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1回目の面談を終えて

今庄さんのところでセッションを受けて「生きづらさの原因」が分かった。そのおかげで気持ちが楽になり、思考の歪みや癖に気が付くようになった。それでも自分が何をしたくて何が好きなのかまでは分からず、日常生活の中でいろいろ試して見つけていくほかないという結論に至った。

特に去年1年は自分を使い切っていない、持て余している、頑張ってないといった感覚が付きまとっていたので、今年こそは自分を走らせる方向を見つけるべくポジウィルというサービスを始めてみた。

キャリア支援という分類になってはいるが「自分に向き合うこと」にとことん伴走するというサービスで、今の私に合っていると思った。それにお金を払うことによって、今までのキャリサポや就活エージェントやOBに心無いジャッジを受けることがないという安心を買えるのも決め手の一つだった。

この1年で今までの人生で起こったことを全て清算して、自分の意思で前に進んでいけるようになりたい。たくさんの終わり切っていないものにけりをつけたい。そんな気持ちで臨んだ。

私の担当は瀬川さんで、明るい人だなぁと思った。ムードメーカーとか周りに働きかけるタイプの明るさじゃなくて、特にしゃべらなくてもなんか内側からぽわっと発光してる感じの明るさ。英語で言ったらglowみたいな。伝わるかわからないけどそんな感じ。

自己分析で過去、特に家族に関する話をたくさん聞いてもらった。他の人の体験記ノートを読むと「知らない自分に出会えた!」とか「自分の強みが分かって嬉しい!」みたいなことが書いてあるけど、特に感動もなかったし嬉しくもなかった。

・真っ直ぐなエネルギーがある
・使命感を感じられて、かつそれを実行できる
・揉めたとしても自分のために自分の意思を通して決断できたこと
・冷静に理解、分析しようとする賢さ

以上が私の強みらしい。もともと持っていたもの、というよりも「身につけざるを得なかったもの」なので好ましいのは当たり前だし、身につけるために苦い思いをしてきたものが多くて長所自体が嫌いだと思った。

またこれらの強みを自身の能力や機能としては自覚しており、目新しさはなかった。強みにするには、それらの特徴を自覚しているかどうかというより、肯定できるかどうかのほうが重要なんだと感じた。

他にも人間かものかにかかわらず核となる考え方、スタンス、世界観に共感した時に好きになるほか、感受性が強く熱量、考え方など言葉にならないかつ目に見えないものを感じる力があるという特徴があるそうだ。

感受性に関しては子供の頃から指摘されてきたことなので自覚はあったし、見た目や評判などではなく核で判断するというのも当たり前のことだと思っていた。

今までの話を聞いて「大変でしたね」と何度も瀬川さんは労ってくれたけど、私はいよいよ無感情になってきて「そうですね。」「ありがとうございます。」「なんで生きてたんだろう?」という言葉しか出てこなかった。強い感情が出そうになればなるほど、それを押し殺そうとして冷めてしまうんだなぁとまた1つ自分のことが分かった。

これからは、
・苦しかったことを認めて理解する
・自分のいいところを見つける
・それを発揮できる自分になる

ということを進めていくらしい。
そこで自分のいいなと思うところ100個見つけるというワークに取り掛かったけど、自分が受けてきた抑圧の大きさというものを実感することになった。

続く

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