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秘宝新聞vol.10 2020年秋号

こんにちは秘宝新聞です。
今日は秘宝新聞vol.10 2020年秋号をココに載せてみようと思います。

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コロナで自粛が激しくなった頃に発行した号です。今となっては、あれは一体何だったんだろうか?という感じですが、みんながとても真面目につつましく自粛していた頃もあったのです。そんなことを考えながら読んでみてください♪
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皆さんどうもこんにちは私たちは、秘宝新聞です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

秋になると、今年ももう終わって行くという、少し気ぜわしい気持ちになります。
なぜか毎年、やり残したことがあるようなそんな気持ちになりますが、2020 年終盤、楽しんでいきたいと思います。

秘宝新聞もなんだかんだと 10 回目を迎えました。
変なもの、不思議、あやしいもの、オカシイことなかなか探検に生き難い昨今ですが、こうして、読んでくださる方がいて、ゆるゆると 形にして続けていける事がなにより喜びです。

前号から、札幌市にあるカフェ、ファビュラスの一角にあるアートスペース「ハナアグラ」に、この秘宝新聞を置いていただけることになりました。ファビュラスは大人のラウンジ空間といった感じでゆったりと過ごすことのできる素敵なお店で、作家ものの器や雑貨、洋服や家具などが並ぶセレクトショップも併設されています。とてもおしゃれです。そのカフェ内にあるアートギャラリーがハナアグラさん。札幌のアーティストの作品が集まる濃厚空間。かつてワタクシはつ子が住んでいた札幌の土地にこの秘宝新聞が届くことがとても嬉しいです。(※現在ハナアグラは諸事情により閉店となっているようです。)FAbULOUS(ファビュラス) 〒060-0051 札幌市中央区南1条東2丁目3-1 NKCビル1F TEL: 011-271-0310 /
https://www.rounduptrading.com/

さて今回は内容が懐かしいんだよう。
テーマは『雑貨屋と私』

雑貨屋さんって楽しいな♪私達、雑貨屋さんが大好きです。

『雑貨屋をめぐるカラフルな思い出』 by しる子

どもども、しる子です。 私が高校卒業まで過ごしていた青森県のつがる市には、かわいい雑貨が買える雑貨屋さんも無くて、 そういうものを自分で選んで買えるようになったのは、中学生になってからでした。

自宅の最寄駅から汽車で 20 分ほど走った五所川原市に友達と遊びに行って、 その友達のお姉さんから教えてもらったという文化屋雑貨店に行った時は もう目がハートになって大変でした。

これはお金がいくらあっても足りないぞ! というほどかわいいものやオシャレなものが満載で、 お小遣いを貯めては、普段使う文房具を自分の好きなものに徐々に変えていきました。 中学生時代は、アメリカンな 50's みたいな絵柄のものに惹かれていて、 そんなデザインのブリキ缶や下敷き、ノートを買っては ホクホクしていた事を思い出します。

毎日机に向かう度に 好きなものを見るだけで本当にときめいて、 近くの文房具屋さんで売ってるようなサンリオなどのキャラものにはあまり興味を示さない子でした。

その後、高校生になると今度はもう少し遠くの弘前市や青森市に友達や妹と汽車で出かけるようになって、 スイマーや宇宙百貨、大中(だいちゅう)、 中国やインド雑貨などにもハマっていきます。

その頃には花柄でカラフルな60’s やサイケデリックな70’s なものを好むようになり、部屋のスダレを花のカラフルなものにしたり、部屋の壁にかっこいいポスターを貼ったりしました。

そのまま高校を卒業して東京に引越し、高円寺の雑貨屋さんや下北沢の古着屋さんで見つけた雑貨、アクセサリーなどを買っては喜ぶように。

一人暮らしのワンルームの部屋には プラスチックのトルソーを買って洋服を着せてみたり、マネキンの頭の部分を買って自分用のウィッグをかぶせてみたりして、当時の部屋はいつも異世界のようでした。

