
雑記 ~無回転シュートが打ちたくて~
・いままでおくびにもだしていないけれど小学生の頃のぼくはサッカー少年だった。
・休みの日ごとに友達と公園や学校のグラウンドに行ってはボールを追いかけまわしていた。
・サッカー漫画やゲームも好きで、キャプテン翼やイナズマイレブンにも結構ハマった。
・最近だとブルーロックにハマっていて、週刊少年マガジンで連載を追いつつコミックスも購入。
・昨年のカタールで開催されたサッカーワールドカップ、あれはすごかった。
・日向坂の影ちゃん目当てで中継見てたのだが、いつの間にか試合展開に虜になっていた。
・そのころからだろうか、ぼくの内なるサッカー熱がふつふつと湧き上がってきたのである。
・ドン・キホーテでサッカーボールを購入し休日公園に行ってサッカーをするようになった。
・(ひとりで)
・実はぼくはリフティングがそこそこ得意で、体力の有り余っていた大学生のころは自己ベストは100回を超えた。(103回くらいだった気がする)
・でもやはり体力が落ちたいまでは全盛期の動きはできなくて、リフティングはせいぜい50回くらいが限界のようです。
・サッカーの楽しみ方は様々。観戦するにしても自分でプレイするにしても。
・戦術やボールコントロール、デュエルなども見どころがあるがやはり目を奪われるのは華麗なシュート。
・YouTubeのスーパーゴール集など時間を忘れて見入ってしまう。
・その中でも無回転シュートには強いあこがれを抱いてしまった。
・空中で揺れながら落ちるあの軌道はサッカーの神の見えざる手と物理学の神秘が感じられる。
・つまりは自分でも蹴ってみたくなったんですな、無回転シュートが。単純にして無謀な欲望。
・いろいろと動画で調べてみたところ①足の固いところで②ボールをまっすぐ蹴り③軸足を上手く抜く、あたりが重要だそうです。
・さっそく公園に行ってシュートを実践。
・やはり思った通りにはいかない。自分の身体は思ったよりも自分の思い通りには動いてくれない。
・何本か蹴ってみたがこれという軌道のシュートは出てこない。
・だが次第にコツみたいなものをつかんできた。シュートのスピードは必要だ。
・速度が変化を生む。空気の壁を勢いよく突き進むことが大きなブレにつながると直感する。
・勢いよく助走をつけて振りぬくが、なかなかミートが上手くいかない。何度か蹴ってみても左右どちらかに回転がかかってしまう。
・発想を逆転させよう。助走をつけて蹴るからミートが上手くいかない。ならばその場で蹴ることから始めよう。
・ボールの真ん中をめがけて右足を振りぬくと、ボールの軌道は斜めには飛ばず地を這うシュートになってしまう。
・かといって斜め上に飛ばすためにボールのやや下を蹴ってしまうと逆回転がかかってしまう。パスならいい回転なんですけどね。
・じゃあどうするか。ここでもう一つぼくの頭に発想の逆転が生まれた。
・ブルーロックならば頭のパズルがバラバラいって再構築する場面ですね。
・ボールの中心を蹴りつつ上向きの力を与えるにはどうすればよいか。簡単である。ジャンプしながら蹴ればいいのだ。
・ミートの瞬間軸足で跳べば前に進む力と上に浮く力の二つがボールに与えられる。
・これはもしかして③軸足を上手く抜く、と関連することなのか。正しい直感がある。
・そこから何本か蹴ってみたら一本とても良い軌道で跳ぶシュートを打つことができた。やった!
・まだ助走をつけて蹴るのは難しいのだが、雪が降るまでには感覚をつかみたい。
・そんで次のワールドカップ見てろよ。いつでも招集してね、森保監督♡