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【プチ旅行】海芝浦駅【海の見える駅】

 1月1日、何します?
 初詣に行くのは人ごみが嫌だし、というか、どこに行っても人ごみになっていそうなので、家にこもっていようかとも思ったのですが。
 「いつかは行ってみたい」と思いつつも「1月1日に行く人はいないだろう」と予想して選んだのが「海芝浦駅」です。
 同時刻にいらっしゃったのが10人前後と思われるので、予想は正しかったはず。
 結果、手軽に行ける「距離」(スケジュールが難しい)で、「非日常」を味わうことができました。

何をおいてのスケジュール

 「海芝浦駅」に行くには、スケジュール作成が欠かせません。まずは「駅探」さまで時刻表を確認しよう。


URL:https://ekitan.com/timetable/railway/line-station/143-11/d1
 何が大変かというと、電車の本数が政令指定都市ではないんですよ。
 23年現在377万人もの人口を誇る横浜市の電車の時刻表とは思えません。
 ゆえに、なんとなくフラフラと行くわけにはいきません―――――
―――――と言いながら、実は、スケジュール作成を失敗していたことを、後で知る。

作成:ジョルダンさま

 「尻手駅」からスタートし、未体験の「南武支線」に乗り「浜川崎駅」まで行き、こちらも未体験の「鶴見線」の「浅野」で乗り換え、「海芝浦駅」に到着する。
 この時点でも失敗に気がつかなかったのはうかつでした。

スケジュールミスに気づく

 何度も通ったことのある尻手駅でしたが、南部支線は初体験です。

「まだ見ぬ世界へ」
とかなんとか言ってみたりして。

 政令指定都市らしからぬ、3両編成。川崎市も154万人の人口を誇る政令指定都市なのに。
 浜川崎まではたったの4駅という短い旅になります。

 政令指定都市らしからぬ、まさかの無人駅。
「鶴見線へ乗り換える方は交通系ICカードをタッチせずに・・・・・」
という放送を信じて、駅郊外へ出る。

「本当にいいのだろうか」
と不安になったのは、都会っ子だからである。

 さらに不安になったのは浅野駅である。

 あとあと考えると5人前後しか見ていないような気がするのですが、本当に政令指定都市なのか?
 不安になっている場合ではなかったのは、乗り換え時間である。この段階でようやく、自分のスケジュールミスに気がつく。

「乗換1分、待ち37分
 乗り換え時間しか見ておらず、待ち37分に全く気がついておりませんでした。
 本当に政令指定都市の乗り換えではないのですが、確認しなかった自分が悪い。
―――――とはいっても、こんなに長い時間、駅と線路を眺めているのは、日常生活では体験できません。長距離移動したわけでもないのに、旅先感を味わうことができました。

 ベンチも年季が入りすぎています。

 どこかで使おうと思って撮った写真。
 隙間が予想以上にあるので気をつけましょう。

 不安と寒さと戦った37分でした。

到着

 想定できたはずなのに、想定外の待ち時間を堪能して、海芝浦駅に到着。
 しかも、ジャスト夕焼けタイムです。

海芝浦駅、その1
海芝浦駅、その2
JFEスチール(株)東日本製鉄所
鶴見つばさ橋から大黒埠頭から横浜ベイブリッジ
鶴見つばさ橋
横浜ベイブリッジ
海芝公園を造ってくれた、東芝さまに感謝しなければなりません。

帰路につく

 想定外の浅野での37分待ちと、想定していた海芝浦での写真撮影で、身体が冷え切っていたので、車内でヌクヌクすることに専念して帰りました。
 帰りも浅野で30分前後待ちはイヤだったので、鶴見経由で帰りました。
 というか、はじめから鶴見経由で行けばよかったのです。
 「南部支線に乗ってみたい」という願望は「寒さに耐える」という代償を払って、達成されることになりました。
 夏は夏で酷暑に耐えることになりそうですが、それなら春とか秋とかがよいのでは―――――
―――――と思ってみたのですが、2024年に秋がなかったような気がする。一気に夏から冬に移行した記憶があるのですが。
 次回は、お昼時に行ってみようと思います。

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