こうして大人になった今も 雑貨はとても好き。 かわいいものや素敵なものは見るだけでも本当に楽しいですね。なかなか部屋の装飾はできませんが、どこかの部屋の壁を赤色にしたい願望は未だ消えず(笑)。 またおしゃれな雑貨屋さんを探して お出かけしたいと思う、47 歳の秋です。

『雑貨と私』byはつ子

はつ子です。雑貨屋さんの思い出、、、
チープでキッチュで可愛く怪しいものいっぱいな雑貨屋さんは、 今でも私にとって夢の空間です。
一時は雑貨屋さん になりたくて、雑貨屋さんになりたい。という本を読んで みたりしたこともありました。 読んだだけ(笑)

雑貨が好きで、家の中のそこかしこに、くだらないガラクタがいっぱいあり、飾りすぎています。雑貨なしに生きられないのではないか? そう思うほどに、雑貨が好きですが、若いころ通い詰めていたのは、文化屋雑貨店でした。
小さな田舎町で育ったので、都会の中のちょっとおしゃれな感じもあって憧れていたのかも。他にはトラトラトラ、宇宙百貨、大中、ガラクタ 貿易、スイマーかな。(スイマーは大人になってからしったのだけど。。。)

ここ最近になって(2020年現在)次々と閉店してしまって、とても残念に思います。 一部営業しているところもあるようだけど、昭和の終わり、 10 代の私が足繁く通った雑貨屋さん。昭和女子の皆様 にも懐かしいであろう、雑貨店たちがもう無いだなんてね、、、とても寂しい気持ち 北風が、心をひゅるりと吹き抜けます。

ところで、私が通い詰めた雑貨屋 さんのひとつに、 majomajo market (マジョマジョマーケット)というお店があ りました。
今でもあるのかね??? それは函館市にある雑貨屋さんで、品揃えとしては文化屋雑貨店と同じようなものだったように記憶しています。
チープでカラフルで変なも のがたくさんありました。中学生の私には、雑貨の全てが刺激的で新しかった。

魚の形のペンケース、女体マドラーセットなんかを、嬉々として買っました(笑)女体マドラーは、プラスティック製のもので、女性の裸体を形どったものが10 代 ~70 代くらいと、年代別に横向きで ずらりと並んで、少しずつおっぱいが垂れていく過程を描 いているという、大変なマドラーです。 40 代くらいからおっぱいが垂れてくるので、コップの蓋にマドラーがかけられるという機能が。

majomajo market 、魔女がホウキにまたがり空を飛ぶシルエットの看板が目印 の小さな輸入雑貨店で、 そのお店には今思えば、30 代であろうお兄さんが店員さ んがレジのところにいたのを覚えています。そのお兄さんに関しては、今でも 忘れられない一コマがあります。

当日 14 歳くらいの私は、その日もワクワクしてマジョマジョ マーケットでお買い物をするべく向かっていたのですよ。買ってもらったばかりのカボチャパンツとシマシマのニーハイ ソックスを履いてご機嫌でね。

お店に入るなりその店員のお兄さんがね、 私を見て、 「オッシャレ ~~~~~~♬」とナウい感じで言ってきたのです。思わず吹き出しそうになったのと、ドギマギしたのを今でも懐かしく覚えています。お前は吉田照美か!と、14 歳の私がツッコメるわけでもなく、、、ただただ、「あはは♡ありがとうございます。ペコリ」とお辞儀をして、 ニコニコ店内を物色しながら、通り過ぎました。

そころからずっと、雑貨屋好きは治らず(笑)高校生の頃なんかは自分の住んでいる田舎から札幌へ行くたびに、文化屋雑貨店、大中などなど、雑貨屋さん巡りを楽しんでおりました。 当時私の周りでは何故かカンフーシューズが流行っていてね、 あの履き心地のあまりよろしくはない靴を、よく買っては履いていました。 何が良かったのかね?不思議よね(^^)

