32歳で初めての就職を経験してみて
最近はもっぱら、「自分が思ってること」を言葉にする機会が減った。
基本的に文章を書くときは仕事のためで、その文章すらほとんどを生成AIに出力させている。
紡ぐ言葉といえば、会社のため、仲間のため、家族のため、くらいで、自分のために何かをするといえば、なんだろう。別に思いつかない。
仕事以外の時間は、子供と遊んだり、疲れ果ててリビングで気を失ったり、あとは面倒臭いけど必要な日常系のタスクを消化するくらいだ。
最近、社内で積極的に情報発信をしよう委員会が設立されて、自分もその流れにあやかる事にした。
誰かに何かを伝えて貢献したい、みたいな気持ちは(余裕的にも)無いのだが、書くことで生まれる何か、に期待したくて書くことにした。
気軽に思いついた事を吐き出すでぇ、な感覚で。
32歳で初めて就職を経験した理由
「なんか書くでぇ」で捻り出したトピックが、32歳で初めての就職を経験してみて思ったことだった。
経緯としては、自分は16歳の時に社会に出てから、32歳はちょうど「社会人人生が半分」の折り返し地点になる。
特にこの折り返し地点を意識してたわけでは無いんだが、ちょうどこのタイミングでいろんな出来事が重なった。
一番大きなものが、妻の妊娠が発覚したこと。
そのタイミングで、前の会社を辞めたこと。
ほんとは、育休というか無職なのだけど、一年くらいは仕事をせずに、初めての子育てに集中するつもりだった。
けれども、多動症でじっとしていられない性格なので、「育休するぞ」という宣言をしていたくせに、内心では「暇だ、なんかやりたい」と思っていた。
そんな折に転職サイトの存在を知って、ビズリーチに登録してみて、色々みていたら、公務員の採用案内が掲載されていた。
自分は昔から人生の節目に直面した時に、「自分が次に何をしたら周りに面白がってもらえるか」みたいな馬鹿げた発想をしてしまう癖(へき)があるのだが、今回もその癖が発動した。
「俺がいまさら公務員になったら超面白いんじゃない?」と思って、応募しようと思ったら、自分の経歴だと余裕で採用条件を満たせてなかった。(そりゃそう)
諦めて別のページを見ていると、「業務委託でもいいんでSNSできる人募集してます」という採用案内があったので、見てみた。
これが今のポジウィル株式会社との最初の出会いだった。
前職も前々職もSNS関連のマーケティングを専門としていたこともあり、SNSの仕事だったら、育休しながらでもスローライフにバリュー出せるんじゃ無いかな、くらいの気持ちで応募してみた。
そこから奇跡的に書類通過できて、面接も終わって、業務委託としての仕事が始まった。
キャリア市場を選んだ理由
ポジウィルに応募したもう一つの理由に、「キャリア市場だったから」という理由がある。
もともとSNSマーケが専門みたいなところがあったので、前の会社を辞めたタイミングで、いろんな会社に誘ってもらってた。
でも、「正直疲れたからちょっと休憩したい」という理由で、申し訳ないけど全部の誘いを断っていた。
でも、なんでポジウィルの採用案内に応募したか。
それは、これからキャリア市場で躍進する企業の一つだと思ったからだ。
これは何のエビデンスもない所感だが、これからの経済市場における日本人の闘い方はざっくり3パターンだと思っている。
インバウンドで外国人を相手にする
海外に行って活動する
僅かに残された日本人相手のビジネスをする
自分は日本が大好きなので、可能であれば、今の悲惨な状況に苦しむ日本人のニーズを満たせる、悲惨な日本人として活動したいという気持ちがあって、その僅かながらに残された日本人相手のニーズの1つがキャリアに関連する事だと考えていた。
ただ、キャリアといえば転職エージェント、がおそらく主流で、エージェントが金を稼げることも知っているけど、エージェントには魅力を感じなかった。
これからの日本のキャリア市場における本質的なニーズは転職先の紹介ではなく、「在り方の再定義と、その提案」だと考えているので、自分がキャリア市場に希望を覚えた動機とエージェントの役割は違う。
その点、今の会社(ポジウィル)は、自分が見ている方向性と合致した。
終わりに
最初は色々書こうと思っていたけど、もう疲れてしまったので、最後に少し。次からは疲れない分量を想定してちゃんと書こう。
結論、この会社に入社させてもらって、本当に良かったと感謝している。
みんながみんな、まじでびっくりするくらい、お客様ファーストに仕事をしている。
「顧客ファースト!」なんてことを声高に叫んでる企業はたくさんあるけど、みなさんご周知の通り「言ってるだけ」の会社ばっかり。
弊社で働く人たちは、本当にみんながみんな、お客様ファースト。飲みに行っても、ミーティングでも、ずっとお客様の話をしている。
皆が同じ方向を向いて戦ってくれるから、自分も方向性を見失わずに済むし、そこに熱狂が生まれるし、だから仕事を楽しめる。
今の世の中って、モノもコトも溢れすぎて、なかなか価値ってものを捉えられないと思うんだよ。
需要と供給みたいなチンケな話じゃなくて、「今こそ絶対にこれが必要なんだ」みたいな絶対不動の価値というのがあると思っている。
我々はそれを捉えていると信じてるし、それら大いなる可能性を実現したその先には、きっと何ものにも変え難い、決して「成功」とかいう生ぬるい言葉では言い表せられない絶望的な快感があると思うのよ。
みんなと、そこに行きたいなあ、って夢焦がれて、今日も頑張る次第。
はやく、梅雨が明けるといいね。
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