのプレイも出来る良いカードです。
すごいつりざお 2枚
夜のタンカとは違い山札に返すので次のターン以降のことをしっかり考えなければなりません。
ミスったらしっかり負けます。
負けた時に、釣竿で返すカードを振り返ったらミスだったことが多いです。
エネがトラッシュか山札か、どちらにあった方が勝率が上がるかを見抜けるようになりましょう。
僕もまだまだ完璧に使えていないと思います。
夜のタンカ 1枚
新弾のカードです。
ポケモンが倒されたり、ポケストップで落ちたりすると釣竿→ボールの手順でしか出せなかったのが直接手札にするようになりました。
なのでポケストップを回す裏目が以前までより少し弱まっています。
ネストボールが山札に無い時はキチキギスなどのポケモンをわざとトラッシュに捨てておく事でグッズ1枚から3枚ドローに変換出来るので、5枚目のネストボールとして使う事ができます。
ネストボールの残り枚数を気にしましょう。
キャンセルコロン 1枚
主に相手のマナフィに使用するカードです。
一応、岩オーガポン、ミミッキュ、ハバタクカミも消せるので覚えておきましょう。
タケルライコ対面などのゲッコウガを通す必要がない試合では基本的には不要なので適当に空打ちして使ったり、コストに使ったりして少しでも山札の圧縮に繋げましょう。
変に勿体ぶる必要もありません。
普段お世話になっている方から加筆するべきことがあるとのアドバイスをいただいたので、そのままスクリーンショット貼っておきます。
プライムキャッチャー
ゲッコウガでキャンコロ手裏剣を通さなければ勝てない試合展開になった時にマナフィをバトル場に呼ぶことをボスの指令で行うのは無理がありグッズであることが好ましいのでプライムキャッチャーが良いと思います。
また、他のデッキにおける『ボスで勝ち』の盤面では『プライムorカイ、状況次第では暗号マニアで勝ち』に出来るのでやはりグッズであることが望ましいです。
ポケストップ 2枚
スタジアムは同じものから同じものへと張り替えることが出来ないので、3枚採用すると手札でかさばることがあるので2枚としています。
僕手札かさばることにめちゃくちゃヘイト貯めてますますね。
基本的にこのデッキはグッズで要求を満たしていくデッキであり、2枚以上のグッズを必要とすることも多いので要求を満たしやすくするためにも欠かせないスタジアムです。
カイ 4枚
序盤から終盤までずっと強い。
手札にずっといて欲しい。
多分何も言うことないです。
足りないものを持ってくるカードなので基本的には手札からは最後に使いましょう。
暗号マニアの解読 1枚
カイと違って好きなカード2枚なので自由度は高いです。
しかし、ビーダルやゲッコウガなどのカードと合わせて使うことしかできず、初動になりにくいので枚数は控えめに1枚。
また、殴り始めたら大体3ターンで決着をつけに行くので、そんなにサポートを打つターンもないのでサポは最低限でいいかと思います。
カイも暗号マニアも持ってきたいカードを引けている時は使えなくても問題ないですしね。
そしてやっぱり多いとかさばるので。
基本水エネルギー 8枚
ヘイルブレードで360ダメージ出すのに6枚必要なのでサイド落ち考慮で最低7枚。
序盤で360出すことを必要とされる時もあるので少しでも集めやすいように+1して8枚。
8枚だと終盤の隠し札や釣竿が少し難しくなってしまうので、
枠があれば9枚目欲しいと感じることもあります。
多分9枚入ってる構築は器が1になってると思います。
基本雷エネルギー 1枚
1枚しか使わない+カイナでしかサイド2枚取れない相手の時にサイド落ちしたら泣けば良いので1枚。
カイナでしかサイド2枚取れない相手+手裏剣通してもまだ残りのサイドに落ちている時しか困らないのでもう1枚で良いです。
キャンコロ手裏剣通す時にマナフィ倒してもう一回手裏剣通ることを祈りましょう。
不採用カードの解説
パルキア
僕の構築の基本プランの2つ
・サイド先行2-2-2
・1枚取らせて2-2-2
この基本プラン2つが崩れてしまう時があります。
『それはサイドを2枚先行されること』です。
なので相手の先攻2ターン目でのストームダイブや、ミライドンの後手1フォトンブラスターでサイドを2枚取られるわけにはいきません。
逃げエネが2枚必要なこともあり、1ターン目にバトル場でスタートしたパルキアを逃がせないので基本プランが崩れることを嫌っての不採用です。
