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TOEIC L&R IP(オンライン)テストを受けてみた結果www
みなさ~ん
TOEIC、勉強してますか?
地獄に落ちろ!
失礼しました。先ほどの暴言。ぼくに代わって秘書が謝罪いたします。
先日、TOEICの試験に申し込んだところこのような案内がありました。
やっぴー!
元気カナ❢❓
TOEIC試験申し込んだ人はなんと格安でオンラインバージョンも受けさせてあげるキャンペーンやってるよ☺
お家でパソコンで受けられるからぜひ受けてみてね❣
ばいちゃ
TOIECテスト運営事務局
たったの700円程度でオンラインテストを追加で受験できるということでぼくはさっそく受けてみることにしたのであった。
ちなみにTOEICのオンラインテストは1時間のショートバージョンのものがありますが今回ぼくが受けたものは2時間のフルバージョンでした。
問題形式は普通のものと全く一緒で、リスニング45分、リーディング75分。
part1~7までで構成されていました。
守秘義務のようなものがあるので問題の中身については触れませんが、実際受けてみた感想と注意点などを記そうと思います。
① part3~4の先読みが不可能
オンラインの形式上、いくつか融通が利かないところがありました。
最大の欠点はリスニングのこれ。
コンピューターの指示通りに進んでいくのでリスニング音声が流れている間に画面上にはその問題のテキストしか表示されません。
よって早めに解いて次の問題のスクリプトを先読みしておくといったテクニックは使えないようになっています。
これはぼくにとっては非常に致命的でした。
先読みできる時間は「次は〇問目から〇問目の音声ですよ」という間のほんの数秒間だけ。
音声を聞きながら質問文を読むというマルチタスクを行うか、あるいは聞くことに集中して、その記憶を保ちながら音声の質問と同時に問題を解いていくか、といった解き方が要求されます。
これって公式側がそういった解き方を意図しているということでしょうか?
つまり先読みは邪道であると?
QuizKnockの英語つよつよ担当こととむ氏は「音声は一字一句文字起こしできるレベルで聞き取れてるけど、単純に内容を忘れちゃう」とおっしゃっていた。
非ネイティブ最強レベルの受験者でもそうなのだから、英語そんなに強くないぼくのような受験者はなおさら内容を覚えていられない。
すると聞きながら問題に目を通さざるを得なくなる。
聞くのも読むのも中途半端になったりするしどこを注意して聞くべきかある程度ヤマを張らなければならなくなる。
これは英語の能力を図るという意図から考えるとどうなのか。
いや、先読みについても問題はあるだろうけど。
② ずっと画面見てるの疲れる
紙の問題と違い問題がPC上にあると問題を読むのに疲れが生じてしまいます。
受験者の体力面の問題だったり使っているノートパソコンだったりで結構差も出てくるところなんじゃないかと思います。通称:おま環。
デジタルネイティブな若者はどうかわかりませんが、リーディングの75分間ずっと画面を集中して注視していたら通常の試験の5倍くらい疲れました。体感です。
③ チェック機能がありました
リーディングでは解答のマークをクリックしてNEXTボタンを押して次のページに進むという形式になっていました。
鉛筆でマークシートを塗りつぶして手でページをめくるのとどちらが時間がかかるかはちょっとなんとも言えません。
マークを塗るのは慣れればそんなに時間がかからないですがPCだとクリックで一瞬です。
ページ送りについてはオンラインテストだと見開きの概念がないので一ページごとにNEXTボタンを押す必要があります。
PCならではの機能として問題にチェックをつける機能がありました。
いわゆる「後で解く」機能ですね。
ぼくは検定試験におけるCBT試験に慣れているので目新しさはないですがまああったらあったで嬉しい機能かも知れません。
が、受けたことのある人であればご存じのとおり、TOEICテストは見直しに戻る時間など基本的にありません。一通り最後まで解けるかどうかも怪しいテストなのでその機能の恩恵は受けられない受験者が多そう。
結果と今後
さてお待ちかね。
ぼくのテスト結果なんですけども
リスニング305点 リーディング335点 トータル640点
といった具合でした。
【低い】ここ数年間において過去最低の結果でしたよ【笑い】
ついついYouTubeの動画タイトルみたいな書き方をしてしまうくらいの成績でした。
ちなみにぼくのこれまでのTOEIC L&R試験のベストスコアはL390 R395 TOTAL785です。
環境が変わるとここまで変わるものかという感じです。
んっとね、オンラインテストは二度と受けたくないです。そう思いました。
・先読みに頼らない実力がある人
・PC画面をずっと集中して見続けられる人
・自宅の方が本領を発揮できる人
にはお勧めです。
※余談
自宅で受験ができると不正し放題のような気がしますが、ぼくは不正は一切しませんでした。単純にTOEICは時間がカツカツなので不正している暇がありません。他のウインドウを開いておくといったこともできませんし、方法があるとしたらスマホでカメラで翻訳アプリを入れておくとか、隣に英語つよつよ友達を置いておくとか面倒なことをする必要があるかもしれません。
そうまでしてTOEICのスコアを上げることに意味があるかはちょっとわからないです。