ただ甘えたかった ~甘えベタ~
...半分無意識に、
けどもう半分は意識的に
遠回しな伝え方してた
直接じゃなくて、
SNSに
フォロワーさんからの質問に答える形で
「元気がない」と...
「元気ないのか?どした?」
きみからLINEがきた
別に君からのそれを待って
それを期待して書いたんじゃない
......っていうのは半分嘘で、
おそらくきみはこれを見るだろう、
そしたらどんな反応があるのかな
って、
頭のどこかでそう思ってた自分が
居たと思う
前にもこんな事があったのだ
その時はホントに意識せずに
ただ吐き出しでSNSに書いた
そしたらきみが心配して
連絡をくれたのだ
今回も
もしかしたらって、
無意識に頭の中のわたしが思って
行動してたんだと思う
きみからのLINEを見たとき
単純に嬉しかった
仮に反応がなくても
連絡がこなくても良かったわけなんだけど
元気に振舞ってるけど実は元気がない...
ってことを
遠まわしにでも知ってほしかった
別にカラ元気ってほどでもない
笑い合うようなやり取りくらいは出来た
少し吐き出すこともきみにしてた
時間が経ったら元気になるかなって
そう思ってそのままにしてたんだ
でも元気は出なくて
どうしたらイイか分かんなくなった
それで別件を通して
親しい友人たちに相談をしたら
きみに甘えたい
きみに甘えたかった
ってことがわかった
その感情に気づいた
そうしたらきみから連絡がきた
ひと言返したあと、
こんな風に元気がないと説明しようと
文章を打ってたら
きみから電話がかかってきた
「そういう時は俺に連絡してきたらいいのに。言ってよ」
「最近、連絡も減ってない?会話も切り上げちゃうんだもん」
そう言われてわたしは
「毎回きみに言うのは悪いかなって思って」
「え、減ったかな?きみこそ減ったじゃん」
なんて返事をしながら
(そんな風に思ってくれてたんだ...)
(わりと連絡してると思ったけど、もっとやり取りしたいって思ってくれてるんだ...?)
内心そう思いながら
言葉には出さなかった
きみは
「いやそれくらい(話聞くくらい)は大丈夫でしょ」
「俺からも減ったかもだけど...最近忙しかったり、あとは気づくと寝てること多くて」
優しいな...
忙しかったりもするのに連絡くれたんだ
返事したらすぐに電話くれたし...
この前もそうだったっけ...
「ていうか、心配して連絡して
返事であんな言葉つかってるの見たの
きみが初めてなんだけど(笑)」
きみはいつもそうやって
わたしの使う言葉をからかってくる
でも今日はそうやって笑わせて
元気づけようとしてくれてるのが
伝わってきた
ーー「で、それで?(何があったの?)」
なんか言い出せなくて
本題を話さずに
ちょっぴり久々だった電話越しに
他愛ないことを言ってたら
きみから切り出してくれた
(こんな事でとか思われたらどうしよう...)
頭のどこかでそんな事をちょっと思いながら
悩み事や相談をきりだすのが下手くそな
昔からの性格を久々に引っぱり出しながら
「うん...あのね...!」
自分の中で
わりと思いきりを付けてやっと説明し始めた
「うん、うん...」
「○○な感じなんだね」
きみは聞き上手だ
そして元々やわらかい印象を与える声だから、
きみと電話してたら
なんかすごく安心した
(あ~...この声やっぱすごく好きだな~...)
そんなことを思いながら話していて
電話してる途中、
すごく甘い時間が流れたのを感じた
なにってわけじゃない
他愛ない言葉のやり取りをしてるだけなんだけど
わたしだけが勝手に感じたものかもしれないけど
胸の奥がきゅーんと温かくなった
「.........!」
「ん?」
「ううん、なんでもない...」
思わずもっと甘えたくなったけど、
恥ずかしくてやめてしまった
昼夜逆転してることを話したら
「夜ふかしはダメだぞ?」
って
きみはちゃんと叱ってくれる人で
きみの声を聞いてると
安心していつも眠くなるから、
(もとから眠くなる声をしてるのもある)
今夜はがんばって早めに寝ようと
ホットアイマスクをしながら
寝転がってみたけど
すぐには睡眠リズムをなおせなくて
早朝にこんなポエムみたいな文章を
書いている
...ホントはもっと甘えたい
だけど怖い
昔から甘えベタなのだ...
友達には甘えられるようになったかもしれないけど、
恋愛となるとまだ
恥ずかしさや
怖さがでてきてジャマをする
わたしが甘えたら
きみはどんな反応をするんだろう...
きみはわたしのことをどう思ってる...?
とりあえず
「おはよう」
ってまたきみの声をきいたら
今日は等身大のわたしで
仕事に向かうよ☆彡.。
そしたら
「がんばったね~~(よしよし)」
って
褒めてほしいんだ
=To Be Continued。・:+°=