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【楽曲派になろう】第壱回:ドラムに耳を傾けよう【神者の神者による神者の為の楽曲派講座】

こんばんはひいろです
楽曲派になろう講座、正式始動
と言うことで一回目のテーマは「ドラム」です
ドラム、私自身は叩くことは出来ませんが、聴きとるだけなら難易度は他のギター、ベース、シンセサウンド全般と比べれば低いと考えています
ドラムセットの仕組みと各音色、ある程度決まったパターンを知ることでどのように鳴っているかを少し理解出来るようになっていきましょう

ドラムセットの構成

画像1

いらすとやから拝借

ドラムセット、何となく見たことがあったりイメージくらいはあるでしょうか?
ない人もまあ上記のイラストで大体イメージは掴めると思います

ドラムセットと言うのは本来複数人で構成する打楽器をなるべく一人で演奏できるよう纏めたものです
吹奏楽やオーケストラでは各打楽器毎にプレイヤーが存在しますが、ドラムセットを使うことで演奏者を一人で賄えるようになるのです

それではこまかく見ていきましょうか

画像2

(画像はWikipediaから拝借)

1:バスドラム
大太鼓です
一番低い音が鳴ります
演奏者はペダルと呼ばれる機器を足で踏んで鳴らすので、キックとも呼ばれます

2:フロアタム
これも低音が鳴る太鼓です
バスドラムよりもボワっとした音のイメージ

3:スネア
小太鼓です
高めの音です
スネアは他の太鼓類と違い裏側にスナッピーと呼ばれる金属線が着いており、これが一緒に鳴ることで独特な音になるのです

4:タム
フロアタムの仲間でフロアタムよりも高い音が出ます
二個ある場合は音程が違います

5:ハイハット
ここからはシンバルですね
ハイハットは小さめな二枚のシンバルを一つに纏めたドラムセット特有のシンバル
これはシンバルを固定するスタンドが独特で、バスドラムと同じく足で操作する機能がついています
それによりシンバルの開き具合を調整して音の感じを変化させたり出来るのですが、それは後程説明しましょう

6:クラッシュシンバルとライドシンバル
右がクラッシュで左がライド
名前が違うと言うことは音が違います
後で聞き比べてみましょうね

基本的にはこのような構成になると思います
タムが一個になったり増えたり、シンバルが増えたりしますがその辺はもっと好きになってきたら知れば良いと思います

音を聴いてみましょう

では実際の音を聴いてイメージを掴んでみましょう

まずはバスドラムから

ドッドッドッドッ、って感じですね
足で鳴らしている感じ伝わりますでしょうか?
バスドラの音質感によって割とジャンルが決まってきたりします
硬質な質感になればなるほどメタルに近づきます
わかりやすいですね

フロアタム

バスドラよりも音の輪郭がぼやけたイメージでしょうか
音の深みはフロアタムの方が強いですよね

スネア

前の二つよりも音が高いですよね
スナッピーの金属的な響きも感じれるでしょうか

タム

フロアタムと同系統の音
こちらのサンプルでは三個の音程が違うタムを鳴らしています
四個以上タムを使う人もいたりするのでこの辺は趣味の領域ですね

ハイハット

先ほど説明した通り二枚のシンバルの開き加減で音を変えられる芸達者です
最初の四回はクローズと呼ばれるシンバルが完全に閉じた状態
次の四回はオープンと呼ばれるシンバルを完全に開いた状態
最後の四回がハーフオープンと呼ばれる半開きにした状態
三種類とも違いがありドラムフレーズにアクセントを添えられます

クラッシュとライドシンバル

最初の四回がクラッシュシンバル
派手な音ですよね
次の四回がライドシンバル
今までのシンバルとは違った響きで低めの音です

さて、この一式の中で重要なものが三点あります
バスドラム、スネア、ハイハットです
ドラム関連の話で「三点」と言うと上記の三つを指すので知っていると通ぶれるかも
なぜこの三つが重要なのか、次で説明していきます

重要な三点

バスドラム、スネア、ハイハット
この三点はドラムセットの核です
理由は「ドラムのフレーズはこの三点をどう叩くかによってある程度分類出来る」からです

4つ打ち、8ビート、16ビートetc.色々とお決まりのパターンがあります
簡単なサンプルをこちらもご用意しましたので聴いてみましょう

まずは4つ打ちです
アイドルソング頻出パターンだと思います
ノリが良くダンスしやすいパターンで、どんなメロディを乗せても馴染みます

8ビートです
一番シンプルで基本となるパターンです
ドラム初心者はだいたいこれを最初に叩けるよう練習します
ロックが本来持つ泥臭さが根底にあると思います

16ビート
ハイハットをこまかく入れながらスネアとバスドラムを散らす感じ
サンプルは神激のSTAGEのAメロをイメージして作成してみました
使うとオシャレな感じに仕上がると思います

2ビート
倍テンとも呼ばれていたり
バスドラムとスネアを交互に叩く性急なビート感が持ち味
テンペストとかで効果的に使われていますね
スピード感の権化です

おまけでブラストビートもご紹介
まだ神激では使われていませんが、いずれ登場するかも?
ブラストと付くようにまさに突風のようなパターンで、エクストリームミュージックの極みです

さてサンプルはどれもバスドラム、スネア、ハイハットの三点しか使っていませんが、それぞれキャラクターの違いが分かりますよね
この違いとサウンドを理解できれば「曲のここが4つ打ちから2ビートになるから疾走感が増して良い」とか「ここでバスドラムが連打されるのが好き」とか少し解ってる感のある感想を言えるようになったりしますよね

おわりに

音楽の良いところは演奏できなくても楽しめるところです
寧ろ聴く方がメイン
とはいえ演奏に関する知識が有ればより聴く事を楽しめると思います
しかし実際に演奏出来る必要はありません
これを書いてる私自身ドラム全く叩けませんしね
必要なのは少し知ってみる事
推しメンの事を詳しく知っていくほど愛が増すのと同じ様に、音楽に対しても少し情熱を傾けてみませんか?

それでは今回はこのあたりで
お読みいただきありがとうございました

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