アンフェアスタンプやナンジャモなどの手札干渉札を採用して逆転を図れる構築なら耐久力を評価して採用するかもしれません。
マナフィ
先2手裏剣や先2トライフロストなど、到達されたら即負けレベルの技があります。
即負けするなら入れた方が良いようにも見えますが、ここで僕が構築を考える時の話をします。
最近のような強いデッキが何種類もある環境では、どのデッキを使っても何かしらの不利対面があります。
そこで重要なのが『割り切り(諦め)』です。
残念ながら60枚で全デッキに勝てる最強デッキは組めませんし、組めるならそれしかいません。
無理なもんは無理、でもその他には絶対に勝つ。
1回負けた程度なら予選は上がれますからね。
僕は強いデッキが多い環境では予選抜けを目標にして構築を組むので結構すぐ諦めます。
使用率がめちゃくちゃ高いわけでもないデッキの特定の動きのために貴重な1枠を使いたくないです。
それでも少しでも勝つ可能性を上げたい!って人はもちろん入れた方が良いです。
実際こんなにデッキが沢山あると、マッチ運次第で勝率が変わってしまいます。
JCSでルギアとライコとロストに勝つつもりだったのにドラゴとサナミラー×2とリザだったりします。
月光手裏剣、トライフロストは共に先2で撃たれたくない技であり、先2以外なら大丈夫という認識なので先攻であれば関係ないですし、どちらの技も安定して先2で放つことができるわけでもないので無視することにしました。
なんならレジドラゴに関しては先2ファントムダイブでも十分キツいので、ファントムダイブ打てるデッキにマナフィ出してたら勝てません😢
また、盤面上の問題もあります。
セグレイブ系統が盤面に2体、ビーダルorキチキギスが計2体、残り2枠にマナフィ置いたらあと1体になってしまいます。
アタッカーを置かなければならないことを考えるとゲッコウガは置けません。
だからと言ってビーダルなどのドロー系のポケモンを1体しか置いてない場合はそこ倒されながら手札干渉されるだけで攻めきれず負けがちです。
経験上マナフィを置くことが出来ればゲームは長く出来ますが、結局マナフィを置いて場を圧迫してしまっている分の不自由で負けることが多いです。
カウンターキャッチャー
この構築なら基本バトル場でサイド2枚取れるから要らない!
基本プランの内1つのサイド先行2-2-2においては白紙になってしまう!
以上!
ナンジャモ
特定のカードを数種類手札に揃えたいデッキなので、このカードの前or後に揃えなければならないのが要求通す力を下げてしまうので不採用。
ナンジャモやツツジなどの手札干渉は、やりたい動きをちゃんと通した上で成り立つ妨害だと考えています。
例を出すと、『リザードンもピジョットも倒せてないのに手札2枚にしたところで捲れはしませんよねー』みたいな考えです。
ナンジャモ打つ前に釣竿引いて、ナンジャモでボールとスーパーエネルギー回収揃えるとかは都合良すぎ。
話題の単語の使い所です。
論外。
ボスの指令
カウンターキャッチャーと同じ。
回しててボス欲しいと思ったことは数回程度ありますが、どれも僕のリソース管理が甘かっただけなので結局要らないかなと思ってます。
あれば少し楽にはなるので楽をしたいなら入れていいと思います。
僕はストイックにやりたい。
無料分はここまで、有料部分について
誤字脱字とかあったら教えてください。
他にも、不採用カードでこれは何故?とかあったら教えてください。
気が向いたら書き足します。
有料部分に書くことがあんまりないので、
購入してくれた方には大会などでお会いした時にパオジアンとフリー対戦しながら解説を受ける権利をあげます。
文字を見て想像するより実践する方が納得しやすいですし、僕があらゆるパターンを書くのがめんどくさいからです。
とりあえずここまで読んでいただき、ありがとうございました。
対パオジアンにおけるNG行動
あくまでも僕のパオジアンに対するNG行動のお話ですので、必ずしも全てのパオジアンに当てはまるわけではないかもしれません。
それをご理解いただけた方のみ購入お願いします。
パオジアンを使用している人は、相手がこのNG行動を取った場合に有利な盤面作りができるようになるので読む価値が少しはあると思います。
ここから先は
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?