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高崎の街で聴く桜坂


4月7日に高崎であった槇原敬之のライブに行ってきた。
学生時代に住んでいた街である高崎に、生まれて初めて好きになったアーティストといっても過言ではないマッキーを見に行くという思い出に浸るような1日。

ライブが始まる前に十数年ぶりに高崎駅前を歩く。
桜が満開の高崎駅前はガラッと様変わりしていた。
毎週のように通っていたタワレコはおしゃれなファッションビルの最上階に移転して残っていたけど、当時メインだった洋楽コーナーはアイドルやK-POPコーナーに押い出されるようにに奥に少しあるだけ。
音楽好きの僕にとって聖地であった新星堂やオーディオ・イン・ネギシは跡形も無く消えていた。
駅の東口には大型の施設がたくさん出来ていて、その中の一つが今回のハコである高崎芸術劇場だ。

熱心にマッキーを聴いていたのは1stアルバムから3rdアルバム位までで、長いこと彼の音楽から離れていたからライブに行くのは初めて。
でも今回のツアーは90年代の曲縛りで演奏するということで懐かしい曲ばかりやってくれて本当に感動した。
生で聴いてみたかった「僕の彼女はウェイトレス」「3月の雪」もやってくれた。
特に今回のツアーでこの日初めて演奏したという1stアルバムに入ってる「桜坂」にグッときた。
この曲はマッキー本人がMCで言っていたけど18歳のときに作ったらしい!

懐かしの音楽は心のタイムマシーンとは良く言ったもので、心は90年代の高崎にタイムスリップしたような夜だった。
ライブの余韻に浸るため、あえて新幹線に乗らずに鈍行列車で家路に着いた。

https://open.spotify.com/intl-ja/track/5p5uWVM7mkTQzhudvoHiaQ?si=23f33ff6fd8a4dd4


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