大学生になったころは、実家を出て一人暮らしを始めたので、休日になると街へ繰り出しては雑貨屋さんをハシゴする日々でした。散々歩いて家へ帰るための体力と使い果たすほどお店を めぐりまくって、クタクタになっていたのを思い出します。

可愛いものや怪しいものであふれてて刺激的で数百円でなんでも手に入る、わたしの心を満たすオアシスだわ♡そういえば幼稚園や小学生の頃はどうだっただろう?と、考えてみる と、近所の書店の一角にある、ファンシーコーナーで目をートにしていました。 可愛い鉛筆や、筆箱に心ときめかせて、レジを担当していたバイトの高校生のお姉さんにあこがれていました。幼稚園の時から大切にしているキティーちゃんの 安全ピンは私の宝物です。

そんな私ももう50 歳になってしまった訳ですけど、今でも良さげな雑貨屋を見つけると入らずにはいられません。雑貨屋と骨董が好きです。
きっと雑貨屋巡りをしている時の私のこころは永遠に13 歳なのだ。

突然ですが。 「チベットとインドの狂宴」byしる子

ある日、愛知県名古屋市守山区を 車で走っている時に とても気になるお寺がありました。 ナビを見るとそこには 「建国ビハーラ」の文字が!!

なぬ?建国? ビハーラですと???

私は大いに興味をそそられまして、 ネットで調べてみると、 その「建国ビハーラ」は 私が見つけたお寺の奥に存在する老人ホームの名前でし た。 ビハーラはインドの言葉で「あんらく(安楽)」なんだって。

ビハーラ、とても良い響き! 心地よさそうな施設だなと思いながらも、 ではあのお寺は一体何なの? とまたまた調べまして、 すると「強巴林」と書いてチャンバリンと読む チベット寺院だと判明しました。

お寺のホームページを見てうっとり。
ああ、愛しのチャンバリン。
おお、麗しのチャンバリン。
なんて素敵な名前、なんて素敵なお寺。

なんだかここには、いずれ行かねばなるまい。 と勝手に思っています。 楽しみだなぁ。 そんな、インドとチベットの狂宴を 名古屋市で発見しましたよ、というご報告でした。 アデュー♪

「どうしてもやめられない事」byはつ子

どうしてもやめられない事ってありますか? わたし、本来一緒に食べるものを、どうしても分けてしまう 癖があるのです。 たとえば・・・ ハンバーガーのバンズと具、サンドイッチの具とパン、 クリームを挟んだクッキーやゴーフル等。 中身と外側を分けて食べたくなってしまいます。

クリームだけをペロリと剥がして食べ、 ビスケットの部分はそのままの味で食べたくなってしまう。 本来一緒に食べるものなのに。 どうしてもそれぞれの味を確かめたくなってしまう。 なんでそうなのか?自分でもわかりません。 ラングドシャクッキーがくるくると丸まった焼き菓子なんかは どうしても、外側から、くるくる剥がしながら食べてしまうし ポッキーはチョコだけを先に味わいたい。

さすがに外でそれはやらないですけどw家ではついつい 自分だけの食べ方を楽しんでしまうのです。 どうにもそれがやめられないこと。
※ちなみに、北海道土産の「白い恋人」 ラングドシャクッキーにホワイトチョコレートを挟んであるお菓 子ですが あれは別々にして食べるとね、全く美味しくないです。 あれに関しては、もう分けません。

おススメ書籍 by はつ子

アマールカ ブック〜おやすみ編〜

チェコを代表するアニメーション作家のひとり、ヴァーツラフ・ベドジフの代表作。

チェコには”ヴェチェルニーチェク”という10分ぐらいのアニメ 番組があって、直訳すると”就寝前”と言う意味だそう。チ ェコの子ども達は、この番組を観てから 寝るという習慣があるそうです。
この本はDVDが付いていて、見ているとなんだかほっこり素敵です。

今回も、書きたい様に好きなように書きました。 お読みいただきありがとうございます。

*編集後記* 秋と言えば文化祭。 今年は文化祭も、 密を避けるために オンライン開催したりするらしいですね。 面白い時代だー。しる子

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