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【大学編入】まず何をすれば良いか

 令和7年度の農学系・生物系の国公立大学第3年次編入学試験に合格することができました、ひいらぎと申します。

 今回の記事では、大学編入に興味を持った方・挑戦してみようと思った方に、まずしてほしいことについてまとめてみたいと思います。

 文系・理系、分野問わず何か参考になれば幸いです。

1. 各大学の募集要項を確認する

 まず、各大学の募集要項を確認しましょう。国公立が良い、自宅から通える範囲が良い、などそれぞれ希望や条件などがあるかと思いますが、編入試験はいつ廃止されてもおかしくはないです。最初はなるべく網羅的に調べておいた方が良いと思います。

【募集要項から得られる情報の例】
*入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
*募集人員及び編入学年次

 2年次なのか3年次なのか、定員は何人なのかなど
 これまでの入試結果(何人受けて、何人合格して、何人編入学したか)などの情報も参考になります。

*出願資格(めちゃくちゃ大事です)
 学士だけ、高専生だけ、専門学校からは受け入れていないなど様々です。
 ご自身が出願資格を満たしているかは念入りに確認してください。

*出願手続(出願期間、出願方法)
 出願は、ホームページから書式をダウンロードする、出願書類を取り寄せる、インターネット出願など様々な方法があります。取り寄せの場合、郵便や配達で届くまでに日数がかかることも頭に入れておきましょう。

*出願書類
 TOEIC(外部英語検定試験)のスコアを提出するのか、書類は原本なのか、高校の卒業証明書などもいるのか、など細かく確認しましょう。卒業見込証明書や成績証明書などは、後々学校に発行してもらわないといけないものになるので、適宜学校側にも確認してください。

*入学者選考方法(試験科目、時間、面接、配点、評価・合否判定など)
*試験日、合否発表日、編入学入学届(辞退届)提出期限日など
併願したい場合は、試験日が被らないか、日程的に厳しくないか、という点を気にする必要があります。その年の募集要項が出ないと日程は確定しませんが、前年のものを見て目途をつけておきましょう。

*問い合わせ先
 不備があったら怖かったので、分からない・不安な点は電話をかけて問い合わせていました。


2. 過去問を取り寄せる

 募集要項を確認して、気になった大学の過去問を手に入れましょう。ホームページで公開されていればすぐ手に入りますが、郵送のみ・現地での閲覧のみ、といった場合もあるようです。過去問が受験校の決定や今後の勉強方針などの戦略にも大きく関わってくると感じたので、早めに確認してほしいです。

 また、私自身も何校か過去問を取り寄せて確認しましたが、TOEIC(外部英語検定試験)のスコア提出は課されていなくても、過去問内で英文が出てきて和訳などを求められる、といったものも若干ですがありました。
TOEIC出さなくて良い=英語やらなくて良い、という訳ではないかもしれない、という点には注意してほしいです。

3. 「どうして自分は編入したいのか」をなるべく固めておく

 募集要項や過去問を見て、「よし!編入目指そう!」とやる気になる方が多いと思いますし、それはとても良いことです。しかし、「どうして自分は編入したいのか」という部分がある程度固まっていないと、いざ勉強をしだしても「自分何やってるんだろう」「周りのみんなは色々楽しんでいるのに」と感じたり、今いる学校のことも編入のことも中途半端になったりしてしまう恐れがあります。迷ったり悩んだりしたときに、自分が編入を目指す理由を思い出して奮い立たせられるようにしておけると良いと思います。

4. 過去の受験者・合格者の先輩を探す

 SNSでもブログ・ネット記事でも、知り合いのツテでも何でも良いので、過去の受験者・合格者の先輩を探しましょう。中々自分の志望校の経験者の方が見つからない…という場合は、同じような分野の経験者の方を探してみましょう。

 もし、コンタクトがとれそうな方が見つけられたら、経験談をうかがえないかお願いしてみましょう。どういう風に質問したら良いか、どんなことを聞けば良いかなどについてはまた改めて記事にしようかと思っています。

5. 相談できる人には相談する

 この「相談できる人には相談する」は、必ずしもする必要はないです。私自身も、編入のことをやりだした当初は他人にはあまり言いたくなくて、打ち明けていませんでした。ただ、親御さんや家族とは学費や引っ越しなどについて、早めに打ち合わせておく方が後でトラブルになりにくいと思います。

 私は、編入試験半年前ぐらいから本格的に学校の先生に相談し始めましたが、おすすめの本を教えてもらったり、過去の編入試験受験者に関する話を聞けたりできて良かったなと思っています。

 思い切って身の回りの人に打ち明けて、詳しい人へ縁が繋がったり思わぬ情報が得られたりすることもあるかもしれないので、必要に応じて相談してみてください。

6. 学習計画を立てる

 ある程度情報収集ができたら、試験日までの長期的・短期的な学習計画を立てましょう。何月までに○○できるようにする、そのためにこの参考書を週に何ページ進める、など大きな目標と小さな目標を組み合わせて、適宜修正しながら実践していきます。

7. 最後に

 そんなのもう分かってるよ!ということばかりでしたらすみません。ですがそう感じる方はもうだいぶ最初の一歩が踏み出せているのではないでしょうか。

 情報収集が大事ですが、結構大変だし疲れますよね。まとまった時間が取れるときに調べたり、隙間時間に調べたり、ご自身のやりやすい形でやっていきましょう。もしよろしければ今後の記事も読んでいただけましたら幸いです。ありがとうございました。

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