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水族館オタク、しながわ水族館へ行く。


先月Twitterのトレンドに上がっていました、しながわ水族館。
トレンド入りの元はあまりポジティブな内容ではありませんでしたが、かねてより気になっていたのと、面白そうな企画展をやっていることを知っていたので、存在を知って早5年以上。
ようやく行ってまいりました。

Twitterのトレンドで話題になり初めて知った方もいると思いますが、しながわ水族館とは、品川駅近くの高輪にあるあそこではないのです。
あそこはマクセルアクアパーク品川と言い、八景島シーパラダイスを運営している会社でやっている水族館です。(雑な説明)
こちらは2、3度行ったことがあります。駅からの近さと、夜もやっているのが嬉しい水族館です。

さて今回行った、しながわ水族館は品川区により建てられた水族館です。(雑説明)
こちらは品川駅、ではなく、最寄駅が京急線大森海岸駅。
昔仕事でこの辺に行った時に水族館があることを知ったのですが、「え!?こんな辺鄙なとこにあるの!?しかも駅から10分近く歩くの……?」となり、加えて当時は今ほど水族館に情熱を燃やしていなかったので、なかなか足が向かずにいました。
品川駅での苦手な京急線の乗り換えをなんとかクリアし(昔乗り換えをミスったことがありトラウマ)、大森海岸に着きました。看板に沿って、ほんとにあるの?みたいな道をしばらく歩くと、唐突に大きな看板と共に水族館のある公園の入り口が現れました。

マンションに挟まれてた。

公園も整備されてて、ゆったりお散歩に来るだけでも全然楽しそうでした。
入り口である門に入って右側に水族館の建物が見えます。

しながわ水族館


水族館の近くにはレストランや、スイーツやドリンクが買えるお店もあり、水族館に入らずとも食事ができるのも良いですね。

この後ろにレストランも。

さて、この日は諸事情あり閉館1時間前の来館。
すみだ水族館の規模ですら平気で2時間近く楽しむ我、しながわ水族館の外観を見て察し、チケットを買って大慌てで展示を見て歩きました。
展示のコンセプトや水槽の見せ方など色々新鮮で楽しく、もう3倍くらい時間をかけて見たかったほどにとても良い水族館でした。早歩きしつつ「近いうちに絶対ゆっくり見にくる」と決意を新たにしました。

品川に面してる海の生き物のコーナー。
こういうのにアガるタイプ。
トンネルタイプの水槽でアガらない奴いる?
親子連れが楽しんでいたので、ぼっち大人はそそくさと過ぎました。
上から見れるのアツ。

さてこの日の目的はGWまで開催していた企画展、『エモいぞ!!レトロ展』。

デザインがアツい。
(あとまたくまちゃん居る写真しかなかった)


こちらは昭和、平成に話題になった生き物たちと共に当時の流行りを振り返るといった内容の展示。コンセプトが面白いと思ったのと、平成初期生まれとしては絶対楽しめると思いワクワクしながら展示の入り口の暖簾をくぐりました。
入ってすぐの挨拶の言葉からもうワクワクしました。

『アベックで見ているヤング』って最高すぎん?


こういう水族館スタッフさんのユーモアが見られたりするのもわたしが水族館が大好きな理由の一つなので、ここですでに満足感がありました。
戦後すぐの金魚から始まり、幼い頃にテレビで昔の流行りなどを取り上げる番組で何度も見たウーパールーパー、学校で飼っていたネオンテトラや果てにはハムスターまで!
さらにこの展示の楽しかったところは、黒電話やファクシミリ、そしてスタッフさんたちの私物の懐かしいアイテムたちの展示。これは一人でくるもんじゃないと思いました。感覚や時代を共有できる人と行くと絶対に楽しかっただろうなと。

ウーパールーパーの本名(?)初めて知った。
実物たぶんほとんど見たことない気がする!
なんならこっちのが触る機会があった。
ファービー懐かしすぎて震えた。
買ってもらえなかった家の子です。

レトロ展の後、あと見ていないところはと進むと、イルカのところへ。
水族館などは大好きなのですが、実はあまりイルカがいるところに行ったことがなく。ガラス越しにとても近い距離ではおそらく初めて見ました。
当然ながら大人になってから見ても大きく、自由に泳いではいるもののよく見ていると知能が高い生き物なのだなと思う動きで遊んでいたりして、楽しいと共にとても興味深くてしばらく見てしまいました。
個人的にはショーを見るよりは、自然な普段の姿や、ショー以外でのスタッフさんとの絡みとかを見る方が好きかもしれません。

その先にはペンギンちゃんたちが。横に広い展示場で生活していて、こちらから見やすくていいなと思いました。お掃除中のスタッフさんがいて、使用してるホースを突いたり、スタッフさんの動きによっていろいろと動き回る姿が可愛らしく微笑ましかったです。

思ったより近くてテンション上がる。

最後にわたしの大好きなアザラシのところへ。
アザラシがいるアザラシ館は離れみたいになっていて、ペンギンのところから行けます。
時期はちょうど換毛期で、そのためかわたしが行ったときは一頭、陸に上がりゆったりと干されていました。

お毛がふわっふわしてらした。

初めて行ったので当然名前と容姿が一致していないのですが、お昼寝が好きな子がいるという説明があったのでその子だったのかなーと。この日は晴れていたのできっと気持ちよかったでしょう。
そして順路の通りに進むと階段があり、降りると。
なんとトンネル状になっている水槽が。


アザラシの水槽でこういうふうになっているところは初めてだったのでとても感動しました。人が居なければ、泳いでるアザラシと並んで歩くことができて楽しかったです。

階段にあった。
可愛すぎでは?????
この写真あまりに良すぎて苦しい。

名残惜しくて戻って見に行きたい気持ちもありましたが、閉館時刻も近かったので泣く泣く退館。出口前のサメの水槽もゆったり泳ぐ大きなサメの迫力がすごくて、駆け足での観覧ではありましたが、最後の最後までとても楽しかったです。

ちょっと寄ってみたショップも可愛いぬいぐるみやグッズがたくさんで危険でした。特にぬいぐるみが可愛すぎた……。(大きめのぬいぐるみ好き)

普段こういった施設は平気で数時間かけて見るタイプの人間で、おそらく半分も楽しめていないのだろうなと感じたので、近いうちにまた行きたいです。まじで。
なにより、しながわ水族館がとても魅力にあふれていて楽しい場所だったので、所在地の認知度がおそらく少し上がった今、ぜひ行ったことがない方に訪れてほしいなと思います。
入館料も1300円で、値上がりしているとはいえ比較的安い方だと思うのでぜひ。

本当はGW前にこの記事を出して、一人でも多くの方にレトロ展行ってほしかったのに、なんだかんだでこんな時期になってしまいました……悔しい。
とはいえ水族館自体が素敵なので、いつ行っても楽しいと思います。
イルカちゃん、いずれいなくなっちゃうみたいなので、いるうちにたくさん愛でてあげてほしいです。元気で可愛かった。もちろん他の生き物も。

今年も行ったことない水族館にひとつでも多く足を運びたいです。夏も近いしね!
ではでは。読んでいただきありがとうございました。
少しでも魅力が伝わっていたら嬉しいです。


水族館情報(公式サイト引用)
しながわ水族館
所在地:東京都品川区勝島3-2-1
最寄り駅:京浜急行 大森海岸駅
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30/平日)
(時期や土日祝で変わると思うので事前に確認推奨)
入館料:大人 1350円 小・中学生 600円(HPをご確認ください)

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