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10歳の時インドに行って気づいたこと

最近ふと気づかされたこと

それは自分の周りに人がいてくれてるから
今楽しめてるということ。

日本という国に生まれ育ったから
ついついそのことを当たり前だと認識してしまう

今回は僕がこう思い始めた経緯を書きたいと思います。
今の自分の軸や在り方になってるところでもあり、
誰もに当てはまることでもあると思います。

僕は10歳の時にインドのコルカタという地域に
初海外で行ったことあるのだが、そこで見た景色は日本とは全く違い、
いろんな気づきがあって今に活きている。

インドへは当時マザーテレサ関係でボランティアをしていた今もお世話になっているおばあちゃんとのご縁で行くことができた。

コルカタという地域はインドでも最も貧しい地域と言われているところみたいだった。

当時小学4年生の目線で見ていた僕には全てが未知な体験で衝撃を超えて
その時はよくわからなかった。

ただ、言語、食事、文化、空気間の違いにはさすがの小学生でも空港に着いた瞬間わかった。

その中でも最も違いを感じたのは「生活」だった。

そこで見たのは路上の水道で身体を洗っていたり、砂利道の上で布団を敷いて野良犬と寝ていたり、小さな子供が赤ちゃんを抱っこしている姿だった。

僕たちが普段家というところで生活していることを路上でしていた。
それも当たり前に。

お金もない、食べるものもない、服もない。
それは大人だけでなく、子供までたくさん。

日本人や観光客だとわかれば通常の何倍も値段を上げてくる人から
少しでもお金や食べ物を分けて欲しいという人までたくさんいた。

びっくりすぎてよくわからなかったのが本音。
けど目にはしっかり焼き付けて日本に帰った。

帰ってきて小学校のパソコンの授業の時間を先生から頂いて、クラスのみんなの前で
インドのことについてプロジェクターを使い見てきたことを伝えた。
これが僕の人生で初めてのプレゼンでした。

それから8年後またご縁があり、2回目のインド
コルカタへ行くことになるのだが、
その8年間はコルカタを見たからこそ、気づいたことや逆にわからなくなったことがいくつかあった。

まず向こうでは飲める水がとても貴重ということ。
路上で売っているペットボトルの水でも蓋が最初から半空きで売られてることがある。
どんな水かわからない。
日本では道にある機械のボタンを押せば飲み物が出てくる。
めちゃくちゃ当たり前のことやんってなるかもしれないがその当たり前は現地では全くなかった。
今までの生活は水がいつでも飲める環境だったんだと気づいた。

あと面白かったのは路上での出店の売り方が大胆すぎたこと。
誰が買うねんレベルだったが、びっくりすぎるくらい安すぎるからこれまた売れていた(笑)

コルカタは大胆やったっていうのが何かと印象強いかもしれない。

ここまできたらもうアートみたいで、実際通る人の目を奪っていた。

これだけ人口も多ければほんといろんな人がいて、いろんな物があり、
いろんなやり方があって、おもしろい。

他にも路上の壁に書かれているドラえもんの絵なんかは酷すぎて写真を撮った。

しずかちゃんあたりからもうむちゃくちゃで流石に案内してくれる人に言うと
インド人は適当だよでまとめられたのを覚えている。

自分のしんどかった経験としては、行って2日目か3日目で過去一痛い腹痛があり
発熱して、ホテルで何語かわからないドラえもんを
ずっとみていた記憶は鮮明にある。
ホテルのレストランでインド人コックさんが
心配してくれてお腹に良いと言われてる謎のジュースを出してくれたが、正直めちゃくちゃ不味かったし飲めなかった。
気遣いしてくれたのにほんともうすわけねぇ🙏🏽
腹痛+熱ありの状況の中、1人で部屋のベットでテレビを見ながら安静にしていると全然知らん人が入ってきて、急に勝手に部屋の掃除をし出したときはさすがに終わったと思った。(笑)

そんなこんなでやっと最終日になり、帰れるとなった瞬間熱も下がり始め、日本に着いた時には治っていた。

どんだけ帰りたかってんって今になって思う。

腹痛、発熱の間はほとんど何も食べれなかった。
まず、食べ物の文化が違ったことは僕の中でめちゃくちゃ大きい。
俗にいうカルチャーショックってやつやったと思う。
知らんけど(笑)

大阪に帰ってきて、その日に横綱ラーメンに行ったのだが、さっきまで食欲がなかったのに掃除機の強ぐらいの勢いで麺をすすっていた。

「こんなに美味しかったんか」って感極まったのは今でも覚えてる。
日本食は美味しいと言われてるが、ホンマにそうやと思えた瞬間だった。

あと、こんな美味しいものが日本にあって、その日本に生まれたことに
ものすごく恵まれてたんやってことも気づいた。

今現状にあるものの価値って他を見るからこそ
わかることであって
一つのものだけ見ているとわからないというか、気づかないってことに気づいた。

と、インドという国に行ってみて、普段の物の大切さに少し気づけ、
生活の一部でもある「食」についての
ありがたさに触れれた思い出ある1回目の旅になった😄

続く、、、🛩

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